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2010年04月28日

ありがたい「モノ支援」

先日行われたNPO活動推進自治体フォーラム実行委員会で、
「ヒト・モノ・カネ・情報」という地域資源について話題にした際、
「うちの団体はイマ机が欲しいと思ってるんですけど…」という本筋とはまったく関係ない言葉を、発言の中に挿んでみた。

島根では現在はまだ、個人的に行われているだけの企業・行政・NPO間の不要品リユースをシステムにできないものか、という目論みを内心に抱いて。

そしたら本日、ブックシェルフが来ました〜ラブ
あ、実は欲しかったのはだけじゃなくて、書棚・パーティション・ワークテーブル・チェアなど、いろいろ音符

「きゃ〜っラブ ピカピカキラキラ」と、オーシマ事務局長。
たまたま居合わせた青年おかやんと私たちで、さっそく置く場所を検討。
バタバタと物をのけて、写真のように置いてみた。
「ぴったり〜 誂えたみたい〜ドキドキ小

単純な私たちのことなので、一般化できないかもしれないけれど、
「欲しいモノが手に入ってうれしい」というだけではない喜びがあった。
なんだろう。応援してもらった感じかな。(勝手にウインク
ただ不要品が発生しただけでは、必要な人や団体にはつながらない。
そこに、「喜ぶ(助かる)人(団体)がいるかも…」と思いつき、アクションを起こす人がいて初めて、支援になるのだ。

明日にでも、
メジャーを持って他のモノも寸法を測りに行かせてもらおうと思ってます力こぶ

夕方、NPO室の方が事務所に寄ってくださったので、すかさず自慢したところ、「行政としても、NPOにそういうニーズがあるということを心がけましょう」と言ってくださった。

そもそも、「机いる?」と声をかけてくださった毎熊先生も、
学内で会う人会う人に「これまで不要品ってどうしてたんですかね〜」「欲しいNPOがあったら使ってもらったらいいですよね〜」という感じでドンドン声をかけている。

私たちも過去になにか困った時、役員で頭を寄せ合って「あーでもないこーでもない」と悩んでいるより、「困ってます!助けて!」と素直にお願いしたことが結果的にとてもよかったという経験がたくさんある。

「日本には寄附の文化がないのではない。きちんとお願いしていないのだ。」とわたくしの敬愛する川北秀人氏も言っている。

くださった方も もらった方もHAPPYになるなんて、おもしろい。
これは、個人的にやっている場合ではない気がする。
こういう些細な日常レベルのことも、他のNPOと率直に語り合ってみたいなぁと思う。
この記事へのコメント
響さん、いらっしゃいませラブ

まぁ、すてき音符
捨てちゃおうかと思う前に、何か使い道は…と周りを見回す気持ちが大切なんですね。
私たちもいつも力を借りる側ではなく、役に立つ側にもなりたいです。
Posted by naonao at 2010年05月08日 23:26
我が団体も先日、古くなったタオルがたくさんたまり・・・何か使い道はないかと考えていたところ、ご近所のNPO法人さんが、メンバーさんたちと雑巾などで加工作業をされていて、「不要タオルを探していたんです!」と。

さっそくお持ちしたところ、とても喜んでいただき、私たちもうれしく笑いきっとタオルが一番喜んでいるはずです。







Posted by 響 at 2010年05月08日 23:12
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