被害者が地域で普通に生きていけるように[2011年06月23日(Thu)]
とき:平成23年6月14日(火)午後4:30〜6:30
ところ:帝塚山大学心理学部教室
三木善彦・同大学心理学部教授の授業の一環として、武るり子氏(少年犯罪被害当事者の会代表)の講演「少年法改正に向けての苦闘」がありました。学生さんたち約20名とともに奈良県警スタッフ、なら犯罪被害者支援センタースタッフも参加しました。

武さんはまず、今年13回目を迎える「WILL*もうひとつのこどもの日」集会について「すべてをオープンに、を目標にしているので、帝塚山大学の学生さんもたくさん参加していただいています」と感謝されました。
長男の孝和さん(当時16才)は15年前に、全く面識のない他校同学年グループから、一方的に暴行を受け命を奪われました。すべてのマスコミが「ケンカにより…」と報道し、「それは違う」との思いが募りました。
武さんは専業主婦でもあり人前で話すことさえ苦手でしたが、「人見せパンダになることを覚悟して(夫のことば)」、「少年犯罪当事者の会」を立ち上げました。「当時はいくら声をあげても相手にしてくれるところがなかった。大切に育ててきた子どもを亡くしたのに、相手の名前もどうして殺されたのかも知らされない」という理不尽さに憤りを感じたからです。
「被害者の名前は絶対に公表すべきではない」と議員さえ発言する風潮に対して、報道機関に積極的に事実をFAXし、地域でも伝えました。「被害者の名前などをいくら隠してもいずれわかるし、明らかになっても地域が遺族を守ってくれて、普通に生活できることが大事」と話されました。
武さんたちの活動をきっかけに、絶対変わらないと言われた少年法も改正が行われ、少年審判で意見を述べ、情報を得ることも可能になってきました。
「声をあげることで初めて被害者の立場・思いを知ってもらったことも数多いです。同じ遺族の人たちは大きな荷物を背負い、一生かかって自分で降ろしたり、また背負ったりしているのです。少しでも軽くできるよう、ルールを守りながらしっかり声をあげていきたい」と結ばれました。
ところ:帝塚山大学心理学部教室
三木善彦・同大学心理学部教授の授業の一環として、武るり子氏(少年犯罪被害当事者の会代表)の講演「少年法改正に向けての苦闘」がありました。学生さんたち約20名とともに奈良県警スタッフ、なら犯罪被害者支援センタースタッフも参加しました。

写真:少年犯罪被害者の思いを伝える武さん
武さんはまず、今年13回目を迎える「WILL*もうひとつのこどもの日」集会について「すべてをオープンに、を目標にしているので、帝塚山大学の学生さんもたくさん参加していただいています」と感謝されました。
長男の孝和さん(当時16才)は15年前に、全く面識のない他校同学年グループから、一方的に暴行を受け命を奪われました。すべてのマスコミが「ケンカにより…」と報道し、「それは違う」との思いが募りました。
武さんは専業主婦でもあり人前で話すことさえ苦手でしたが、「人見せパンダになることを覚悟して(夫のことば)」、「少年犯罪当事者の会」を立ち上げました。「当時はいくら声をあげても相手にしてくれるところがなかった。大切に育ててきた子どもを亡くしたのに、相手の名前もどうして殺されたのかも知らされない」という理不尽さに憤りを感じたからです。
「被害者の名前は絶対に公表すべきではない」と議員さえ発言する風潮に対して、報道機関に積極的に事実をFAXし、地域でも伝えました。「被害者の名前などをいくら隠してもいずれわかるし、明らかになっても地域が遺族を守ってくれて、普通に生活できることが大事」と話されました。
武さんたちの活動をきっかけに、絶対変わらないと言われた少年法も改正が行われ、少年審判で意見を述べ、情報を得ることも可能になってきました。
「声をあげることで初めて被害者の立場・思いを知ってもらったことも数多いです。同じ遺族の人たちは大きな荷物を背負い、一生かかって自分で降ろしたり、また背負ったりしているのです。少しでも軽くできるよう、ルールを守りながらしっかり声をあげていきたい」と結ばれました。



