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9月6日石神井公園での樹名板整備活動報告 [2023年09月06日(Wed)]
9月6日8(水)10:00〜11:30、会員7名が参加して、石神井公園の東側ゾーンの樹名板整備作業を行いました。蒸し暑い風のない厳しい環境の中での久しぶりの活動で、予定していたゾーンの四分の三しか、回ることができませんでした。活動終了後、池淵史跡公園にまわり、イヌブナを観察しました。練馬区にこのような樹種があることは驚きです。樹名板の枚数は24枚、手直しした樹名板は3枚でした。写真の提供は長塚洋二幹事です。
@ 集合写真
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A 活動状況
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B 観察できた草木の花など
上から順にスイフヨウ(酔芙蓉・アオイ科)、ボタンクサギ(牡丹臭木・シソ科)、オミナエシ(女郎花・オミナエシ科)、キツネノマゴ(狐の孫・キツネノマゴ科)、ハナトラノオ(花虎の尾・シソ科)、イヌブナの果実(犬橅・ブナ科)、フジウツギ(藤空木・ゴマノハグサ科)です。
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以上 会長 山本憲人
Posted by 山本 at 19:43
光が丘公園樹名板整備活動の件 [2023年07月13日(Thu)]
7月12日(水)10:00〜11:30まで、今年最高気温の38.6℃を記録した猛暑の中で、Cゾーンの樹名板を見て回りました。10枚の樹名板を確認し、新規に3枚(トウカエデ、トチノキ、アキニレ)の樹名板をつけ、1枚の修正(ヤマモモモ)を行いたかったが、暑さと藪蚊に悩まされて、早めに切り上げました。参加者は5名、写真の提供者は青木美津子さんです。皆様お疲れさまでした。
〇 Cゾーンの説明とアカシデの凸凹の木肌と花穂についての解説
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〇 カエデの紅葉が見られました。気温が摂氏8℃以下にならないと紅葉は始まりませんから、珍現象です。
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〇 マテバシイが枯れていました。ナラ枯れは玉川上水散策でも各所で見られましたが、マテバシイの枯死は見かけません。
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〇 クマシデ観察 ホップのように大きな花穂と葉っぱが大きく側脈の数が20〜24対と多いのがその特徴です。
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〇 ヤマモモの壊れた樹名板を発見。
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〇 途中で水分補給の休憩をとる。
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〇 Cゾーンの各所に点在するその他の樹面板は以下の通り。アカガシ、ヒマラヤスギ、エノキ、クスノキ、コナラなど。
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〇 汗と藪蚊に悩まされた為に少し早めに切り上げ、皆でジャンボアイスを食べながら、枚数が少なくなってきた樹名板の今後の調達などについて、話し合った。
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〇 最後に集合写真を撮って解散、撮影をお願いした親子連れの奥様から、皆さん笑顔がいいですねと声掛けがありました。お疲れさまでした。
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以上 会長 山本憲人

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Posted by 山本 at 09:33
第4回神田川周辺散策の報告 [2023年07月11日(Tue)]
7月10日(月)、36.5℃の猛暑の中、13名が参加して、第4回目の神田川周辺散策を実施しました。暑い中でしたが、全員無事に完歩。出発点は中野富士見町駅、今回の終点はJR東中野駅の4.5qです。所要時間は9:30〜11:30でした。写真のご提供は長塚幹事役です。
〇 集合時の様子と準備体操及び出発前の集合写真
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〇 神田川の流れ 川幅がぐっと広くなっています。
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〇 テリハイカダカズラ(オシロイバナ科・ブーゲンビリア属・原産地南アメリカ) つる性植物。花は3個の苞と3個の小花からなります。若い幹に鋭い刺があるのも特徴です。
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〇 カポック(シェフレラ・ウコギ科・中国南部・台湾原産)カポック(シェフレラ)とは本来、アオイ科セイバ属の植物パンヤ(パンヤノキ)のことです。パンヤ(カポック)とシェフレラの葉が似ていることから、シェフレラがカポックを呼ばれるようになりました。

