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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


【5月31日】書き方スキル(広報誌掲載!) [2023年05月31日(Wed)]
今日のプログラムは、書き方スキル(広報誌掲載)でした。
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自分の体験などに関して書くことを通じて伝えることを考えてもらうプログラムです。

それぞれ、かふぇらてで過ごす中での出来事や興味のあるプログラムに参加して感じたことなどを書いてもらった文章を広報誌に掲載する予定になっています。

今日は、5月の最終日でしたが、来所された方には書き方スキル講座として今月のふりかえりを書いていただきました。
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その文章の中から抜粋して掲載します。
・メンタルヘルス講座では、県立看護大の学園祭の規模の大きさ、色々な出し物もなど、新鮮でした。なかなか話することのない学生との交流も楽しかったです。
・今月は調子が良く10日以上利用できました。ハンドメイドに初めて参加して「ハーバリウム」を無心になって作りました。
・5月は看護大の学園祭にかふぇらてメンバーと行きました。ナースカフェでオレンジジュースとサンドイッチを食べて今の学生の雰囲気を味わうことが出来ました。
・今月は利用者さんと会話をしながら楽しく過ごしたし、カレーを作って美味しく食べることが出来てよかったです。
など、ふりかえりのコメントを寄せてもらいました。

<ふりかえりの効果>
自分の経験を後から振り返ってみて,その時には気づけなかった学びや課題を言語化し、それをもとに次回の行動時にどんな点を改善すれば良いかを明らかにしていきます。
このサイクルを継続していくことで、パフォーマンスが高まったり,満足感が高まると言われています。
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利用者の方が、お菓子を提供してくれました。
【5月29日】クロスロードゲーム(違いを認め合う!) [2023年05月29日(Mon)]
今日のプログラムは、クロスロードゲーム(違いを認め合う)でした。
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身近な問題をクイズ形式にして、答えをイエスかノーか、という2択にして、それぞれが選んだ意見を言って、違いを知るというゲームです。

自分の考えを伝えるということが大事だし、他の参加者の意見も聞いて自分の意見の修正など参考になる意見を聞くことができることが、参加者には好評なプログラムになっています。

今日は、利用者の方が天気も良かったので自転車で来所されたのでクロスロードゲームを実施しました。
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北海道は好きですか、台所は好きですか、誕生日は好きですか、美術は好きですか、トマトは好きですか、など聞いて、好きですか、嫌いですか、選んだ理由を伝えてもらいました。

その後、自分の体調が悪くなる予兆を知っていますか、挨拶して挨拶が返ってこなかったら、無視されたと思いますか、など精神疾患に関した問題を出してそれぞれの意見を伝えてもらいます。

本来クロスロードゲームは、カードを用いたゲーム形式による防災教育教材のことで、遊び方は至ってシンプルで、カードの設問に対して各自がイエスかノーで自分の意見を示し、多数決によって勝者を決定する。勝者はポイントとして座布団カードをもらうことができ、その数を競うというものです。
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<クロスロードゲームの効果>
正解を学ぶのではなく、「こちらを立てればあちらが立たず」という考えや、「いろいろな考え方の人がいる」ということ、そしてどんな状況下でも「自分なりの答えを出して前に進まなければならない」ことがこのゲームの本質です。
【5月28日】利用者全体会議(居心地のよい居場所作り!) [2023年05月28日(Sun)]
今日のプログラムは、利用者全体会議(居心地のよい居場所作り!)でした。
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利用者全体会議は、かふぇらての目的である居心地のよい居場所として過ごすために利用者同士の問題及び改善すべきことはないか、などを話し合う会議です。

