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5月の散歩 [2021年05月13日(Thu)]
緊急事態宣言発令下ではありますが、季節を先取りする形で草木の花は咲き誇っています。例によって木本類と草本類に分けて、解説を加えながら紹介します。
〇 ヤマボウシ(山法師・ミズキ科)日本固有種です。米国産のハナミズキに少し遅れて咲いています。例年だと梅雨の頃に開花します。特徴は、果実は秋になると赤く熟して食べられること、樹皮が所々うろこ状に剥がれることなどです。
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〇 エゴノキ(別名チシャノキ(苣木)・エゴノキ科)身近な里山や山地に生息しています。特徴は、初夏に白い花が一斉に開花して、雪のように散る美しい樹木です。本種の果実は有毒のサポニンを含み、口に含むと「えぐい」のでこの名があります。石鹸の代用にもされてきました。
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〇 センダン(栴檀・センダン科)本種は葉っぱが2回羽状複葉の珍しい木です。「栴檀は双葉より芳し」のセンダンはビャクダン(白檀)のことで、まったくの別種です。
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〇 シャリンバイ(車輪梅・バラ科)本来の生息地は海岸近く、海風を受けるために葉が厚くなっています。葉の裏側が細かい網目状になっていることが特徴です。車輪状に葉や枝がつくことからの名前です。
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〇 ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉・ナス科)去年もブログで紹介しましたが、花の色が紫色から白色に変化することや香りがいいことなどから庭木などにして植えられており、この時期に開花します。南米産の外来品種です。ナス科の植物は毒性の物質を含むものが多く、本種も有毒植物です。
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〇 ザクロ(柘榴・ミソハギ科)西アジア原産。庭木や植栽にされ、果実が重宝されています。枝先がトゲ状になるのが特徴です。
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〇 ハギの仲間(萩・マメ科)ハギの種の同定は難しいので、仲間としておきます。花期は6〜9月、秋の花のイメージがありますが、もう開花していました。
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ここから、草本類です。
〇 セッコク(石斛・ラン科)樹上や岩上に着生しているランです。鎌倉時代に中国から観賞用に移入されたものです。毎年、この月の末に高尾山では本種の観察会を行っていますが、今年はコロナで中止でしょう。高尾山では、スギの木の高い樹上に多くの本種が咲き乱れています。
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〇 ヒルガオ・コヒルガオ(昼顔・小昼顔・ヒルガオ科)去年はうまく写真に写せなかったこの2種の違いが分かる写真が今年は撮れました。ヒルガオは花柄に翼がなく、コヒルガオにはあるということです。翼といっても見た目にはギザギザがあるかないかように見えるだけです。名前の通り、コヒルガオは花が小さいといわれていますが、明確ではありません。上がコヒルガオ、下がヒルガオです。
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〇 ドクダミ(蕺草・ドクダミ科)この花も盛りは6月です。民間薬として古くから利用されてきました。10種の薬効があることから「十薬」と呼ばれています。十字の総苞片上に花柱が3裂した3本の雌しべと3本の雄しべをもった小さな花が一杯ついています。八重咲のものもあります。
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〇 コバンソウ(小判草・イネ科)黄褐色に熟した小穂を小判に見立てものです。ヨーロッパ原産の1年草です。明治時代に観賞用として移入されたものですが、野生化しています。
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以上 会長 山本憲人
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Posted by 山本 at 13:41
5月の散歩 [2021年05月03日(Mon)]
5月2日(日)夕方から久しぶりに都立石神井公園、三宝寺池に出かけてみました。緊急事態宣言下でも親子連れで楽しむ人々が多く、おまけに公園飲みで酔いつぶれている方も見受けらます。隣の松の風公園が区立であることから閉園していることも関係しているようでした。例によって、木本類と草本類に分けて解説しておきます。
〇 トチノキ(栃木・ムクロジ科)冷涼な山地の沢沿いに普通に見られる高木です。掌状複葉の葉と円錐花序の花が特徴です。
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前回のブロブでセイヨウトキノキとキリの解説で”逆さ円錐花序”と説明したくだりがありましたが、間違いです。訂正してお詫びします。逆さ円錐花序はフジなどに見られる花序です。
〇 イボタノキ(水蝋木・疣取木・モクセイ科)山野の明るいヤブや林内に点々と見られる落葉低木です。イボタロウムシが寄生して「いぼた蝋」を採り、蠟燭などに使われます。石神井公園では、この虫が寄生しているのは今まで見たことがありません。
