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2022年09月25日

学舎1周年記念パーティー開催!

9月22日(木) なかの学舎の建物が完成してから1年が経ちました。この日は、そのお祝いのパーティーを行いました。
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posted by 内田 at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)

2022年09月11日

マルシェ&遊び場 開催!

9/3(土) マルシェ&遊び場を開催しました!100名を超える方が来てくださいました!
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posted by 内田 at 07:32| Comment(0) | (カテゴリーなし)

2022年05月21日

なかのマルシェ雨天のため明日に延期です!

お知らせです

本日5月21日(土)に開催予定の

ならはらの森なかの学舎あそび場であそぼう!&なかのマルシェ

は、雨天のため明日に延期になりました 雨

明日は晴れますように!!

日時
雨天延期になりまして、5月22日(日)

場所
ならはらの森なかの学舎

駐車場
楢原斎場第2駐車場へ

内容
あそび場:スラックライン、ドリームキャッチャー作り、石に絵を描こう、バザーも出します!
なかのマルシェ(フリーマーケット):ハンドメイド布小物、子ども用アクセサリー、足もみ屋さん、わかめふりかけ屋さん(お弁当に大助かり)、オーガニックコーヒー屋さん

なかの学舎の子どもたちも開店準備万端!
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たくさん誘って遊びに来てくださいね!お待ちしています♬
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ホームページにも常駐スタッフのブログがあります!
下指差しこちらもお見逃しなく目
cropped-IMG_0504.png 学舎の日々



******************************************************
なかの学舎は小学校から高校生の年齢のお子さんが入会できます。
現在は八王子市内や近隣の地域から22名の子ども達が通ってきています。
「学校に行ってないけど、遊びたいな」
「学校外で自由に学びたいな」
「ホームエデュケーションだけど、時には家以外の居場所が欲しいな」
などなど、来てみたいなと思ったら、ぜひご連絡下さい。

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(撮影 河口あすか)

★ 見学・体験入学も随時 受け付けております。
https://nakanogakusya.com/入会案内/

★ ご支援のお願い
ならはらの森で、子どもたちがのびのびと学び、遊ぶことを
共に作ってくださる仲間にぜひ、なってください。

https://nakanogakusya.com/応援/

web
http://nakanogakusya.com/
facebook
https://www.facebook.com/naraharanakano/
instagram
https://www.instagram.com/narahara_nakano/

☆ お知らせ☆
放課後のあそび場も開催しています!るんるん
毎週火・木曜日 15:30〜チャイムまで
※2022年5月は10日(火)、12日(木)、17日(火)、19日(木)、24日(火)、26日(木)、31日(火)
※雨天の時はお休み。その場合は当日現地にて貼り紙でお知らせします。
posted by 馬場 at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ

2022年05月09日

あそび場からのお知らせです

みなさんこんにちは!
早いもので、新年度が始まり1か月が過ぎましたね。緑が爽やかな季節となりました。

さて、今日は ならはらの森なかの学舎 あそび場 からのお知らせです!

お知らせ その1
週1回開催していた放課後あそび場が 5月から週2回 になります!
地域の子どもたち〜、遊びにおいでね!待ってまーす。

5月放課後あそび場 開放日
毎週火曜日と木曜日の15:30〜チャイムまで
※10日(火)、12日(木)、17日(火)、19日(木)、24日(火)、26日(木)、31日(火)
※雨の日はお休みです。その場合は当日現地にて貼り紙でお知らせします。
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お知らせ その2
ならはらの森なかの学舎あそび場であそぼう!&
なかのマルシェ開催!!