また、6月のプログラムに関して、利用者に検討と提案してもらうための話し合いでもあります。

いつもの通り、気分調べと近況を話してもらいました。
・コロナワクチンの6回目を打ちました。副反応もなくよかったです。看護大の学園祭に行き学生と久しぶりに交流したので緊張しました楽しく過ごすことが出来ました。
・若草通りにある宮大の街中キャンパスに初めて行って短歌の講座を聞きに行きました。初めて利用したのでこれからも利用しようと思っています。
・イオンモールに犬カフェができたので行ってみました。小さな可愛い犬が膝に乗ってきたので、楽しくふれあってフードコートで好きなものも食べたので幸せな1日でした。
・通院の前に時間があったので気晴らしにパチンコに行ったら勝ったので気分よく過ごすことが出来ました。
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その後、6月のプログラムに関して、日付順に講座名を確認してもらって、それぞれの講座に参加したことでの気づきなどを話してもらいました。

講座を利用することで、楽しかったり学びがあったり、また利用者の方と話したりすることで、色々な情報や話しを聞いてもらえることで気分が落ち着くという意見でした。

今月は県立看護大の学園祭が3年振りに実施され、かふぇらてとしても学生との交流を学園祭で企画したので、久しぶりに学生と対面で話し合うことを実施したので感想を聞きました。
久しぶりに学生とふれあえて楽しい時間を過ごすことが出来てよかったという感想でした。
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来月もスケジュール利用の予定を立て計画的に過ごして行くことで、生活の質(QOL)を高めることにつながるような利用をお願いしました。

会議終了後、皆で食事会のカレーを作って皆で美味しくいただきました。
【5月27日】音楽ライブ講座(歌って叩いて楽しむ!) [2023年05月27日(Sat)]
今日のプログラムは、音楽ライブ講座(歌って叩いて楽しむ!)でした。
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講師の県看護大助教の葛島慎吾氏に生のギターの弾き語りを実施してもらって、生の音楽に触れることと参加者の思い出の曲などをリクエストしてもらって一緒に歌ったりして、楽しく音楽の時間を過ごすという音楽ライブ講座です。

いつものように気分調べと近況を話してもらい、その後、音楽ライブ講座を開催しました。

今日は、講師が「母の歌」というタイトルで、18曲選曲して冊子を作って提供して頂きました。

講師がその月のキーワードで曲をセレクトして冊子を制作して頂いた曲の中から選んで、ソロだったりみんなで歌ったりして楽しんでいます。
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講師のギターの演奏や歌を聴いたり、参加者に冊子の中からリクエストしてもらって、一緒に歌ったり、途中講師の語りがあったりするなかで、叩きものとして、タンバリンとカスタネットを準備して、曲によって叩いてリズムを取ったりしながら、楽しく笑い声のする音楽ライブ講座でした。

今日は、参加者が少なかったこともあり利用者の要望で特別にギター教室を開催していただき楽しい時間を過ごせたと喜んでいました。

<音楽ライブの効果>
歌うことで感情や思いを形にして表現することにもなり、声を出すことで心にたまっていた思考や感情が発散されて、リフレッシュする効果が期待できます。
楽しく歌うことで脳内ホルモンの「エンドルフィン」が分泌され、エンドルフィンは「幸せホルモン」とも呼ばれており、精神安定や幸福感に効果があります。
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【5月26日】ピアサポートガイド(お互いが支えるスキル!) [2023年05月26日(Fri)]
今日のプログラムは、ピアサポートガイド(お互いが支えるスキル)でした。
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かふぇらてのコンセプトである、ピア(仲間)としてお互いに支え合うことができる関係を築いてもらうことが地域生活するうえで重要な課題だと考えています。

参加者にガイドブックの目次を見て、どの項目がよいか選んでもらって読みながら体験を踏まえて話し合いながら進めています。

今日は、「職場での危機管理」のページを選んで進めました。

1、困った時や危険な状況を避けるための危機管理
どうすれば支援対象のピアと周囲の人や自分自身の両方を安全に導けるかの対処方法を学ぶことです。
・危険な振る舞いに出る前に、ゆっくりとお話をお聞きましょう。
・支援対象のピアが大声を出すようになったときには、慌てないで、穏やかで、はっきりと落ち着いた声で話しましょう。
・こうした、いつもと違う時にどうするかを、職場のルールとして決めておきましょう。1人で対応しないで、複数で対応しましょう。
・自分の限界を知り、それを理解することはとても大事なことです。必要に応じて自分も支援を求めましょう。それも重要な仕事です。

