南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

今日のプログラムは、メンタルヘルスマネジメント講座（心の健康を管理する！）でした。

県立看護大の川村教授に「メンタルヘルスマネジメント講座」を実施して頂いています。
メンタルヘルスは、日常生活や仕事するうえで心の健康を安定した状態で維持するには、如何にストレスや悩みといったメンタルをマネージメントできるか、講座として実施して頂くことになりました。

今日は、「童話から学ぶ、ものの見方考え方」というテーマで「ひな祭り」を実施して頂きました。

ひな祭りは、日本で毎年3月3日に行われる伝統的な行事で、女の子の健やかな成長と幸せを願うお祝いの日です。「桃の節句」とも呼ばれ、雛人形を飾り、ちらし寿司やひなあられを食べるなどの風習があります。

ひな祭りの起源は、平安時代にまでさかのぼります。もともとは中国の「上巳（じょうし/じょうみ）の節句」という風習が日本に伝わり、水で体を清めて厄を払う行事として行われていました。

これが日本に広まる中で、紙や草で作った人形（ひとがた）を川に流して厄を祓う「流し雛」の風習が生まれました。さらに、平安時代の貴族の子どもたちの「ひいな遊び（人形遊び）」が結びつき、江戸時代になると現在のような雛人形を飾るひな祭りの形になったと言われています。

ひな祭りの風習として、雛人形を飾る、「子どもに降りかかる厄を引き受ける」という意味があり、お祭りが終わったらすぐに片付けることで、「良縁に恵まれ、幸せな人生を送れる」という願いが込められています。

ひな祭りには、縁起の良い食べ物をいただく習慣があります。
・ちらし寿司（エビ＝長寿、レンコン＝先を見通せる、豆＝健康などの意味）
・はまぐりのお吸い物（貝が対になっていることから、良縁や夫婦円満を願う）
・ひなあられ（四季を表す色があり、一年の健康を願う）
・白酒・甘酒（健康と長寿を願う）

ひな祭りは、女の子の成長を願う大切な伝統行事です。華やかな雛人形を飾り、美味しい料理を楽しみながら、家族みんなでお祝いするのが特徴です。もともとは厄払いの儀式から始まり、時代とともに形を変えながら、今でも大切に受け継がれています。