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〇 コムラサキ(小紫・シソ科)ムラサキシキブの園芸種で、ムラサキシキブが葉っぱの付け根に花序をつけるが、本種は花柄があります。花も葉っぱも小さいのもその特徴です。
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〇 ムクゲ(木槿・アオイ科)とタカノハススキ(鷹の葉薄・イネ科)とサルスベリ(百日紅・ミソハギ科)

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〇 アメリカノウゼンカズラ(亜米利加凌霄花・ノウゼンカズラ科)北アメリカ原産、ルリマツリ(瑠璃茉莉・イソマツ科)南アフリカ原産、瑠璃色が暑い夏に涼し気に写る、ワルナスビ(悪茄子・ナス科)北アメリカ原産の多年草、ギンバイカ(銀梅花・フトモモ科)地中海沿岸原産、マンリョウ(万両・サクラソウ科)などが見られました。
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〇 ビル街に出てきて、JR東中野駅まで到着、集合写真です。皆さん、本当にお元気でした。お疲れさまでした。
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以上 会長 山本憲人
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Posted by 山本 at 11:26
第3回神田川周辺散策 [2023年05月27日(Sat)]
5月26日(金)9:30下高井戸駅に13名が集合して、5月の薫風の下、中野富士見町駅までの4.5qを散策しました。写真の提供者は、長塚洋二幹事兼写真担当及び倉地京平副会長です。今回の散策コースでは、環七手前の神田川取水池の設備や善福寺川との合流などの変わった風景も見られました。それに加えて、初夏にふさわしい草木の花々や果実などを観察することができました。集合の様子から解散までを時系列にしたがって、報告します。
〇 下高井戸駅に集合して、スタート地点で準備体操後、今日のコースの概要を説明。
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〇 ヒペリカム・ヒドコート(オトギリソウ科オトギリソウ属)及びビヨウヤナギ(美容柳・同科同属)並びにキンシバイ(金糸梅・同科同属)とが葉っぱの付き方や花の形が違うことについて説明。写真はヒペリカム・ヒドコート。
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〇 ヒルガオ(昼顔・ヒルガオ科)よく似たコヒルガオとの比較では、本種は花が大きく、花柄の翼がないこと及び時期が少し遅いことなどコヒルガオとの違いを説明。
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〇 スイカズラ(吸い葛・スイカズラ科)の花がまだ残っていました。本種は金銀花とも忍冬ともいわれます。白色から黄色に変化します。忍冬は冬場でも緑の葉っぱを残しているからの名といわれています。
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〇 クリ(栗・ブナ科)の花が真っ盛りでした。ここではクヌギの葉っぱとの違いである、禾の部分にも葉緑素があることを説明。
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〇 ユズ(柚・ミカン科)の果実が鈴なりでした。ミカン科の特徴である単身複葉を説明。
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〇 キキョウソウ(桔梗草・キキョウ科)別名はダンダンキキョウというらしい。上に段々に咲いていくようです。本種の名前は今回初めて教えられたものです。
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〇 カシワバアジサイ(柏葉紫陽花・アジサイ科)他にもちらほら各種のアジサイが咲き始めていました。本種は他のアジサイに比較して、開花が早いようです。
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〇 ジューンベリー(バラ科ザイフリボク属)休憩場所で見つけた樹木で、何人かがその実を味わっていました。
本種はザイフリボク(采振木・同科同属)のアメリカ版です。ザイフリボクは冬芽が三大美芽の一つに数えられています。
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〇 シモツケ(下野・バラ科)本種は木本類で、葉っぱの切れ込みがないことから、シモツケソウ(下野草・同科)草本類と区別しています。
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〇 タブノキ(椨木・クスノキ科)の果実が観察できました。
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〇 カルガモ(軽鴨・カモ科)の親子が神田川を泳いでおり、衆目を集めていました。遅れた子鴨一羽もやっと集団に追いついた。
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〇 ハンカチノキ(ミズキ科)の果実が見えました。
果実は堅果で複合果でありとても硬くて、なかなか割れません。
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〇 マテバシイ(馬刀葉椎・全手葉椎・ブナ科)の花と果実が同時に観察できました。
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〇 神田川・環状七号線地下調節池の画像です。集中豪雨による洪水水害から東京都心部を守るために環七の地下に長大なトンネル状の地下調整池が造られています。
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〇 ビヨウヤナギ(美容柳・オトギリソウ科)が観察できました。立派な雄しべと葉っぱの付き方が十字対生がその特徴です。
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〇 ツタバウンラン(蔦葉海蘭・オオバコ科)地中海原産のつる性多年草。ムラサキサギゴケ(紫鷺苔・ハエドクソウ科)やトキワハゼ(常盤爆・同科)に花は似るが、葉っぱの形が円形、扁円形で掌状に5〜7浅裂することに特徴があります。
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〇 善福寺川と合流 右手が神田川で左手が善福寺川です。
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〇 ワルナスビ(悪茄子・ナス科)米国南東部原産。世界中に外来種として帰化しています。刺がその特徴です。
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〇 コノテガシワ(児手柏・ヒノキ科)の若い果実、金平糖のようです。
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〇 やっと、全員無事に中野富士見町駅に到着。11時45分でした。
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以上 会長 山本憲人