2、危機管理を妨げるもの
危機管理は、すべての人を守るためにとても重要です。その危機管理を妨げるものには以下のようなものがあります。 職場内で対応方法を学びあったり、ルール化しておきましょう。
・あなた自身があまりに受動的であったり攻撃的であったりする。
・あなた個人の感情のせいで、コミュニケーションがうまくいかなくなること。
・支援対象のピアが、自分でできることを、あなたがしてあげてはいけません。
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【5月25日】脳トレ講座(脳を活性化しよう!) [2023年05月25日(Thu)]
今日のプログラムは、脳トレ講座(脳を活性化しよう)でした。
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精神疾患及び障害を持つことで、入院や薬や引きこもったりすることで、会話がなくなり、脳の認知機能が衰えてくるので、その不全を防ぐために脳を刺激する脳トレの教材によって刺激を与え、心身の活性化につながればとプログラムに取り入れました。

今日は、利用者の方が積極的に脳トレをやりたいということだったので脳トレ講座を実施しました。

脳トレは、脳活ドリル、脳活パズル、点つなぎ、まちがい探し、漢字ドリル等の色々な脳トレの教材の中から好きな教材を選んでもらって実施してもらっています。
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問題を考えることで認知機能の維持及びアップになるのと集中することでストレス解消にもなるということで、実施してもらっています。

教材に集中しながら時々脳を休めて色々な話題を話して、情報交換したりして過ごせる脳トレ講座です。

不得意な方には、自主プログラムということで、好みのプログラムやスキルアップのプログラムを実施してもらいます。

<脳トレの効果>
脳トレゲームの目標は、記憶力、思考力、反応時間、認知能力を向上させることで、ゲームは、あなたに情報を考え、戦略を立て、記憶するように挑んできます。認知機能を刺激することで、認知機能低下のリスクを軽減させるそうです。
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【5月24日】みんなdeエクササイズ(運動を楽しく!) [2023年05月24日(Wed)]
今日のプログラムは、みんなdeエクササイズ(運動を楽しく)でした。
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あまり体を動かさない生活によって生活習慣病になる可能性があるのと、体を動かすことで身体の新陳代謝を促進して、気分転換を図ることになり、穏やかな心になるのを目的に実施しています。

今日は、朝ストレッチとピラティスダイエット、こりをほぐすヨガでした。

朝ストレッチは、朝、目が覚めたら、ヨコになったまま行う運動で、続けると基礎代謝があがり、太りにくい身体になります。

ピラティスダイエットは、体幹を鍛えるポーズで、普段は使わない筋肉を刺激しました。
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こりをほぐすヨガは、上半身のこりをほぐすポーズで、日頃の疲れをリセットするプログラムでした。

毎日の生活の中で、身体を動かす習慣ができて健康が維持できるよう、いろんなプログラムを紹介しています。

<カラオケの効果>
運動をすることで、交感神経が優位である時間が長くなり、ポジティブになりやすいということが分かっています。
また、軽い運動でも、ストレスを解消させるためのホルモンが分泌されるのです。そのホルモンが、心を安定化させる働きをもつセロトニンやエンドルフィンといわれる物質です。
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【5月22日】地域散策(地域に何があるの!) [2023年05月22日(Mon)]
今日のプログラムは、地域散策(地域に何があるの!)でした。
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かふぇらてのある地域には、大淀川、橘橋、橘公園、ホテルなどがありますが、日頃散策して地域のよさを実感することはないので、散策を通して風景から受けるよさを実感してもらうことができればと企画しました。

今日は、気持ちの良い晴れた天気だったので、利用者の方が行きたいということだったので地域散策を実施しました。

かふぇらてから旭通りに出て右折して、瀬頭の交差点を渡って少し歩いて右折して左折して宮崎中のそばの後田川せせらぎ公園に行きせせらぎの水面を見ながら魚が泳いでいるのを観ながら気持ちよく歩いて大通りに出て、行きとは逆に歩いてかふぇらてに帰ってきました。
今日は、8,000歩ほどを記録しました。
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後から来られた方には、自主プログラムを実施して頂き、散策メンバーが帰ってきたらお互い会話が盛り上がって笑い声やらが聞こえて楽しい時間を過ごしてもらいました。