日時
5月21日(土) 10:00〜15:00
※雨天延期 5月22日(日)

場所
ならはらの森なかの学舎

駐車場
楢原斎場第2駐車場へ

内容
あそび場:スラックライン、ドリームキャッチャー作り、石に絵を描こう、バザーも出します!
なかのマルシェ(フリーマーケット):ハンドメイド布小物、子ども用アクセサリー、足もみ屋さん、わかめふりかけ屋さん(お弁当に大助かり)、オーガニックコーヒー屋さん

たくさん誘って遊びに来てくださいね!お待ちしています♬
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(撮影 河口あすか)

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※2022年5月は10日(火)、12日(木)、17日(火)、19日(木)、24日(火)、26日(木)、31日(火)
※雨天の時はお休み。その場合は当日現地にて貼り紙でお知らせします。


posted by 馬場 at 05:06| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ

2022年04月22日

今年度もよろしくお願いします(^▽^)/

昨年度に立ち上がったならはらの森なかの学舎も、無事に新年度を迎えました。
ありがとうございますexclamation今年度も元気に活動中ですわーい(嬉しい顔)

そして、お知らせです。ならはらの森なかの学舎は、
NPO法人ならはらの森なかの学舎 に生まれ変わりましたぴかぴか(新しい)
どの子も安心して遊び、学び、のびのびと育つことができる、幸せな環境を提供していけるように益々張り切ってやって参ります。応援よろしくお願いしますわーい(嬉しい顔)

なかの学舎のホームページも新しくなりましたぴかぴか(新しい)

ならはらの森なかの学舎
〜みんなと今を生きる場所〜

http://nakanogakusya.com/
是非お立ち寄りくださいねるんるん


4月4日に高尾山へ遠足に行きました。
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4月9日土曜日に”みんなの集い”を開催しました。
新年度がスタートし、新しいスタッフも加わり新たな出発にあたって、学舎に関わるみんなで顔を合わせ、お互いのことを知り合うための会を開きました!
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新緑がまぶしいならはらの森で元気に遊ぶ子どもたち
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みんなで畑を作りました!木曜日に子どもたちと苗を買いに行きまするんるん
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近くの川へ遊びに行きました。
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なかの学舎ブログ

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放課後のあそび場も開催しています!るんるん
毎週火曜日 15:30〜チャイムまで
雨天の時は翌週に延期。その場合は当日現地にて貼り紙でお知らせします。



posted by 馬場 at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフのつぶやき

2022年03月15日

あそび場を開催しました❣

3月13日 日曜日に

「ならはらの森なかの学舎あそび場で自由に遊ぼうexclamation×2

を開催しました。



石に絵を描こう!
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好きな石にアクリル絵の具で絵を描きました。
色とりどりカラフルで個性的な石たち
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スラックライン
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毛糸と小枝でクラフト
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焚き火
子どもたちがせっせと落ち葉を集めたり、風を送って火を強めたり、朝から終了まで火を絶やさずに。子どもたちは焚き火に夢中でしたわーい(嬉しい顔)
サツマイモやマシュマロを焼いて食べました。
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足を運んでくださった皆様、ありがとうございましたぴかぴか(新しい)


☆ お知らせ☆
4月から放課後のあそび場が始まりまするんるん
毎週火曜日 15:30〜チャイムまで
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2022年03月08日

保護者懇談会 お待たせしました!後編の後編!!

先月2月5日土曜日になかの学舎で保護者懇談会を開きました。
前半はなかの学舎の常駐スタッフの二人から子ども達の活動の様子を、
後半には、特別ゲスト!25年前に子ども達が安心過ごせる居場所を開いていた、スペースキールの小野慶子さんに来て頂いて、当時のお話や、そこに来ていた子供たちのその後についてのお話を伺いました。

前前回のブログでは、前半のなかの学舎常駐スタッフからの「なかの学舎の子供たちの活動の様子」をお伝えしました。 
保護者懇談会(前編)
前回は後半のスペースキールを運営されていた小野慶子さんのお話の途中までをお伝えしました。
保護者懇談会(後編)
お待たせしました!今回は小野さんのお話の後編の後編をシェアさせて頂きます

