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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


【5月20日】手羽元のさっぱり煮 ホウレン草のごま和え 味噌汁 [2020年05月20日(Wed)]
【支えあう支援センターかふぇらてFBより転載】

今日の食育は、手羽元のさっぱり煮、ホウレン草のごま和え、味噌汁、
ご飯でした。

手羽元.jpg

手羽元の栄養素は、コラーゲンが豊富に含まれていて、皮膚や軟骨などを
構成する成分のひとつで、皮膚の弾力を保ったり、関節痛の緩和などに役立ちます。

ナイアシンは、実はビタミンB群の一種で、ビタミンB群は代謝に関わる成分が多く、
ナイアシンもまた例に漏れず、そのような役割があります。

ビタミンKですが、ケガをしたときなど、血が固まって出血が抑えられます。
酢は、疲労回復効果や抗菌効果が期待できます。

今日も大きなテーブルで、疲労回復に効果のある手羽元のさっぱり煮を、
皆で美味しくいただくことができたことに感謝です。

午後のプログラムは、栄養講座(脳に効果のある栄養)でした。

県立看護大の川村准教授のライフワークである食事の栄養素が脳に
働きかける効能を講座として実施しています。

精神疾患の原因は、脳の働きが通常とは違う働きをしていることが
疾患の原因であるのであれば、脳の働きを正常に回復させるのに
服薬以外の方法として栄養学での試みも可能なのではないか
ということで講座を実施してもらうことになりました。

今日は、脳をつくる栄養素 として適している脂肪とたんぱく質の中から、
たんぱく質についての話しでした。

栄養講座.jpg

脂肪は、「不飽和脂肪酸」が効果があり、青魚に含まれるDHA、EPAが
その代表でアマ二油やエゴマ油、ナッツ類からも摂ることができます。

タンパク質が多くの脳の機能をよくしてくれる重要な栄養素で、
特徴的なことはタンパク質の構成成分であるアミノ酸が神経の情報伝達に
重要な役割を果たしているということで、うつ病の患者ではセロトニンが
減少していることが示されていて、セロトニンを作る原料になる
「トリプトファン」が豊富に含まれている食材として、

卵かけごはん、牛肉はミディアムレア、魚は刺身やカルパッチョなど、
なるべく加熱しない方法を選ぶことで栄養が補え、精神的な安定をもたらします。

たんぱく質の摂取については、肉類、魚介類、卵類、大豆製品、乳製品が
おすすめだそうです。

栄養講座2.png
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