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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


【9月20日】メンタルヘルスマネジメント講座(心の健康を管理する!) [2025年09月20日(Sat)]
今日のプログラムは、メンタルヘルスマネジメント講座(心の健康を管理する!)でした。
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県立看護大の川村教授に「メンタルヘルスマネジメント講座」を実施して頂いています。
メンタルヘルスは、日常生活や仕事するうえで心の健康を安定した状態で維持するには、如何にストレスや悩みといったメンタルをマネージメントできるか、講座として実施して頂くことになりました。

今日は、「童話から学ぶ、ものの見方考え方」というテーマで「昔話:こぶとり爺さん」を実施して頂きました。

あらすじは、昔、二人の爺さんがいました。一人は気のいい爺さん、もう一人は欲深い爺さんです。気のいい爺さんが山へ行くと、鬼たちが楽しそうに歌い踊っていました。爺さんも一緒に踊りに加わると、鬼に気に入られ、顔にあった大きなこぶを取ってもらえます。
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これを聞いた欲張り爺さんは、自分もこぶを取ってもらおうと同じように踊りますが、心から楽しんでいないことを見抜かれ、逆にこぶとり爺さんのこぶまで顔につけられてしまいました。

教訓として、表面的な利得を追い求める姿勢を戒め、無欲で誠実な心こそが人から好かれ、幸運を引き寄せるという教訓です。昔話は単なる娯楽だけでなく、子どもや人々に生きる知恵を伝える役割を持っています。「こぶとり爺さん」もまた、人柄や態度がそのまま結果に結びつくことを、ユーモラスにわかりやすく示しているのです。作者や伝承者の思いには、「欲を離れて素直に生きよ」「心の在り方が人生を左右する」という普遍的な価値観が込められているといえるでしょう。
・素直で誠実な心が人に好かれ、良い結果を招く。
・欲や打算から行動すると、かえって損をする。
・「心のあり方」がそのまま人生の結果に表れる。
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