■ キールから巣立った子どもたちの話
 
・メイクばっちりの女の子の話
中学1年生でキールにやってきた女の子はメイクばっちりでやってきました。お姉さんが2人いるけど、お姉さんたちはメイク道具を貸してくれないのでお母さんのメイク道具を借りてメイクしてきていました。その子は小学校1年生で不登校になり、それから学校へは通ってなかったそうです。
 キールに通い始めた頃は元気のなかった女の子ですが、通っていくうちに慣れてきて楽しく通ってきていたそうです。もちろんメイクはいつもばっちりでやってきます。ところがある日のこと、「寝坊しちゃってメイクする時間がなかった〜」とすっぴんでやって来ました。「あら〇〇ちゃん、こんなにかわいいお顔してたのね!」と伝えました。この日からメイクをしなくても通って来られるようになったそうです。
 
その女の子が「高校生になりたい!」と言い出しました。それは、学校帰りに喫茶店に寄ったり、そういう高校生活に憧れを持ったからだそうです。そこから小学校1年生からの勉強が始まったそうです。
「足し算は足す数と足される数が逆になっても答えは同じなのに、引き算は逆すると答えが変わるんだ!」
という発見に驚く、そこからの出発だったそうですが見事に高校生になり、更には夢だった美容師になり現在は美容師を育成する先生をされているとのことです。

・心のガード
キールに来ていた子の中には、帽子をかぶって部屋の中でも帽子を取らない子、杖をついてくる子などもいました。メイクの女の子もそうですが、それがその子たちのガードになって心の安定を保っていました。
キールで過ごしていくうちにそれらはだんだん必要なくなっていったそうです。 

■ 不登校の歴史

日本では50年も前から不登校の子どもたちがおり、はじめは「登校拒否」と呼ばれていました。
不登校は「親が甘やかしているから」「子どもをちゃんと見ていないから」など言われたり、精神的な病気だと言われて精神病院に連れて行ったり、1982年には「戸塚ヨットスクール」のような厳しくしつけるというような施設ができたりして事件が起きたりもしました。
キールを立ち上げるときに小野さんは、1985年に東京シューレを立ち上げた奥地圭子さんのところへお話を聞きに行ったそうです。また、長年不登校の親子に寄り添い続けて今も活動されている心理カウンセラーの内田良子さんともお話する機会もあったとのこと。
そして1990年になって文部省は「登校拒否は誰にでも起こりうる」との考えを示しました。とても画期的なことで、そこから子どもたちの居場所があちこちに出来ていったということです。

■ 小野さんから私たち保護者へ向けて頂いた言葉

【子育ては信じて待つこと】
「子供の成長って見えないことが多いから大変だけど、生きる力を信じる、今を受け入れること」

【大人の笑顔と笑い声は子どもの心の栄養】
「大人も一緒に暗くなってはダメよ!大人はニコニコ、それが子どもの心の栄養になる」

■ 小野慶子さんのお話を聞いて

50年も前から不登校の問題があり、「本人の性格の問題・怠け・親の過保護」などと言われ、「不登校を治す」ために大人たちがあれこれ手を尽くしてきたわけですが、そんな社会の空気の中で小野さんや、奥地さん、内田さんのようにそのような考えに違和感を持った大人たちが、あちこちで親の会を立ち上げたり、不登校児のための居場所づくりなどをして子どもの権利と自由とその子らしさを守ろうと活動をしてきたんだと思います。そのそれぞれの地道な活動が大きなうねりとなって、文部省の不登校に対する見解を変えさせたんですね。不登校の歴史ってロマンがありますよね。不登校に対する偏見がまだ大きかった時代に、子どもたちに寄り添い尽力された先人方に感謝です。まだまだ不登校について理解されてないことも多いですが、このうねりを更に大きなものにして、いつか日本から「不登校」という概念がなくなることを切に願います。

小野さん、この度は貴重なお話をありがとうございました!


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2022年02月20日

八王子市に不登校児支援ネットワークができました!

