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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


【11月15日】焼うどん サツマイモのガネ 味噌汁 [2019年11月15日(Fri)]
【支え合う支援センターかふぇらてFBより転載】

今日の食育のメニューは、焼うどん、サツマイモのガネ、味噌汁、ご飯でした。

焼うどん.jpg

うどんは消化が良くすぐにエネルギー源として使われるため集中力を
高めたい時や運動前、病気の時などに最適な食べ物です。

食材としての豚肉には、ビタミンB群を多く含んでいるので、
炭水化物や野菜をバランスよく食べて体の調子を整えます。 

キャベツには、ビタミンC、Kが豊富に含まれていて、
ビタミンCは風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があり、
ビタミンKは血液の凝固促進や骨の形成に貢献します。

今日も大きなテーブルでエネルギー源としての焼うどんを、
皆で美味しくいただくことができたことに感謝です。

午後のプログラムは、栄養講座(脳に効果のある栄養)でした。

精神疾患の原因は、脳の働きが通常とは違う働きをしていることが
疾患の原因であるのであれば、脳の働きを正常に回復させるのに
服薬以外の方法として栄養学での試みも可能なのではないか
ということで講座を実施してもらうことになりました。

今日は6回目で、「時間と栄養学」でした。時間栄養学とは、
「何を・どれだけ・いつ食べるのか」という視点を考慮した栄養学のことです。

血糖値が下がることによってアドレナリンに作用して、交感神経に
影響を与えることでイライラした感情を引き起こすという流れになります。

低血糖による症状としては、ボ〜ッとして集中力がなくなる、無気力になる、
イライラして落ち着きがなくなる、などがあります。進行すると、
頭痛や吐き気、めまい、冷や汗などの症状が現れ、
さらに進むと昏睡状態に陥るなど、危険な状態になる場合もあります。

予防の第一は、きちんとした食生活です。好きな物ばかりをたくさん食べる
食生活は、病気になりやすい身体を作っているのと同じです。

講座終了後に、川村准教授の指導学生が卒業研究テーマの「物語(絵本や劇)に
触れることの意味」ということで、絵本の「フレデリック」「100万回生きたねこ」
の2冊を音楽流しながら読み聞かせをして、参加者に感想や意見を聞いて
ディスカッションをしました。

栄養講座.jpg

利用者の方が、給料日だったのでお菓子を提供してくれました。

どうなつ.jpg
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