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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


宮崎神宮と道の駅フェニックスのWS! [2016年03月04日(Fri)]
昨日は、若草病院デイケアの写真WSで宮崎神宮に行き、今日は学遊館つねひさの生徒と
道の駅フェニックスに行ってきました。

昨日は曇り、今日は雨と天気がよくなかったのですが、そのようなことは関係なく
行った場所で楽しく撮ってくれました。

宮崎神宮はメンバーが行きたいということだったので初詣を兼ねて行ってきました。

正月の賑わいはありませんでしたので大手を振って参道を歩き静寂の中に佇む本殿に
メンバーと写真を撮りながら向かって祈願し、帰りにも神宮と正月にちなんだ風景を
撮って宮崎神宮を後にしました。

今日は、学遊館の生徒と写真WSを行いましたが雨が降っていたので青島の亜熱帯植物園に
行くことになったのですがリニュアル中で3月のオープンということで急きょ道の駅
フェニックスに行って売店の3階から雨の太平洋や鬼の洗濯岩や山の風景を撮ったり
しながら楽しみました。

時にはお互いが撮影しているとこを撮ったりして楽しく過ごしているのを見て、
雨であろうとカメラを持ったらそれに応じて楽しく過ごすことのできるとこが
カメラの魅力なのであることを実感することになりました。
写真WS、連携施設の忘年会! [2016年01月26日(Tue)]
今日は、市内2ヵ所の地域生活支援センター合同の写真WSを行ってきました。
9時に支援センターに行って撮影場所のフェニックス自然動物園にスタッフに同乗
させてもらって向かいました。

今日の宮崎は氷点下だったので寒い朝を迎えましたが、快晴の天気だったので、
陽のあたる場所は温かく撮影日和といったとこでした。
メンバーさん、動物園だったので色々な動物が飼育されている中で気に入った
動物を個性的な視点から狙って撮ったりして楽しんでもらいました。

また、動物以外にも子供が楽しむ遊具などがあったり、華やかな色合いの乗り物などが
あったり、自然の風景のよさを撮ったりして写真を満喫してもらいました。

昼食を済ました後は、メンバーの撮った写真をみんなで見るということをWSでは大事に
考えて実施しているので、それぞれの感性や思いを写真を通じて聞くことで、
メンバー個人の理解にもつながるし、お互い気づきや学びがあることをふりかえりで
発言していただくので、写真WSのミッションを実感することになります。

写真WS後に、ヤッドみやざきの忘年会に呼ばれていたので、久しぶりに事務所に行って、
永山さん、山之内さん、岩切さんやヘルパーさん達と言葉を交わして近況を話しました。

ヤッドには、定期的に伺って意見交換をしたりしていましたが、今回の「ふれあい交流会」
の実施で中々足を運ぶことができなくなっていたので、今日の忘年会に誘われて
よかったと思っているとこです。

彼らとは、障害全般から障害種別の問題などを話したりする中で、精神障がい者に対する
理解や制度的な遅れを以前から持っていてくれる希有な存在だし、社会生活において
先駆的に走っている障がい者団体なので連携して活動を行うことを願っている面々です。

明日は、都城市で「ふれあい交流会」を南九大都城キャンパス2101教室で14時から
開催します。
江南よしみ支援センターでの写真WS! [2016年01月23日(Sat)]
午前中は、江南よしみ支援センターでの写真ワークショップをおこなってきました。

今日は、イチョウが黄色く色づいている風景をということで、生目神社の境内にある
大イチョウを撮りにいってきました。
行ってみたら葉っぱも散ったのか一杯枝についているという感じでもなく、
色も真黄色という感じでなかったので、気候変動の関係なのか、いつもの色と
咲き乱れているというイチョウでないとこが惜しまれました。

ただ、撮る場所が神社だったのと青空だったので、色々と素材はあるので
それなりに撮ってきました。

午後は、ちょっと時間があったので宮アもやいの会のHPに、近頃実施した4ヵ所(
日南・清武・高鍋・高岡)のふれあい交流会の報告及びアンケートのコメントを
掲載しました。