八王子市に不登校児支援ネットワーク「PLUS PATH」が立ち上がり、2月19日(土)にオンラインでオープニングイベントが開催されました。
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現在7団体がネットワークに参加、私たちならはらの森なかの学舎も参加しています。
PLUS PATH代表の小沢 浩先生は
”不登校というと、どうしてもネガティブなものとして捉えてしまい、苦しんでいるご家族もおられるでしょう。ですが「道は一つじゃない。自分(子供)に合った別の道(PATH)だってある」、そんな受け止め方で選択肢をプラスすることができれば、苦しみも幾分和らぐのではないでしょうか。そんな想いを込め「プラス・パス(PLUS PATH)」と名付けました。”
とおっしゃっています。

オンラインで開催されたオープニングイベントでは、参加している7団体が各々どんな支援を行っているのかなどの発表を行いました。

私自身にも不登校の子どもがおりますが、わが子が不登校になりたての頃、約2年前になりますが、その頃は地域の不登校界隈の情報へのアクセスが困難に感じていました。ですのでこの度、八王子市にこのような不登校児支援ネットワークが出来て、すごく画期的だと思います。ここにアクセスすれば、親の会だったり、子どもの居場所だったりの情報を得ることができますから。
市内に子どもたちのために居場所を開いている団体がこんなにあったことを、私自身も初めて知り、感激でした。子どもたちも十人十色、性格や特性によって居場所との相性もあるでしょうから、地域にいくつか不登校の子どもたちの居場所があり、子どもたち自身が自分の学び場を選べるようになるなら本当にいいなって思います。

また、子どもが不登校になると、私たち大人はつい「学校へ行けないなら、他のどこか行ける場所を探さなくちゃ!」と焦ってしましますが、子どもが望めば家でも学べるんだ(ホームエデュケーション)ということも忘れないで欲しいです。先ずは心の充電が必要な場合もあるし、我が家の長男のようにやりたいことが家で完結してしまうという子どももいるでしょう。もちろん「こんなとこあるよ。」など情報提供はしてもいいと思いますが、外へ出るタイミングは本人に任せるのが良いのかなと思っています。私個人の考えですが。
「信頼して待つこと」が親の仕事だなと、つくづく思い知らされる今日この頃です。

子どもが学校へ行かない、外へ出ないことで不安な場合は、PLUS PATHのネットワークには親の会もありますから、先ずは保護者が不登校界隈に足を踏み入れてみるのが良いかと思います。話すことですっきりしたり、不登校界隈のあれこれを知ることで気持ちが楽になったりするかもしれません。親が楽になることで、子どもたちも本当の意味で解放されて、本来のその子らしさを取り戻せると思っています。

ちなみに、なかの学舎でも定期的に保護者懇談会(おしゃべり会)を開催しています。現役不登校児の保護者や、元不登校児の保護者、不登校支援経験者などが参加しておしゃべりしています。是非、気軽に遊びに来て下さいね。

前回の保護者懇談会の様子をブログにアップしていますので良かったら是非ご覧ください下指差し
前回はスペシャルゲストがいらしていつもよりちゃんとした感じ(笑)でしたが、いつもは「おしゃべり会」テイストで開催してます。

保護者懇談会(前編)
保護者懇談会(後編)


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2022年02月13日

保護者懇談会 後編

2月5日土曜日になかの学舎で保護者懇談会を開きました。
前半はなかの学舎の常駐スタッフの二人から子ども達の活動の様子を、
後半には、特別ゲスト!25年前に子ども達が安心過ごせる居場所を開いていた、スペース・キールの小野慶子さんに来て頂いて、当時のお話や、そこに来ていた子供たちのその後についてのお話を伺いました。

前回のブログでは、前半のなかの学舎常駐スタッフからの「なかの学舎の子供たちの活動の様子」をお伝えしました。(前回の記事はこちら指差し確認右なかの学舎懇談会 前半) 
今回はスペース・キールを運営されていた小野慶子さんのお話をシェアさせて頂きます。

