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2009年12月04日

事業仕分け後の文化を考える勉強会をしました

文化政策のこれからを知りたい!考えたい!と思い、
鳥取県文化振興財団の柴田英杞さんをアドバイザーとしてお迎えして、
勉強会&意見交換会を開催しました。

平日16時半〜というスケジュールにも関わらず、14名の参加!


柴田さんのお話や参加者の意見、私の思ったこと等々、順不同でメモってます。
実際と異なる部分があるとしたら、すべて私の誤解や思いこみです。
お許しくださいませ。

音符音符音符音符音符音符音符音符音符

あの公開事業仕分けは、現在の日本社会の縮図だった。
さまざまな事業が、次々に「廃止」「予算縮減」「自治体に判断を任せる」と仕分けられていく。
それはつまり、仕分け対象となった事業が、対象者や関係者以外の多くの人にとって、税金を投入する価値のない事業だと思われているということ。

だから私たち文化に関わる人間は、仕分けの対象として文化事業が選ばれたということを、もっとがっつり受け止めなくてはならない。
これまで、担当省も私たち文化団体も、税金を文化事業に投入する意義について納税者に説得力ある説明をしてこなかった。問題はそこにあるのだ。

事業仕分け後も文化関係者の組織的なアピールはほとんど見られない。
文科省が募集した事業仕分けに関するパブリックコメントも、文化事業に関する意見は科学技術関係の10分の1以下。教育関係の半分以下だという。
ノーベル賞受賞の科学者やアスリートの素早い反応は、自らの関係分野のことだけを訴えていても、やはり印象に残った。

文化振興は公益である。日々そう思ってきたが、ますますその思いを強くした。
だからこそ、文化なんてダイッキライという人たちにも税金投入を納得させるだけの根拠をしっかり表現していくことは不可欠なのだ。

文化は個人的趣味ではない。
私たち文化団体は、文化芸術を活用して人材育成と地域づくりという公益を担うのだというミッションを明確に掲げなくてはいけない。
団体の内外でそのミッションを共有し、ミッションを達成するため事業計画事業実施事業評価を確実にしていくことが最優先。それ抜きには今後も文化政策が充実することはあり得ない。

適切な評価こそが、事業を未来につなげる根拠となる。
だから、目標の設定と共有はとても大事。目標への到達度が評価だから。

文化団体連合や文化協会などは「趣味の団体」と「公益として文化を担う団体」が混在しているために、こういう危機的状況下でさえ意思統一がなかなか図れないのが課題。
まずはコンパクトに県単位で心ある団体同士が手を組み、声を挙げていこう!

我々の敵は、説明責任を果たせない担当省でも行政刷新会議でもなく、我々自身の中にある「一所懸命やってればわかる人はわかってくれる」という無意識の甘えだ!

数値化・可視化の重要性については、NPO研修でもずっと言われてきたことでした。

ここからは主に私の感想ですが、
柴田さんのお話はタイヘン厳しく難しかったです。
私は、公開事業仕分け自体を評価しつつも、専門家の意見も聞かず、ビジョンも政策もなく、緊急性や即効性ばかりを見て未来への投資という視点のない仕分け方法に問題があると、つまり問題は自分の外にあるのだとなんとなく思っていたようです。
そういう自分の無意識の被害者意識に気づき、ガーンと頭を殴られた感じです。
問題は自分のうちにありました。

でも、得るものは多くおやこ劇場の存在意義も改めて考える機会となりました。
なくなってはいけない活動であり団体であると心に沁みました。

表現力の不足を嘆きつつ…
私の力不足による考え違いに気づかれたら、遠慮なくお知らせください!
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