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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


【1月14日】ペーパークラフト(紙で作る世界!) [2021年01月14日(Thu)]
午後のプログラムは、ペーパークラフト(紙で作る世界)で
した。

ペーパークラフトは、手先を使って紙を切ったり、貼ったり
して自分の好きな世界を作り上げるために集中することを身
につけるプログラムです。
季節に応じた素材など選んで制作することで、季節感を持ち
続けることができ感性を失わないことにもなるのではないか、
と実施しています。

ペーパークラフト.png

今日は、今年の干支の丑年にちなんで牛の素材を印刷しまし
た。
細かな図柄をハサミでカットしたりして糊でつけていく作業
は、集中力が求められる作業になりますので、得意・不得意
なプログラムになりますが、得意な方には楽しんで制作して
もらっています。
不得意な方には、自主プログラムを実施してもらって自分の
得意な分野に特化してもらっています。

IMG_20210114_154957.jpg

丑年の由来、牛は昔から食料としてだけでなく、農作業や物
を運ぶときの労働力として、人間の生活に欠かせない動物で
した。勤勉によく働く姿が「誠実さ」を象徴し、身近にいる
縁起の良い動物として十二支に加えられたようです。
また「紐」という漢字に「丑」の字が使われおり、「結ぶ」
や「つかむ」などの意味を込めたとも考えられています。

<ペーパークラフトの効果>
ペーパークラフト自体、平面である紙から立体のオブジェを
作る行為は空間認識を司る右脳に大きな刺激となりますし、
作業手順の思案は論理的思考を司る左脳をフル活用する事と
なります。指先での細かな作業は集中による適度な緊張感を
精神に与えますし、逆にそれが日常の雑事から開放してくれ
る気分転換ともなります。
IMG_20210114_155138.jpg
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