小野慶子さんのお話

■ 教員時代の出来事
小野さんは最初、都立養護学校へ勤務されていました。障害があっても本人が望めば普通校へ通えるように研究会などで訴えていたそうです。その後、八王子市立小学校へ教員として勤務されます。養護学校では普通校へ通いたくても通えない子がいるのに、普通校へ通っている子の中に「学校へ行きたくない」という子どもたちがいることに大変ショックをうけたそうです。

小学校へ勤務していたある年の夏、天候が悪くプールへ入れない日が続いていました。そしてようやく晴れたある日のこと、一人の子どもが小野先生のところへプールバッグを持ってやってきました。プールバッグは雨で入れない間ずっと学校に置いたままでしたので準備は万端でしたが、プールカードもその中に入れたままでした。プールカードを小野先生に見せたその子。保護者印が無かったそうです。
「プールに入りたいの?」すぐに察して声を掛けると、コクっとその子は頷きました。
その子は場面緘黙(たとえば家庭では問題なくおしゃべりができるのに、幼稚園や学校などの公共の場など特定の場面で「話せない」状態をいいます。)がある子でした。いつもなら自分の意思を表に出さないその子が「プールに入りたい!」意思を小野先生のところへ伝えに来てくれたことがとても嬉しかったそうです。
「分かった!じゃあ、今日は先生が代わりに押してあげるから」と保健室へ連れていき、養護の先生に体調を見てもらい、その子はプールに入ることができました。
この嬉しさを、思わず隣のクラスの教員にも伝えたそうです。
「あの子が、自分の気持ちを伝えに来てくれたんですよ!」

ところが、翌日の職員会議でその隣のクラスの教員が「みな決まりを守ってやっているのに、勝手な判断でプールに入れた教員がいる。これでは決まりを守っている教員が情がないと思われてしまうから、そういう事はやめてほしい」と言ったそうです。でも、あの日あの子がプールサイドにいるという場面は考えられなかったし、あの選択は間違っていなかったと小野先生は今でもそう思っているそうです。

「ゆっくりでいいのよ」と言いながら、チャイムが鳴れば子どもが集中して取り組んでいるところでも終わりにさせなければならなかったり、その後も学校現場では先生の気持ちとは裏腹なことばかりで葛藤があったそうです。そして、先生は身体的にも影響が現れ始めて、26年務めた学校を退職されました。

■ニュージーランドの教育の話
そして、なんと!退職後に小野先生はニュージーランドへ飛んだそうです。他国の教育を知るために。小野先生の行動力すごいですね!
ニュージーランドの教育は日本の教育とは全然違うものだったそうです。
「学校はチャンス・体験を与える場所」という考えが基になっているそうです。
例えばある日のプールの授業、あちらの先生は「これからプールの授業なの〜」と、ひらひらのワンピースでプールサイドに立ったそうです。日本なら教員も必ず水着に着替えて、一緒にプールへ入って指導を行いますよね。
プールに入るか入らないは子どもと親が決める、「子どもたちの安全を見守るだけ。それが教師の仕事よ」と言われたそうです。

チャンス・体験は与えるけど、受け取るかどうかは子どもと保護者が決められるんですね。
日本は、入りたくても入りたくなくても、風邪やケガが無ければ授業だし絶対参加って雰囲気ありますよね。体調だけでなく、自分の意思でプールがお休みできるなんていいなぁって思います。プールの授業が苦手だった私の個人的意見ですが。

学校へ入学する時期も5〜6歳の時に子ども本人と保護者で決めるのだそうです。なので、時々パラパラと新入生が入ってくる。始まりが違うから、進みが違うのは当たり前。
進級は年齢ごとでなく、リーディングで振り分けられるそうです。

また、ニュージーランドではみな下の名前で呼び合うそうで、どこで出会っても皆が「Hi!Keiko!!」と声を掛けてくれて、自分に戻れた感覚になったとのことでした。

■スペース・キールのはじまり
2年間をニュージーランドの教育現場で過ごし帰国した小野先生は八王子市内に子ども達が安心して過ごせる場所を作りました。これが「スペース・キール」です。キール:Keelとは竜骨・船首から底を通って船尾まで貫通し船を支える材ことで、本人の中からしっかりしていく事が大切という思いで名付けたそうです。