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〇 トキワサンザシ(常磐山査子・バラ科トキワサンザシ属)普通、本種とカザンデマリ(花山手毬・同種同属)とタチバナモドキ(橘擬・同種同属)を合わせて、”ピラカンサ”と呼んでいます。ピラカンサという種はないことに注意が必要です。秋から冬に赤い果実を枝いっぱいに付ける姿は印象的です。なお、本種がトキワサンザシであることは、他のグループが付けた樹名板によっています。
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〇 常緑ヤマボウシ(ミズキ科・ヤマボウシ属)日本原産の落葉する普通のヤマボウシの開花を探しに行く途中で見かけたもので、中国原産です。庭木として愛好している家が増えているようです。
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〇 スイカズラ(吸蔓・スイカズラ科)常緑、半常緑のつる性植物です。名の由来は、甘い蜜を吸うことができることで、別名を金銀花、忍冬といい、花の色が白から黄いろに変わり、冬でも緑の葉っぱを保っていることからの名前です。本種は少し盛りは過ぎていました。
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〇 オオカナメモチ(大要黐・バラ科)の樹木が枯れかかっています。もう1本別の場所にあった木も伐採されて1本だけ残っていたのが、そんな状態になっており、非常にショックでした。これで、この種は石神井公園から消滅してしまいます。
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〇 クロマツ(黒松・マツ科)ケヤキ、エノキ、ムクノキなどの落葉高木に挟まれても、力強く大空に向かって伸びている本種があることに改めて気づかされました。写真中央の樹冠の明るい部分です。クロマツといえば、日本では数が少ない真鶴半島のクロマツの自然林を思い出します。
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ここからは、草本類です。
〇 オオハンゲ(大半夏・サトイモ科ハンゲ属)テンナンショウ属と似ていますが、本種は雌雄同株、テンナンショウ属はふつう雌雄異株、仏炎苞の中に肉穂花序がありますが、本種は肉穂花序の下部は仏炎苞に合着しています。同科同属のカラスビシャクと似ていますが、同種は3小葉からなり、花茎は葉より高くなります。本種は単葉で3分裂、花茎は花とほぼ同じ高さです。花期は6月〜8月のようです。

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〇 クサノオ(瘡の王・ケシ科)日当りのよい草地に生える越年草です。葉や茎をちぎると黄色の乳液がでるのが特徴です。まだ、咲いていたので、掲載しておきます。
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〇 オヤブジラミ(雄藪虱・セリ科)小花柄が2〜4個と少ないので本種とわかります。よく似たヤブジラミは小花柄が4〜10個と多いことから区別しています。本種も4月から咲いていたもので、種ができていました。
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〇 アメリカフウロ(アメリカ風露・フウロソウ科)北アメリカ原産の1年草です。昭和初期に渡来して各地に帰化しています。道端で偶に見かけます。
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以上 会長 山本憲人
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Posted by 山本 at 11:56
4月の散歩で見つけた草木の花など [2021年04月29日(Thu)]
4月は草木に色々な花が咲き、散歩の目を楽しませてくれました。特に浜田副会長よりのラインでの投稿が多く寄せられています。有難うございました。一方、季節を先取りする草木の花も多くて、地球温暖化による異常気象も心配されます。木本類と草本類に分けて、整理しました。まずは、木本類です。
〇 ハクウンボク(白雲木・エゴノキ科)この花も本来は5月頃から咲き始める花です。エゴノキの花を連結したような花が白雲に見えることからの名前です。短枝では大きな葉っぱに小さな葉っぱが2枚セットのつき方することが特徴です。
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〇 キリ(桐・キリ科)この花も5月からの花です。山行では遠方にこの紫色の円錐花序を逆さまにした花の咲いているのを見ることがあります。
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〇 セイヨウトチノキ(西洋栃木・ムクロジ科トチノキ属)マロニエとも呼ばれます。この花も平年だと5月からの開花です。花の形はキリと同様に円錐花序を逆さまにしたようなものです。
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〇 テイカカズラ(定家蔓・キョウチクトウ科)つる性植物。名前の由来は巷間に流布しており、省略します。この花も本来は5月の花です。ジャスミンに似た芳香があります。秋には綿毛のついた種をつくり、キジョランのそれとの比較もおもしろいです。
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このまでが木本類の花でしたが、すべて例年よりも早咲きです。ここから草本類の紹介です。
〇 キンラン(金蘭・ラン科)その名の通り、黄色です。
