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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


【10月10日】ピアサポートガイド(お互いが支えるスキル!) [2025年10月10日(Fri)]
今日のプログラムは、ピアサポートガイド(お互いが支えるスキル)でした。
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かふぇらてのコンセプトである、ピア(仲間)としてお互いに支え合うことができる関係を築いてもらうことが地域生活するうえで重要な課題だと考えています。

参加者にガイドブックの目次を見て、どの項目がよいか選んでもらって読みながら体験を踏まえて話し合いながら進めています。

今日は、晴れの暑い天気でした、利用者の来所がありましたが自主プログラムを実施したいということで、ピアサポートガイドは中止になりました。

通常は、ガイドブックの中の目次から利用者の好みのページを選んで読みながら進めていきます。
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ガイドブックからピアサポートに関する記載です。
精神障がい者ピアサポートとは「精神疾患を経験した人が、同じ経験や状況を共有する仲間同士の支え合い」とも言えます。
その活動は、様々な形で広がり、ここ数年、日本でも精神障がい者ピアサポートの環境が整備され始め、精神障がい者ピアサポートの活動をしている方も、関わられている方々もその在り方について模索を続けられていると感じています。

「精神障がい」にもピアサポートが大切だと取り上げられてきたのには、「精神的に困難な課題」が明らかになった時に「人間性など」を基礎として「経験や立場」「感情や感覚」に共感し、「専門的な知識」「支援の経験」が「リカバリー」に効果のある事を知っている方が少なくないからです。
その効果を活かそうと、全国各地でピアスタッフとして活躍する人が増えてきました。
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<ピアサポートの効果>
ピアサポートとは障害者など同じような悩みを持つ人たち同士で支えあう活動のことです。家族や専門の支援者には話しづらいことも、同じ立場の人だからこそ言えることがあり、不安な気持ちを理解し共感してくれることが、求められているし、支えることにつながります。
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