プレハブの1階部分を借りて、みんなが集える大きなテーブルを一つ揃えて始めた居場所でした。
先生が大切にしたのは

・ 子どもには学ぶ楽しさを
なんでもやりたいことができるようになる、楽しい思いをさせる場所にしたい

・ 大人は子どもとともに過ごせるよろこびを
たくさんの可能性を持った子どもたちが成長していく、その貴重で短い子ども時代を一緒に過ごせることはとても楽しいことだと知って欲しい

・ 誘いこまない、追いかけない
その子を良くしたいと考えて何かをしてしまいそうだけど、その子その子で違うんだからと、小野先生自身が心がけたことだそうです。

それから、ここでは先生と呼ばせない、他の大人も下の名前で呼び合うようにしたそうです。それはニュージーランドでの経験から。大人も自分に戻れる場所になるように。

子ども達との約束は「ひとのいやがることはしない」それだけ。
逆に嫌だったことは伝えること。そこで、じゃあどうしようか考えたそうです。

■スペース・キールはみんなの居場所
小野先生は、スペース・キールを不登校の子どもだけが集まる場所にはしなかったそうです。
9時から5時までは学校へ行かない子の居場所、その後6時から9時まで学習塾を開いたそうです。借ている場所の家賃を捻出する目的もありましたが、学校の状況も知りたいと思っていたそうです。それは、学校へ行っている子の中にも精神的にギリギリでつらい思いをして登校している子がいると感じていたから、学校へ登校している子どもたちとも関わりたいと考えたそうです。

学習塾を始めると、ちょうど切り替わりの時間に不登校の子と学校に行っている子が混在することがあったそうです。その中で聞いた言葉が、「学校へ行かないなんて勇気があるな。えらい!」と「学校へちゃんと行っているなんてえらい!」と、お互いを称賛する声だったそうです。面白いですね。

それから親同士の繋がりなどもできて、ボランティアで来てくれる人がいたり、子どもたちのやりたいことに合わせてできる人に来てもらったり。そこからまたつながりが出来て手伝ってくれる人が来てくれたそうです。

色々な人が来てくれて、イベントなどもできて、そこからまた「こんなところがあったんだ」と知ってくれる人がいて、いろんな人が来てくれてキールの子どもたちも嬉しそうだったとのことです。 (つづく)


まだまだお話の続きはあるのですが、長くなりましたので今日はここまで。
続きは後編の後編ってことで、また次回のブログでお伝えします!お楽しみに!!

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おまけ
今日もストレッチexclamation
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竹鉄砲作り
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外の小屋でおままごと
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珍しく男の子たちも仲間に入って、みんなでレストランごっこ
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なかの学舎の日常

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2022年02月07日

保護者懇談会 前編

先週、2月5日土曜日になかの学舎で保護者懇談会を開きました。
前半はなかの学舎の常駐スタッフの二人から子どもたちの活動の様子を、
後半には、特別ゲスト!25年前に子どもたちが安心して過ごせる居場所を開いていた、スペースキールの小野慶子さんに来て頂いて、当時のお話や、そこに来ていた子どもたちのその後についてのお話を伺いました。

今日は前半の、なかの学舎常駐スタッフからの「なかの学舎の子どもたちの活動の様子」をシェアさせて頂きます。

常駐スタッフ:後藤から
子どもたちの様子について
なかの学舎は建物が建つ前、青空教室から始まり、外で何もないけど子どもたちは遊べていた。
建物が建ってからは、ゲームもするけど、ゲームだけでなく外遊びもする。今ではピアノを弾いてみたり、絵を描いてみたり、工作をしたり、興味が広がっている。建物が建つ前の何もないところで遊ぶ体験をしたからかなと思う。
建物が建ち、ネット環境も整ってから入学してきた子どもたちは、今はゲーム漬けな感じ。朝来るとパソコンの前に陣取って離れない。ただ、他の子どもたちがみんな外へ遊びに行ってしまうと、つられて外へ出ていくということはある。ある日の通学してきたメンバーが最近入学した子どもたちだけの時があった。その時はゲーム以外の活動に誘いだすのが難しく、子ども同士の影響力ってすごいなと感じた。
友達と遊ぶのは楽しいと感じる体験が出来ていけたら良い。
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上指差しゲーム大好き!