Posted by 山本 at 13:53
玉原湿原とブナ平のハイキング報告 [2023年05月19日(Fri)]
5月17日(水)季節外れの晴天の夏日、マイクロバスを仕立てて参加者19名を玉原湿原(1100m)とブナ平(1300m)のハイキングに案内しました。ご本人の申告に基づき、健脚コース10名とそうでないコース9名に分かれて、それぞれ新緑のブナの森を満喫しました。皆様それぞれにフィトンチッドを一杯に吸い込んで、森林浴を楽しんでいただけたと自負しています。全員無事に帰還できて、安堵しました。
写真の提供者は長塚洋二助教授(今回2班の班長をお願いしたところ、2班の参加者の方から「ふりかえり」で”助教授”と命名されたものです)、倉地副会長、山本修様、井上由紀様、片岡洋子会計担当、青木美津子様です。有難うございました。
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〇 出発前の集合写真と準備運動
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〇 フデリンドウ(筆竜胆・リンドウ科)とオオタチツボスミレ(大立坪菫・スミレ科)2枚 距が白くて太い。日本海植生といえるスミレでしょう。
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〇 ミズナラ(水楢・ブナ科)の樹皮と雄花の説明
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〇 湿原に入る前に観察できた植物たち ナナカマド(七竈・バラ科)の蕾、オオウバユリ(大乳母百合・ユリ科)ウバユリの変種で葉っぱの状態にあります。日本海植生の植物。ミツバアケビ(三葉木通・アケビ科)の雄花で本種は雌雄同種。現場では三つ葉であることを確認しました。
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〇 カエデの仲間(楓・ムクロジ科カエデ属)を纏めておきます。上からの順にウリハダカエデ(瓜肌楓)、イタヤカエデ(板屋楓)、ウリハダカエデ(瓜肌楓)、ハウチワカエデ(羽団扇楓)2枚、ウリカエデ(瓜楓)2枚と思われます。
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〇木道を歩く玉原湿原で観察された草木の花などを以下纏めました。・ミズバショウ(水芭蕉・サトイモ科)がわずかに残っていました。・タムシバ(噛柴・モクレン科)コブシの日本海植生の一つ。写真は下見の時のもの。・ムラサキヤシオツツジ(紫八汐躑躅・ツツジ科)2枚 別名ムラサキヤシオ 日本海植生の一つ。・ハクサハクサンタイ(白山大戟・トウダイグサ科)の葉っぱの様子。トウダイグサ科らしい花を6月頃に咲かせます。日本海植生の一つ。・クロサンショウウオ(黒山椒魚・サンショウウオ科)3枚 白濁した卵塊も見られました。
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〇 爽やかなブナ林の散策やブナ平のハイキングの様子を報告しておきます。まず、2班からの投稿写真です。
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以上に加えて、2班より2枚の興味深い投稿がありました。エゾユズリハ(蝦夷譲葉・ユズリハ科)の蕾の様子です。これも日本海植生の一つで、ユズリハが大雪のために大きくなれないことから、矮小に形を変えています。バスの中で説明しましたヤブツバキとユキツバキの関係と同じ現象です。二枚目の写真はブナの殻だそうです。
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次に、1班のブナ平のハイキングの様子とトピックスを報告します。見渡す限りのブナの新緑の森の散策は最高でした。ところどころに300年、400年の風雪に耐えたその巨木の雄姿に感銘を受けたものです。
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ブナ地蔵と名付けられたブナがありました。膝根がお地蔵さまのように見えます。
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ミズメ(水目・水芽・カバノキ科)別名アズサ(梓) 皇室の方々はそれぞれの「お印」を用いるしきたりがあり、別名のアズサが新天皇陛下の「お印」です。沼田の銘木百選の一つのようです。樹皮はサクラ類によく似ています。幹や枝を傷つけるとサリチル酸メチルの匂いがするもの特徴の一つです。
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ダモ岩という珍しいアオダモ(青梻・モクセイ科トネリコ属)の根が岩を抱き込んでいるものです。このアオダモかなり衰退していましたが、枝先に羽状複葉の新葉を出していました。
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最後になりますが、帰りのバスの中での「ふりかえり」で印象に残ったとおっしゃる方が多かったアスナロ(翌檜・ヒノキ科)を取り上げておきます。本種は、気孔帯がWの形をしており、葉っぱが分厚いのがその特徴です。写真はその樹皮と葉裏の様子。
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〇 整理運動とマイクロバスを背景にした集合写真。

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追伸 谷川岳の雪渓の写真やラムズホーンの写真なども投稿がありましたが、省略します。
以上 会長 山本憲人
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Posted by 山本 at 22:49
石神井公園ボート池での樹名板整備活動報告 石神井公園ボートでの樹名板整備活動報告 [2023年05月09日(Tue)]
5月8日(月)10:00〜12:00、石神井公園ボート周辺の樹名板整備活動を行いましたので、報告します。朝方まで、雨模様で実施が不安視されましたが、幸い予報通り、雨は上がりました。しかし、気温が3月並み低く、寒い日でした。ご参加の9名の方々はお疲れさまでした。写真の提供者は長塚洋二幹事です。
@ 出発前の光景
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A センダン(栴檀・センダン科)5〜6分咲、”栴檀は双葉より芳し”のセンダンとは違うことを説明し複葉と単葉の違いを確認


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B 近くあったスイカズラ(吸い葛・スイカズラ科)を観察、別名を金銀花というが、色は銀から金に変化します。また、忍冬ともいい、冬場も緑の葉っぱをつけて、冬を耐え忍んでいるからとも。
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C エノキとムクノキの違いを解説。エノキはムクノキに比べると葉っぱもすべすべしているし、葉脈も端まで届かいし、果実も赤いままで、とにかく、中途半端な樹木であると。

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D イボタノキ(水蝋の木・モクセイ科)ほぼ満開でした。イボタロウムシの分泌する「いぼた蝋」は、蠟燭の原料となります。ただし、石神井公園の本種は幾箇所かにありますが、これまで見たことはありません。

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E ラクウショウの前で、単葉と複葉の違いを再度解説。葉っぱの付け根に芽があるかどうかの違いです。
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F クヌギの樹名板を整備します。