それぞれの地域でお願いしているアンケートに記載されていたコメントが主催者や
ピアスタッフには、実施している内容のふりかえりにもなり、気づきにもなるので、
メーリングで資料を送ったり運営会議で印刷して渡したりして、来場者のコメントを
自分自身の元気のエネルギーにしてもらっているとこです。

明日は、宮崎大学の木村准教授の教室での「ふれあい交流会」です。
写真ワークショップを実施しました! [2016年01月23日(Sat)]
今日は、10時から「ドキュメンタリーフォトフェスティバル宮崎」の一環として
「小林順一写真教室」として写真ワークショップを開催してきました。

集合場所は、「アートスペース色空」に集っていただき、4名の方に
参加していただきました。
宮ア市から3名、都城市から1名の方に参加してもらい自己紹介後に、
街中をそれぞれの視点で興味のある被写体を撮っていただくということで
街に飛び出した次第です。

初心者も経験者も思い思いの写真を撮って楽しむというのが写真WSの趣旨なので、
講師に迎合することなく撮ってもらうには、心身をオープンに解放してもらって、
自分の感性に素直に向き合って街中の気に入った被写体を選んで撮ってもらい、
楽しんでもらうことをモットーにしています。

撮影後、一人で楽しむより、それぞれの撮った写真をみんなで見て話合いながら
進める方法なので色々な発見や気づきのあることを教えてくれます。

みなさんと一緒に同じコースを廻るとそれぞれの感性や好みなどが反映した写真を
撮られるので、同じ被写体を撮ったとしても違いが現れるし、自分が気づかなかった
被写体などを撮ったりしているのを見て、改めて街の発見を意識させられることに
なります。

今回も撮った中から5枚ほど自分で選んでもらい、いずれ写真展を開催する時に
展示する予定になっています。
写真WS参加者の写真を展示! [2015年12月24日(Thu)]
今日は、午前中から市民プラザのオルブライトホールで開催されている
「ふれあい文化のつどい」に写真WS参加者の写真を展示しているので
会場にいました。

WS参加者がきたりして自分の写真が展示してあるのを見て喜んだり、
他の人のを見て撮影のアイデアが浮かんだりするのを話してくれたり
するのを聞きながらモチベーションを高めるための相槌をうったり
しながら過ごしました。

時々、知合いのピアスタッフがステージに出演したりするので見に
行って拍手を送ったり撮影してやったりしながらふれあい文化のつどいを
楽しませてもらいました。

その中でも写真WSに参加するメンバーが司会という大役をこなしているのには
感激しました。

個性のある写真を撮ったりしている若い方で、鑑賞会の時に質問したりすると
ぼそぼそと話してくれる人が流暢に司会をやっているのを見て環境を与えて
あげれば自分の潜在的に持っている力を発揮してくれるのだと思った次第です。

持っている力を発揮できる環境を提供するということでいえば、今開催している
「ふれあい交流会」もその一つで、体験を語ることが好きな方には多いに
羽ばたいてもらうことを狙った事業ですし、当事者としては自分の持っている力を
発揮することができる選択肢があることが、日常生活を生き生きと送ることになり、
回復につながることになります。
家庭教育学級講座で写真WS開催! [2015年11月22日(Sun)]
昨日は、国富町の本庄小学校の家庭教育学級講座で写真WSを開催してきました。
7家族で18名(内子供:10名)という参加で実施しました。

撮影後の鑑賞会を国富町図書館の研修室でおこない、子供の撮った1枚1枚を見ながら
一般的な評価は極力避けて独特な視点の面白さなどを評価することで、子供がいいと
思って撮った写真が評価されれば、子供自身が何事にも意欲を高めてくれることに
なります。

親も子供の感性を評価されることで子供の感性を再認識したり、一般的な評価ではない
評価に気づかされることで、子供を新しい視点で見つめることができれば、
子供の持っている意欲を支援することができると思っています。

