• もっと見る

南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


【6月11日】ピアサポートガイド(お互いが支えるスキル!) [2021年06月11日(Fri)]
今日のプログラムは、ピアサポートガイド(お互いが支
えるスキル)でした。
ピアサポートガイド.jpg
かふぇらてのコンセプトである、ピア(仲間)としてお
互いに支え合うことができる関係を築いてもらうことが
地域生活するうえで重要な課題だと考えています。
参加者にガイドブックの目次を見て、どの項目がよいか
選んでもらって読みながら体験を踏まえて進めています。

今日は、『「自分自身を大切にすることと他者を大切に
することの葛藤(バウンダリー)」と「自分のケア」』
という項目を読みながら進めました。

バウンダリーとは、『私』と『他者』の境界のことで、
お互いの境界を尊重し、守るものでもあります。
どこまでかかわるべきなのか、踏み込むべきなのかに悩
むことがあります。私は私、あなたはあなた、これ以上
踏み込んではほしくないと思っている目に見えない、も
しくは意識していないバウンダリーが誰にでもあるもの
です。
IMG_20210611_155001.jpg
自分の体調、自分のできる限界、仕事としての範囲、こ
れらの境界線(バウンダリー)をしっかり形成し、守る
ことが、継続してよいかかわりをもち、よい関係を続け
るコツになります。

断りたいと思うときにきちんと断ることができることは、
自分のバウンダリー(自分の境界や限界)を守り、自分
を大切にすることにつながります。

自分のケアでは、精神的に健康で、長いキャリアを中断
することなく仕事を続けるためには、ストレスに対処す
る方法を学ばねばなりません。  
自分をケアするために、リラックスしてくつろぐ時間を
持つのに遠慮は要りません。
日々行う瞑想の時間や、エクササイズ、その他のレクリ
エーションが効果的かもしれません。
ストレス解消2.png
| 次へ