山野の林内に生息しています。季節通りの花です。
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〇 ギンラン(銀蘭・ラン科)黄色のキンランに対して、白い花が咲くことならの名前です。生息地も同じ、開花の時期も同様です。
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〇 エビネ(海老根・ラン科)地中に球状になった偽鱗茎があり、これが横に連なっている形をエビに見立てたものです。キンラン、ギンラン同様に山行で見つけると嬉しいものです。
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〇 アマドコロ(甘野老・ユリ科)黄白色の根茎がヤマノイモ科のオニドコロに似ていて、甘くて食用になることからの名前です。特徴は茎に稜があることです。「アマドコロ角ドコロ」と覚えるようです。
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〇 カキツバタ(杜若・アヤメ科)本種がもう咲いたのですね。アヤメ科のアヤメ・ノハナショウブとの見分け方は既にレポート済みですから、省略します。外花被片に白色の班紋が見えます。
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〇 スズラン(鈴蘭・キジカクシ科)山地や高原の草地に生息しています。別名をキミカゲソウ(君影草)、葉の陰に隠れるように咲いている花を模したものです。
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〇 ムシトリナデシコ(虫取撫子・ナデシコ科)原産地はヨーロッパ、名前の通り、茎上部の下に粘液を分泌する器官があり、アリなどの侵入を防いでいます。この花の開花は5月からですが、もう咲いていました。
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〇 ヤマシャクヤク(山芍薬・ボタン科)山地に生える高さ30〜60pの多年草です。果実は袋果で赤く熟します。
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〇 ネモフィラ(ムラサキ科)ひたち海浜公園で咲いていることから、一躍有名になった種です。鉢植えなどが散歩の途中でよく見られます。
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〇 チェリーセージ(シソ科)メキシコ原産のサルビアで、標高2,400mに生息しています。別名ホットリップス 日本では園芸品種として、植えられています。花期が4月から11月と非常に長いので、いつでも咲いているように思われるかもしれませんね。
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以上 会長 山本憲人
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Posted by 山本 at 17:26
奥多摩周辺の散策 [2021年04月28日(Wed)]
「まん防」下ではありましたが、緊急事態宣言前のゴールデンウイーク前をねらい、友人と二人で、23日(金)に奥多摩に行ってきました。JR青梅線で乗降客がもっとの少ない無人の白丸駅で下車、川合玉堂が愛したといわれる散歩道を散策して、大多摩ウォーキングトレイルを奥多摩駅までハイキングしたものです。春は「山笑う」と申しますが、その通りの景色が見られまた。
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玉堂の散歩道では、オオデマリが庭先に植わっており、アジサイのような大きな花を咲かせています。本種は、レンプクソウ科ガマズミ属の栽培品種で庭木です。
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白丸湖及びウォーキングトレイル周辺の随所で、薄紫色の花を満開に咲かせた野生のフジ(既に詳解済み)を見ることができました。
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ウォーキングトレイルでは、バイカウツギ(梅花空木・アジサイ科バイカウツギ属)の白い花やミヤマキケマン(深山黄華鬘・ケシ科)の群生に感動しました。他にもセリバヒエンソウがまだ残っていました。
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以上 会長 山本憲人

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Posted by 山本 at 21:02
4月21日光が丘公園での樹名板整備活動報告 [2021年04月23日(Fri)]
4月21日(水)光が丘公園のCゾーンで10:00〜12:00まで、樹名板の整備活動を行いました。好天に恵まれ、暑いほど気温でした。参加者は10名(新人1名)です。今回は同園を3つのゾーンに分けて初めての活動で、まず、私の方からゾーニングの説明をしました。1619052991489.jpg

アカシデの花穂が見られたことから、イヌシデ、クマシデの解説をして、新たにアカシデの樹名板を作成、取り付けを行いました。
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順次、ペンキの剥がれた樹名板を整備したり、新規にサンゴジュのそれを作成したりしながら、Cゾーンを巡回します。
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途中で、ヒトツバタゴ(一っ葉田子・モクセイ科ヒトツバタゴ属)の花を観察しました。