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G 策に食い込んがトウカエデの幹 サイトカイニンが異常に分泌された結果です。

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H イイギリ(飯桐・ヤナギ科)の雄花 イイギリは、ご存じ様に雌雄異株です。

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I シラカシの樹名板

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J シャリンバイ(車輪梅・バラ科)の花 ここでは本種の葉裏を観察。
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K セッコク(石斛・ラン科)近所の庭先に咲いていた着生ラン、本種はピンク色が濃かった。高尾山のセッコクが有名です。

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L 樹名板の作成の様子。この樹名板の取り付けは時間の関係で次回以降にしました。また、板の在庫が少なくなってきたので、調達をどうするかも検討しました。

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M 帰り道でハコネウツギ(箱根空木・スイカズラ科)を見かけました。
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N さらに、ブラシノキ(フトモモ科)とオダマキの仲間が咲いていました。この時期はまだ歩けば、新しい草木の花に出会えますね。
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以上 会長 山本憲人

Posted by 山本 at 10:00
2023年4月19日 光が丘公園樹名板整備活動報告 [2023年04月19日(Wed)]
4月19日(水)、恒例の光が丘公園での樹名板整備活動をしましたので、報告します。参加者は6名で、最高気温24℃、晴天の夏日のようでした。今回の整備対象はBゾーンで、既存分11種で12枚の確認作業と新規に作成2枚(カヤとサンゴジュ)です。
写真の提供者は長塚洋二幹事さんです。
体育館前に集合10:00
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イチョウを観察(雄花と乳根)
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それから、Bゾーンの一部を見て回り、確認作業を行いました。

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ドイツトウヒの新葉及びヒトツバタゴとカヤの花を観察
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新規に2名の樹名板を作成





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最後にジャンボアイスで暑さ凌ぎをしました。

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以上 会長 山本憲人


Posted by 山本 at 21:27
結城農場サクラ観察会の報告 [2023年04月13日(Thu)]
4月12日(水)マイクロバスをチャーターして、栃木県にある日本花の会結城農場で出かけ、サクラ観察会を行いました。この結城農場は日本で有数の桜の苗木を育てて、販売しているところで、桜見本園には約400種類の桜が収集されています。今年はサクラの開花が早く、一重咲のものはほぼ終わっており、八重咲や菊咲、段咲の栽培品種のサクラを堪能することができました。参加者は会員18名で、特別参加の安藤三男さん(僕の津山高校の同窓生)の19名です。写真の提供者は、長塚洋二幹事、山本修氏です。
到着後、園内の概要を説明
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次に、準備体操(講師は片岡会計担当)


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続いて、この農園の支援者であるコマツより出向の専門家の方から、サクラの接ぎ木の説明を受けました。


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いよいよ、それぞれ個別のサクラの観察です。
〇 10色ザクラの並木通り
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〇 イチヨウ(一葉) 葉化した1本の雌しべと雄しべの花弁化が見られます。
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〇 フゲンゾウ(普賢像)葉化した雌しべ2本を普賢菩薩の乗った像に見立てもの。 
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〇 アーコレード 英国育成の栽培品種 半八重咲
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〇 メイゲツ(名月) 白色の一重咲きです。
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〇 ショウゲツ(松月)葉化した雌しべが2本をマツの葉っぱに見立てたものです。
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〇ハナガサ(花笠) 大輪咲の花を形が花笠に似ていることからの名。
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〇 ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)エドヒガンの特徴(顎頭がつぼ形で毛が多い)も出ています。
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〇 ハタガサネオオシマ(旗重大島)白色 一重八重咲 花弁化した雄しべが旗を重ねた様子が見て取れます。 
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〇 ウコン(鬱金)淡い黄色の花が咲くことで有名な栽培品種です。
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〇 タイハク(太白)英国の桜研究家イングラムが日本から持ち帰り、栽培していて、日本に里帰りした栽培品種
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イチヨウの桜の下での19名の集合写真です。
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サクラ観察を午後2時頃に終え結城農場を後にして、とちぎ花センターに移動し、みかも山公園でマルバアオダモ(丸葉青梻・モクセイ科トネリコ属)の落葉小高木の花を観察して、その後枝を拝借して、ペットボトルで青白く光る実験をしました。若干色は薄かったものの、確かに水は変色していました。二輪咲いていたミズバショウも見ることができました。
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この観察会の終わりに栃木の地場で採れた野菜、苺、苗木などを売っている”いわふねフルーツセンター”に立ち寄り、新鮮で安価な買い物を楽しんでもらいました。
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以上 会長 山本憲人







