南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

今日のプログラムは、生活機能訓練SST（地域生活の困りごと）でした。

生活するうえでの困りごとを、お互いの経験を踏まえて話すことで、改善のヒントになったり、参考になるような話し合いを実施しています。
参加者にそれぞれ地域生活で困っている課題を出してもらい、参加者の方達で話し合うことをメインに実施しています。

今日は、寒さがぶり返してきましたが利用者の方の来所があり、生活機能訓練SSTを実施しました。

SST講座は、地域で生活するうえで困ったことがあれば、その問題を提供してもらってみんなで話し合うことで解決の参考につながることをテーマにやっています。
いつものように気分調べと近況を聞きました。
先日、妻とイオンに買い物に行って、晩ご飯のおかずの材料や自分のズボンを買ったりして、楽しく過ごしました。

生活技能訓練は、利用者の関心と問題意識に対応して主として対人関係の問題、服薬や症状の自己管理、基本会話、余暇の過ごし方、金銭自己管理、職業リハビリテーションなど、それぞれの生活上での困りごとを解決や処方箋などのスキルを身に付けることになります。

きまりとしては、｢ここでは人の欠点を指摘するよりも、長所を認め合い、お互いに知恵を出し合い、助け合って良いところを伸ばしていく｣ということを強調します。また、｢途中でつらくなったら合図をして、いつでも出て行ってよい｣ことも確認しておきます。本人の自発的な参加による練習であることを強調するわけです。

＜SST・生活技能訓練の効果＞
生活技能訓練の目的は、精神障害をもつ人々がさまざまなストレスに対処し社会的役割を果たすことができるように生活技能を高め、そのことを通じて彼らの生活の質を改善し再発を防止することにあります。