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これが、ハナミズキの下での参加者の集合写真です。
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Cゾーンに付けている樹名板は14種、15枚であることを確認し、解散しました。
以上 会長 山本憲人

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Posted by 山本 at 07:29
4月散歩で見つけた草木の花など [2021年04月18日(Sun)]
近所を散歩していると意外な処に意外な花を見つけて、嬉しくなります。楽しみはそんな意外性にあるのでしょう。
一部 浜田副会長よりの写真を引用しています。
〇 ムベ(郁子・アケビ科)別名トキワアケビ、アケビとの違いは常緑であること、葉っぱが3〜7枚の掌状複葉であること、雌雄同株であること、果実は熟しても割れないことなどなど。
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〇 セイヨウカンボク(西洋肝木・レンプクソウ科カマズミ属)分布はヨーロッパに広く分布しているようですが、日本では庭木などに植えられています。一見するとアジサイのように見えますが、こんな名前の落葉低木のようです。3裂する葉っぱがその特徴です。
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ツツジの仲間は、野生種、園芸種ともに種類が多くて、分類も諸説があって厄介なグループです。植え込みのツツジは、ヒラド、キリシマ、サツキが多い。これらは冬も半分ほど残る半常緑樹です。その内の2種を取り上げます。
〇 ヒラドツツジ(平戸躑躅・ツツジ科ツツジ属)長崎の平戸から広まった雑種由来の栽培品種群です。花も葉も丈も大きい。
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〇 キリシマツツジの八重咲種(霧島躑躅・同科同属)ヤマツツジとミヤマキリシマの雑種で、鹿児島県霧島で生産、葉が小型であることはサツキツツジに同じです。本種はその種の八重咲種のようです。
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〇 ドウダンツツジ(満天星躑躅・ツツジ科ドウダンツツジ属)葉の出る前に白い花が一面にぶら下がっている様子が満天の星のように見えたことによります。
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〇 シャリンバイ(車輪梅・バラ科) 写真はモッコクモドキと呼ばれるシャリンバイの一種のようです。学名もシャリンバイと同じでややピンク色が強く、時期的にも1か月程度早咲きのようです。別名オキナワシャリンバイと呼ばれています。
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〇 レッドロビン(バラ科カナメモチ属)生垣で赤い若葉が目立っています。本種はオオカナメモチとカナメモチから作られた栽培品種です。強剪定の為になかなか花を見ることができません。また、栽培品種であるために雄しべが白くて花粉が出ないようで不稔です。
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草本類もいろいろな初夏の野草の花などが咲き始めています。
〇 ユウゲショウ(夕化粧・アカバナ科)道端に楚々として咲いていました。原産地は南米から北米南部。夕方ではなく、昼間からも咲いています。
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〇 ペラペラヨメナ(キク科)中央アメリカが原産地といわれています。本種は秋の真鶴半島での自然観察会の時に住宅の石崖で初めて見ました。色々な名前で呼ばれていますが、ゲンペイコギクというのがいいですね。白色からピンク色に色変わりします。
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〇 オダマキの仲間(苧環・キンポウゲ科)本来は山地や林縁に生息する植物ですが、園芸用に売られています。初夏の尾瀬で観察したことがあります。
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〇 アヤメ(菖蒲・アヤメ科)アヤメとカキツバタとノハナショウブとの見分け方は、外花被片の文様によります。アヤメは黄色の網目文様、カキツバタは白い斑紋、ノハナショウブは淡黄色の小さな斑紋が見られます。これからの時期、公園などで観察してみてください。
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〇 ムラサキハナナ(紫花菜・アブラナ科)別名ショカッサイ・オオアラセイトウ)3月から咲き始めていた中国原産の菜の花。群生していたことともう種ができていたことから取り上げておきました。
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以上 会長 山本憲人
Posted by 山本 at 09:56
4月散歩で出会った草木の花など(京王百草園) [2021年04月14日(Wed)]
「まん延防止措置」宣言の直前に京王百草園に出かけてきました。最寄りの駅は京王線の百草駅ですが、聖蹟桜ヶ丘駅よりの散歩です。同園は梅林が有名で、古くは若山牧水などの文人も愛着を懐いていたようです。ウメの木が多く見られ、たくさんのかわいい実を付けていました。散歩の途中で出会った草木の花などを合わせて紹介しておきます。
