主催:島根県・(公財)しまね文化振興財団
地域子どもフェス9公演をなんとか終えてホッとする間もなく…。
私も企画に加わった上記セミナー(6/30・7/1)に参加して、文化政策のあり方、文化ホールの役割、子ども・文化・地域についての基礎、等々を学びました。
名簿がなかったので正確にはわかりませんが、お隣の鳥取県からも参加があり、2日間でのべ100名くらい(半数くらいが行政職員だったとのこと)参加してたでしょうか。おやこ劇場の理事もたくさん参加できて、講師おふたりのファンが増えました〜(^-^)v
中川先生のお話を伺うのは5・6回目ですが、何度聞いても元気が出ます。
森本さんの長年の実践を踏まえたお話には、うんうんと頷いたりハッと我が団体を顧みたり。
私たちの日々取り組んでいる活動の目的や意義を「言語化する」ことの重要性を改めて認識しました。
以下、心に残ったこと、お話を聞きつつ考えたことなどの一部です。
(勘違い等あればすべて私の責任です。ご容赦を。)
●子どもたちを取り巻く環境はますます過酷になり、学校内では常に緊張を強いられている上、保護者の生活状況等により学校外での生活にも格差が広がっている。
●同質・同種の者ばかりでグループを作りがちであることを自覚し、意識的に多様な人たちと交流することにより、地域課題の把握と解決を図る。
●断絶を埋めるのが文化。「違う考え・気が合わない・嫌い」だけど一緒に何かを作り上げ共感する体験を仕掛ける。
●楽しいことを通じて人とつながれるのが文化。「人って捨てたもんじゃないね」と感じたい。
●子どもたちが主体的に生きることのできる地域づくりのために、まず大人自身が「主体的に」「人とつながり」「日々を楽しんで」「文化的に生活」しているかを問い直してみる。
●子ども(中学生まで)の生活圏は学校区。特別な場ではなく日々の暮らしの中に、自分をありのまま認められる場を。
●思春期に、多様な大人・多様な生き方を知っているかどうか。文化活動を通じて、子どもたちの心の中にたくさんの人が生きている状態をめざす。
●毎年やっている活動をなんとなく繰り返しているだけになってはいないか。組織のミッション、事業の目的の再確認。
●地域の祭り・遊び(イベント)を上記の視点から見つめ直してみる。
次回を企画しなくちゃいけないね〜と仲間と話しています。
お話聞いて喜んでるだけじゃなく、実践がんばります!