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Posted by 山本 at 23:39
第2回神田川周辺散策 [2023年03月21日(Tue)]
3月20日(月)晴天の下、高井戸駅から下高井戸までの第2回目の神田川周辺散策を実施しました。WBCの野球実況中継を観るために、3月22日(水)の日程を上記に変更しての実施としました。変更により参加できなかった方々には、お詫び申し上げます。参加者は11名、春爛漫の川沿いを楽しく散策できました。写真の提供者は長塚洋二様、山本修様です。素敵な写真をありがとうございます。
高井戸駅での集合写真
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準備体操の風景





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〇 ヤマモモ(山桃・ヤマモモ科)の雌雄異株が見られる。下は雄花の写真。


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〇 ヒュウガミズキ(日向水木・マンサク科)が満開だった。同科同属のトサミズキに比して、花穂が短いのがその特徴です。


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〇 ソメイヨシノは、全体に2〜3分咲きでしたが、ここの川べりは8分咲きです。下の写真はエドヒガンとオオシマザクラの園芸品種で、その特徴を説明しているものです。顎筒の形も毛の有無もエドヒガンの特徴がより出ているのが、本種です。





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〇 シダレザクラ(枝垂れ桜・バラ科)エドヒガンの変種とされるシダレザクラについて、壺型の顎筒と毛深いことを説明しているものです。

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〇 シナレンギョウ(支那連翹・モクセイ科)も満開です。同種同属のレンギョウとは、枝の断面を見れば、分かります。シナの方は枝の断面が梯子状になり、レンギョウの方は空洞です。また、チョウセンレンギョウという種も時に見られますが、葉っぱの幅が広く、鋸歯が多くで、全体に鋭い感じがあります。右の写真はダイミョウチクといわれる時々庭木に見られる枝から出る葉っぱが重なるのがその特徴です。
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〇 ハチジョウキブシ(八丈木五倍子・キブシ科)花穂が普通のキブシより長いのがその特徴で、名の通り、八丈島や大島に自生するキブシの変種です。


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すべての武蔵野平野を流れる河川のみられる下水道が大雨などで満水になった場合の臨時の排水溝です。

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〇 ソメイヨシノと同時期に開花するジンダイアケボノ(神代曙)ソメイヨシノがてんぐす病に弱いことから、風情がソメイヨシノに似た本種が急速に普及しつつあります。
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〇 オウバイ(黄梅・モクセイ科) 半つる性の落葉低木です。練馬区の向山庭園で初めて見ました。
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下高井戸駅近くで完歩の集合写真

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以上 会長 山本憲人
Posted by 山本 at 15:32
2月1日の野鳥観察会 [2023年02月02日(Thu)]
2月1日(水)に石神井公園のボート池と三宝寺池を散策しながら、水鳥や森の鳥などを観察しました。参加者は講師2名を含めて、10名でした。最後に鳥合わせを行い、声を聴いただけの鳥も含めて、水鳥・水辺の鳥13羽、陸の鳥9羽でした。
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上から、キンクロハジロ、ダイサギ、カイツブリ、アオサギ、オナガガモのメスとオオバンでした。
以上 会長 山本憲人
Posted by 山本 at 10:35
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