〇 アリアケスミレ(有明菫・スミレ科)前回のブログでスミレの一般的な説明はしましたので、本種の特徴のみを記述します。まず、葉は披針形で先端まで一定、花は白色、本種の色は白色から淡紫色・濃紫色まであるようですが、白色でした。距は太くやや短いなどが同定の根拠です。
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〇 シジミバナ(蜆花・バラ科シモツケ属)見間違いそうなコデマリと並んで咲いていました。中国原産で、庭木などに植えられているようです。花柄が長いのが特徴です。
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〇 コデマリ(小手毬・バラ科シモツケ属)落葉の低木で、小さな手毬のように見えることからの名前です。
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〇 ムラサキサギゴケ(紫鷺苔・ハエドクソウ科)地面いっぱいに伸びていました。トキワハゼ(常磐櫨・同科)と見間違えないようにしましょう。サギゴケの方は下唇の文様がまだらになっています。トキワハゼの方は文様が階段状になっています。
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〇 シャクヤク(芍薬・ボタン科)中国東北部原産の多年草。ボタンとの違いはボタンが落葉低木であるのに対して本種は草本類で草質が残ります。背丈もボタンが2m程度になるのに対して、草丈は80pほどです。どちらも薬用として中国から移入されましたが、その後観賞用に品種改善がなされてきました。本園の本種があまりにも美しく、豪華であったので、掲載しておきます。
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〇 フジ(藤・マメ科)別名ノダフジ この花も5月が開花の花です。練馬区内でもあちらこちらでフジの花が咲き始めています。因みに蔓の巻き方は横から見たときに左が上になっているので左巻きです(異論もあるようですが)。
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〇 ヤマブキソウ(山吹草・ケシ科)この花は、赤塚植物園での報告済みですが、余にも鮮やかであったので、群生しているところを再び、取り上げておきます。
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以上 会長 山本憲人

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Posted by 山本 at 14:50
4月散歩で見つけた草木の花など(草本類) [2021年04月14日(Wed)]
前回の木本類に続き、今回は草本類の投稿です。
〇 ハルジオン(春紫苑・キク科)もうこの花がそこここに咲き始めました。ご存知のようにヒメジョオン(姫女苑)と共に古くに移入された北米原産の外来種です。ハルジオンの方が若干開花が早く、やや遅れてヒメジョオンが咲きます。
本種の特徴は、茎が中空であること、葉が茎を抱く、蕾の時にうなだれたように下を向くことです。これがヒメジョオンとの区別点にもなっています。
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〇 ジュウニヒトエ(十二単・シソ科)花が幾重にも重なって咲く様子を、昔の女官の衣装に見立てたものです。
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〇 シラン(紫蘭・ラン科)園芸植物として広く栽培され、野生種は稀です。写真も園芸として植えられています。
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〇 アメリカスミレサイシン(アメリカ菫細辛・スミレ科)スミレ科には23属約800種あると言われています。大半の属は木本であり、約500種です。草本を含む属は3属だけで、木本のスミレ科は南アメリカのアンデス山麓に生息し、大半の草本のスミレ属は北半球にしか分布していません。日本には60種のスミレ属のスミレ、細かい分類では約220種が生息しています。日本で見られるスミレの約70%はタチツボスミレです。スミレの正確な同定はなかなか至難の業ですが、本種のように花は青紫色で中心部が濃く、上唇が後ろに反り返り、距が太くて短いなどの特徴があると見分けがつきます。また、葉の形も同定の手がかりです。
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〇 ツルニチニチソウ(蔓日日草・キョウチクトウ科)ヨーロッパ原産で常緑のつる性植物の一種です。
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〇 カラー(和名:和蘭海芋 オランダカイウ・サトイモ科)秋の自然観察会で西国分寺駅からのお鷹の道で初めて出会った植物です。一度聞いたら忘れようのない名前と姿です。こんな時期に咲いていました。
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以上 会長 山本憲人
Posted by 山本 at 13:39
4月散歩で見つけた草木の花など(木本類) [2021年04月13日(Tue)]
18日からまた「まん延防止策」が始まりましたが、自然の植物たちは季節を先取りする形で、開花を始める植物が多く、人々の目を楽しませてくれています。
木本類と草本類に分けて会員の諸兄からものなどをまとめて投稿します。
〇 シャクナゲ(石楠花・ツツジ科)厳密には葉裏の毛が薄い種はホンシャクナゲ(主に中部以西に分布)、厚いものはツクシシャクナゲ(主に九州に分布)と呼ばれ、東日本にはやや厚い別種のアズマシャクナゲが分布するようです。庭木にはセイヨウシャクナゲ(雑種由来の栽培品種)が多いようです。