<散策の効果>
散歩の大きな効果のひとつは、気分転換ができること。 散歩をして風景を見たり自然の音を聞いたりすることで、脳がリラックスできるのです。
さらに散歩は不眠にも効果があります。散歩をすることで程よい疲れが残り、夜になると自然に睡眠に入れるようになるのです。
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【5月21日】メンタルヘルスマネジメント講座(心の健康を管理する!) [2023年05月21日(Sun)]
今日のプログラムは、メンタルヘルスマネジメント講座(心の健康を管理する!)でした。
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県立看護大の川村教授に「メンタルヘルスマネジメント講座」を実施して頂いています。

メンタルヘルスは、「心の健康」を意味していて、世界保健機関では「自身の可能性を認識し、日常のストレスに対処でき、生産的かつ有益な仕事ができ、コミュニティに貢献できる健康な状態」と定義されています。

日常生活や仕事するうえで心の健康を安定した状態で維持するには、如何にストレスや悩みといったメンタルをマネージメントできるか、講座として実施して頂くことになりました。

今日は、看護大学の3年ぶりの学園祭に参加して学生との交流をしてきました。
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11時にかふぇらてを出発して11時30分ぐらいに看護大に到着して、講座の講師をしてくださっている葛島氏に出迎えてもらって、最初にホールで吹奏楽部の演奏を拝見した後、昼食ということでキッチンカーやカフェに行って、それぞれ好きなものを食べました。

昼食後、学生さん4名の方を紹介していただき学園祭を一緒に見学しながらおしゃべりして、色々な教室に展示してあるものを拝見してきました。

その後、教室を手配してもらって学生さんと交流をしました。

自己紹介と今凝っていることについてそれぞれが話しました。
下駄を履くこと、映画を観ること、花を植えること、アニメを見ること、ウインドショッピング、パソコンをカスタマイズすること、ショルダーバッグ、プリン作り、など、それぞれの好みを話してもらって和気あいあいの雰囲気を作って、親しくその後話すことが出来交流ができました。
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【5月20日】施設外活動(カラオケでの交流!) [2023年05月20日(Sat)]
今日のプログラムは、施設外活動(カラオケでの交流)でした。
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施設外活動の目的は、地域生活するうえで生活機能を少しでも回復することと、生活を楽しむことで、積極的に試みるきっかけになればよいと実施しています。

カラオケ活動によって、好きな歌を歌って気分転換したり、利用者同士の交流で嗜好や理解を深める機会になり、人間関係の良好なあり方として、お互いが配慮したり、対応できる関係を作って、施設外活動でのふれあい交流を活かしています。

今日は、天気も穏やかで暖かい陽気だったので、車や自転車等で現地集合の方やかふぇらてから行かれる方、それぞれ楽しみにしながらカラオケボックスに集まって実施しました。

通常は、日曜日が定例のカラオケ交流なのですが、明日は、県看護大学の学園祭と学生との交流会が予定されているので、今日がカラオケ交流になりました。
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それぞれ好きな曲を選択して歌うことで気分転換を図ることと参加者の好みを知る交流活動になっているし、歌ったら上手い下手は関係なく拍手で讃えて、歌を通じてみんなで楽しい時間を過ごすことが目的になっています。

かふぇらてとしては、カラオケ交流を楽しむことで気分転換を図っていくことが精神衛生上大事な活動として実施しています。

かふぇらてで過ごされた方には、自主プログラムということで、好みのプログラムやスキルアップのプログラムを実施してもらいました。

<カラオケの効果>
カラオケを歌う時、大きく息を吸い込んだり、呼吸数が増えたりします。このことにより、血流が改善し、体の隅々にまで酸素が行き渡るようになります。血流が改善すると、手先足先など体の末端まで血行が良くなり、健康維持や増進、ストレス解消の効果を狙う目的で楽しみましょう。
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