• もっと見る

南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


【7月18日】オムレツ&レタス 冷奴 味噌汁 [2020年07月18日(Sat)]
【支えあう支援センターかふぇらてFBより転載】

今日の食育は、オムレツ&レタス、冷奴、味噌汁、ご飯でした。

オムレツ.jpg

オムレツに使うたまごは、タンパク質が豊富に含まれ、人間の体に
必要不可欠な8種類のアミノ酸は、食べることでしか摂取できない栄養素です。
この必須アミノ酸がバランスよく含まれており、免疫力アップの手助けをしてくれます。

レシチンには、コリンと呼ばれる成分が含まれており、これが脳組織の老化防止し
活性化させると言われており、アルツハイマーの予防に期待できると注目されています。

また、コリンには血圧を低下させ、高血圧や高コレステロール血症や脂肪肝などの
予防・改善にも効果があるそうです。

今日も大きなテーブルで、生活習慣病に効果のあるオムレツを、
皆で美味しくいただくことができたことに感謝です。

午後のプログラムは、栄養講座(脳に効果のある栄養)でした。

県立看護大の川村准教授のライフワークである食事の栄養素が脳に働きかける
効能を講座として実施しています。

精神疾患の原因は、脳の働きが通常とは違う働きをしていることが
疾患の原因であるのであれば、脳の働きを正常に回復させるのに服薬以外の
方法として栄養学での試みも可能なのではないかということで
講座を実施してもらうことになりました。

今日は、野菜に含まれる食物繊維を摂取することで脳にも効果がるという話でした。

食物繊維のもたらす効果の中に腸内フローラを整えるだけでなく、
実はコレステロールの吸収を抑えてくれるので、中性脂肪や悪玉コレステロールを
下げる働きがありますが、何と食物繊維は脳のエイジングケアにも重要な役割を
果たしているらしいのです。

栄養講座.jpg

最新の研究によって、食物繊維を多く摂ると脳の炎症が軽減されることで、
アルツハイマー病、認知症、そしてパーキンソン病の発症リスクが下がる
という事が判明したということで、食物繊維の多い食事によって、
脳の健康と若さを保つことができるということでした。

利用者2名の方が、飲み物とお茶のパックを提供してくれました。

お茶.jpg
| 次へ