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〇 アオダモの仲間(青だも・モクセイ科)写真ははっきりとした鋸歯がないので、マルバアオダモと思われます。
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〇 シロヤマブキ(白山吹・バラ科シロヤマブキ属)ヤマブキに似ていますが、葉のつき方が対生で花弁は4枚です。また、果実も4個です。
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〇 コゴメウツギ(小米空木・バラ科)花が小米のように小さく、古い枝がしばしば空洞になることからの名。5月以降に咲くことが多いが、もう咲き始めていました。
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〇 アキグミ(秋茱萸・グミ科)落葉するグミの仲間で、グミ類は葉裏に鱗状毛が貼り付いており、金銀に輝いていて見えます。ナツグミに比べて葉の幅が狭いのが特徴です。
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〇 シュロ(棕櫚・ヤシ科)雌雄異株でトウジュロに対してワジュロの別名があります。トウジュロとの違いは、本種の場合は、葉っぱの先が垂れ下がりることです。
写真は雄株のそれです。
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〇 モッコウバラ(木香薔薇・バラ科)中国原産のつる性植物で、枝にトゲがないことから、扱いやすく庭木でよく見かけます。本種も本来は初夏に開花する植物ですが、咲き始めています。
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以上 会長 山本憲人
Posted by 山本 at 17:19
4月散歩で見つけた草木の花など [2021年04月13日(Tue)]
例年よりも早い開花のソメイヨシノが葉桜となり、ヤエザクラの季節になり、ハナミズキも咲きほこって、今年は早や初夏の花がちらほらと、ツツジ・サツキの開花も見られるようになっています。今回は石神井公園にあるヤエザクラはカンザンとショウゲツとフゲンゾウの3種です。これらの特徴を中心に投稿します。ソメイヨシノやカンヒザクラやオオカンザクラは葉桜になっていましたが、ヤマザクラはまだ残っていました。
〇 ヤマザクラ(山桜・バラ科)野生種の代表選手で新緑の山に本種の赤い新葉と薄ピンク色が映えます。
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〇 カンザン(関山・バラ科)同園の中に一番多い八重桜です。東京の荒川堤から全国に広まった栽培品種です。先が跳ね上がる枝ぶりが特徴的で冬場でも本種とわかります。色の濃い花と若葉が同時に開きます。
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カンザンの最下の苞
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カンザンの萼片の形
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〇 ショウゲツ(松月・同科) この木も4本が同園に植えらています。本種も東京の荒川堤から広まった栽培品種です。雌しべは通常は2本で上部まで葉に変化して緑色です。面白いのは下の写真のように萼片が普通の5枚ではなく6枚のものが混ざることがあります。
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ショウゲツの最下の苞
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ショウゲツ花 花弁は白く縁は薄いピンク色 雌しべの葉化が見られました。

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〇 フゲンゾウ(普賢象・同科)古くから知られる品種で全国各地で栽培されています。葉化した2本の雌しべ普賢菩薩が乗る白象を連想することによると言われています。本種は外側の花弁は淡いピンク色で内側のものはほぼ白色といわれていますが、同園の本種はまったく逆でした。しかし、がく片が他種に比べてやたらに大きく1p程もありその特徴がよく分かります。
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フゲンゾウの萼片

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〇 ハナミズキ(花水木・ミズキ科)別名アメリカヤマボウシ この花も咲くのが早い感じです。滅多に見つけられない蕾の写真です。
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〇 モチツヅジ(黐躑躅・ツツジ科)葉や顎が粘ることが名の由来です。
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〇 モチツヅジ(黐躑躅・ツツジ科・ハナグルマ・花車)京王百草園の近くで見つけたもの。
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以上 会長 山本憲人
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Posted by 山本 at 16:18
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