「NPOが元気になる資金集め」開催しました☆[2010年08月09日(Mon)]
NPO活動支援センターとして開催した研修のご報告です。
ちょっと(いや、かなり…?)遅くなってしまいましたので、私の心に残ったことに焦点をしぼってお話したいと思いますっ。
(そもそもどんな研修だったの?という方はコチラをご覧ください)
今年4月、講師の鵜尾さん(日本ファンドレイジング協会常務理事)はアメリカでアメリカのファンドレイジング協会の総会に参加していました。
2日目、ノーベル平和賞を受賞したツツ大司教の講演に鵜尾さんはしびれたと言います。
「いかなる防衛システムも、人々の怒りや絶望からくる争いから完璧に自らを守ることはできない。
一人ひとりの中のフィランソロピー精神を育てつづけること以外に、世界を平和にする方法はない」
私たちNPOが寄付を求めるとき、もしかして「すみません」とか「申し訳ない」っていう気持ちになっていることはないでしょうか?
「寄付をお願いしてすみません」ではなくて、「寄付してくれてありがとう」となったらいいなと私はいつも思っていたのですが、このツツ大司教の言葉は私にまた違った視点を教えてくれました。
鵜尾さんはそれをこんな風に解説してくれました。
「NPOがお金を集めることというのは、社会にその課題について説明し、共感を集めるということです。それは他者のために動くきっかけをNPOが与えるということになります。そしてこれが、世界を平和にする第一歩なのです」
つまり、大変だな、とか応援したいな、と思って寄付をするその気持ち=フィランソロピー精神が一人ひとりの中に育っていくことが、争いのない世界につながっていくということになるわけで。
そして私たちNPOは寄付を求めることによって、そのきっかけづくりをすることができるということなんですね
「お金が足りない、じゃぁ寄付をもらおう、でも申し訳ないな…」
そういうなんとなく後ろめたい気持ちから、
「私たちが取り組んでいるこの課題は絶対に解決したい!そのためには多くの人の協力が必要。だから寄付を求めて、この課題についての理解を求めよう!」
そんな前向きな気持ちになれたらすばらしいですね。
そして、そう言えるためには、日ごろから自分たちの活動をよく見直して、相手にきちんと伝えていかなくてはならないのだということを研修で学びました。
参加したみなさんからも、とても参考になったという声をたくさんいただきました
改めて、自分たちの活動を伝える、ということを考えていきたいと思います
(じ)
ちょっと(いや、かなり…?)遅くなってしまいましたので、私の心に残ったことに焦点をしぼってお話したいと思いますっ。
(そもそもどんな研修だったの?という方はコチラをご覧ください)
今年4月、講師の鵜尾さん(日本ファンドレイジング協会常務理事)はアメリカでアメリカのファンドレイジング協会の総会に参加していました。
2日目、ノーベル平和賞を受賞したツツ大司教の講演に鵜尾さんはしびれたと言います。
「いかなる防衛システムも、人々の怒りや絶望からくる争いから完璧に自らを守ることはできない。
一人ひとりの中のフィランソロピー精神を育てつづけること以外に、世界を平和にする方法はない」
私たちNPOが寄付を求めるとき、もしかして「すみません」とか「申し訳ない」っていう気持ちになっていることはないでしょうか?
「寄付をお願いしてすみません」ではなくて、「寄付してくれてありがとう」となったらいいなと私はいつも思っていたのですが、このツツ大司教の言葉は私にまた違った視点を教えてくれました。
鵜尾さんはそれをこんな風に解説してくれました。
「NPOがお金を集めることというのは、社会にその課題について説明し、共感を集めるということです。それは他者のために動くきっかけをNPOが与えるということになります。そしてこれが、世界を平和にする第一歩なのです」
つまり、大変だな、とか応援したいな、と思って寄付をするその気持ち=フィランソロピー精神が一人ひとりの中に育っていくことが、争いのない世界につながっていくということになるわけで。
そして私たちNPOは寄付を求めることによって、そのきっかけづくりをすることができるということなんですね
「お金が足りない、じゃぁ寄付をもらおう、でも申し訳ないな…」
そういうなんとなく後ろめたい気持ちから、
「私たちが取り組んでいるこの課題は絶対に解決したい!そのためには多くの人の協力が必要。だから寄付を求めて、この課題についての理解を求めよう!」
そんな前向きな気持ちになれたらすばらしいですね。
そして、そう言えるためには、日ごろから自分たちの活動をよく見直して、相手にきちんと伝えていかなくてはならないのだということを研修で学びました。
参加したみなさんからも、とても参考になったという声をたくさんいただきました
改めて、自分たちの活動を伝える、ということを考えていきたいと思います
(じ)