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上指差し外遊びも楽しい!

プログラムについて
子どもがやりたい事だけでなく、世界を広げるためにプログラムも用意している。
もちろんやりたくない子もいて、強制はしていない。やらなくても、耳にする、目にすることで、いつか何かの時に興味をもったり、選択肢が広がったらよいと思っている。
講師の方々も色々工夫して下さり、興味のなかった子が食いついてくるようになったりしてきている。
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上指差し奥で英語のプログラム、手前では各自の活動。それぞれの時間を過ごす子どもたち。

子ども同士のトラブルについて
基本は、子ども達に解決を任せている。手が出たり、子ども同士で解決が難しそうな時には仲裁に入ったりしている。ある時、子ども同士でトラブルがあり、「もうなかの学舎には行きたくない!」と、しばらく通って来なかった子がいた。でも、来ない間に自分の中でどうしてそうなってしまったか、何が悪かったのか考えたんだと思う、自分から「行く!」と決めて、また来るようになった。

様々な理由で不登校になった子どもたちが家から出ることを第一に、家族以外の人と関わり社会性を育める環境に身を置いたその後、その第1段階を超えた子どもたちに何ができるか画策していきたい。


常駐スタッフ:松尾から
〇生きるための「食べる」を身に付けてほしいという思いから、
お昼ご飯を一緒に作って食べている件について

・ 最初は「おにぎり」と「お味噌汁」のお昼ご飯だったが、だんだん握るのが面倒になった子どもたち「ごはんのままでいい。」となり、ふりかけや、鮭フレーク、海苔の佃煮などで食べるようになった。
・ 「ハンバーグを作りたい!」「カレーを食べたい!」などのリクエストが子どもたちから出るようになり、おかず作りにも挑戦するようになった。
・ 日本の伝統的な料理やパン作りなど、子どもたちのリクエストだけでなく、大人からの提案もあれば一緒に作っている。
・ 自分で作ったものをみんなが「美味しい!」と言ってくれた時の、作った子の嬉しそうな顔。表情がぱぁっと明るくなるその瞬間が何とも言えない嬉しい瞬間。
・ 「今日、誕生日!」と言う子がいたら、何が好きか聞いたりして急遽買い物に行ったりして臨機応変にやっている。

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上指差し節分の恵方巻きを作っています

〇青空教室から通ってきている子どもたちの成長を見てきた。
新しく入学した子の姿は、青空教室から来ている子どもたちの最初の姿と重なる。
活動していく中で、興味が広がっていき成長がみられていくと思う。

〇生活の基本は身に付けて欲しいという思いがあり、気が付いたことは声かけをしている。

以上です。なかの学舎の様子伝わりましたか?
次回は後半、スペースキールを運営されていた小野慶子さんのお話をシェアしますのでお楽しみに!!

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なかの学舎は小学校から高校生の年齢のお子さんが入会できます。
現在は八王子市内や近隣の地域から16名の子ども達が通ってきています。
「学校に行ってないけど、遊びたいな」
「学校外で自由に学びたいな」
「ホームエデュケーションだけど、時には家以外の居場所が欲しいな」
などなど、来てみたいなと思ったら、ぜひご連絡下さい。

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(撮影 河口あすか)

★ 見学・体験入学も随時 受け付けております。
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★ ご支援のお願い
ならはらの森で、子どもたちがのびのびと学び、遊ぶことを
共に作ってくださる仲間にぜひ、なってください。

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posted by 馬場 at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフのつぶやき