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ハートさんの 《活動だより》
「なら犯罪被害者支援センター」の事務局・支援員スタッフが、
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「カウンセリングの基礎」講師:川上範夫さん(九州産業大学特任教授)[2011年02月11日(Fri)]
りんご 奈良県人権施策課が主催する「平成22年度相談員資質向上講座」(全5日間・於奈良県解放センター)の一環である「カウンセリングの基礎」に参加しました。2月5・6日に実施された同講座の概要をご報告します。

講師の川上先生(ユング派の心理学者・元奈良女子大学教授)は、ユーモアを交えてカウンセリングの方法論を説明し、ワークを指導されました。

 
りんご 最初は「相手の気持ちを推測して、それがうまくいったとき共感・感動がうまれる」ことを感じようと、「握手・じゃんけんゲーム」から始まりました。簡単なゲームなのに、成功するとなぜだか嬉しくて興奮し、警戒心などの垣根が一瞬でなくなったように感じます。共感の大切さが納得できました。  

            
りんご カウンセラーとしてまず注意すべきことは、「人間は余計なことをしがち、という自覚を持つこと」と先生は強調されます。きちんとした「型や枠」は相手を尊重するためのもので、「3つの基本的な交流技法」という枠に沿うことで、クライアント自身の能力を引き出し、再構築する手助けができると話されました。


りんご 「基本的な交流技法」というのは
@非指示的カウンセリング:相槌やオウム返しで受容的に傾聴する。(例)「はい」「なるほど」など。
A収束的応答法:心の内面・歴史を具体的に浮かび上がらせる。(例)「〜という意味のようですね」「それは〜というお気持ちなのでしょうか」など。
B拡充的応答法:心の内面・歴史をより深く広く思い出すよう促す。(例)「今のお話をもう少し広げてみてください」「もう少し角度を変えて見るとどうなりますか」など。受講生は組になって、3つの技法のワークを行いました。


りんご一方、川上先生は故河合隼雄先生のお弟子さんなので、たくさんの興味深いエピソードも披露してくださいました。かつて川上先生自身がうつ状態になった時期に、河合先生から受けたスーパービジョンのようすは印象的でした。


りんごどれほど悩みや苦しみを話しても河合先生は一言も発せず、ただいつものように足の指の間を掃除されていました(!)。「それでは時間なので帰ります」と言ってもコメントはなく、「でも良く見ると、先生の目から涙が出ていた」そうです。しかし逆に「そうか、やはり自分ががんばるしかないかと思えてきた」、と回顧されました。


りんご 黙っていることのほうが実は大変なことでは、と痛感しました。もちろんお2人の関係性だからこそ、「真剣勝負のスーパービジョン」が成立するのでしょうが、カウンセリングとは決して「依存させたり・依存したりの関係」ではなく、あくまで「自立」を目標にすることだと教えられました。


写真:盛り上がった「サイコドラマ」のワーク
Posted by ハートさん at 22:05 | 研修会 | この記事のURL | コメント(0)
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