困るという漢字の起源は、木の伸びるのを囲んで阻んでしまうということらしいです。
親は特に子供の伸びようとすることに、枠に入れようとする傾向がありますね、
困ったものです。
コスモスとひまわり! [2015年11月05日(Thu)]
江南よしみ支援センターで写真WSを行ってきました。
秋晴れの天気のなか支援センターの周辺を散策しながら気に入った被写体を
撮っていたら、畑にコスモスが咲き乱れている場所がありメンバー全員畑に
入って秋の風物詩としてのコスモスのある風景を撮りました。

色鮮やかなコスモスの花の中に黄色いヒマワリの花が咲いていたりして、
これまた珍しい組合せの風景に心が躍ってしまいました。

撮影後、メンバーが撮った写真を鑑賞して終わるというプログラムなのですが、
撮った写真について講師が色々聞いたりしてメンバーの心模様を話してもらい
ます。

どのような経緯で撮影したのか、どのような思いで撮ったのか、この風景の何処に
興味を持って撮ったのか、など聞くことでコミュニケーションが成立つことを
大事にしながら進めています。

写真WS終了後、支援センターで本郷地区社協の方達が当事者との交流会を
実施されていたので、今度はそちらに行って意見交換をしてきました。

今、地域で精神疾患と障害を理解してもらうための「ふれあい交流会」を
実施しているとこですが、本郷地区は2年ほど前から当事者との交流を
支援センターを通じて実施している県内でも精神障がい者に対する理解促進を
地域ぐるみで取り組んでいる先駆的な地域なのです。

現在、県内を廻って「ふれあい交流会」の開催を各市の社協などを通じて開催依頼に
行きますが、まだまだ精神障がい者に対しての地域での理解促進を積極的に取り組む
地域はまれであるということも知らされました。

だからこそ、地域で安心して生活を送るには、地域の理解が必然であることは
自明の理であり、精神障害者に対する地域の理解に地域格差があることも事実で、
その格差レベルを各地域で把握することによってどのような活動プランを提示して
やっていくか、精神に携わる関係者の課題と思っています。

何事にも流されることなく真摯に取り組むことが改革につながると思っています。
写真WSと交流会の依頼! [2015年11月01日(Sun)]
高鍋町の就労移行支援事業所・ぐらんま亭の写真WSで、
今日は江南よしみ支援センターの写真WSでした。

近頃の天気は、とても変化が激しいので予測がつかないので困ってしまいますが、
今回の2回に関しては、秋晴れの暖かい天気でまさに秋を感じながらの
ワークショップでした。

高鍋では、蚊口浜まで散策しながら松林の森林浴をしたり、海岸でのんびりしたり、
広々とした太平洋を撮ったりしながら過ごしました。

帰りに、「ふれあい交流会」の開催に関してぐらんま亭運営者の中武功見さんに
高鍋町社協と高鍋町障害福祉課の担当者を紹介していただき開催の案内をして
きました。

高鍋町の推進している自立支援協議会の次年度の計画の前段として
位置づけられる事業ということで前向きに検討していただくことに
なりました。

それにしても、中武さんが高鍋で事業所を開設して地域との関係や関係機関との
連携をしっかりと作り上げているからこそ、よそ者が話を持っていっても
積極的に話を聞いて実施の方向で検討してもらうことができたと思っている
次第です。

今日の江南よしみ支援センターの写真WSは、生目古墳群史跡公園に行って
きました。
広々とした場所には、イメージを喚起する風景があり、お気に入りの風景を
フレームに納めながら切取ってきました。

帰りに、「ふれあい交流会」に関して関係機間として支援センターに
協力していただいているので、センター長の坂本さんに明後日の
宮ア公立大での開催も協力をお願いして、先日開催した
赤江東地区での報告をしました。

ピアスタッフが語りとグループワークに関わることで、
自分自身に関する気づきがあったりすることで成長していることが実感でき、
開催後のふりかえりでよかったこととして意見が出たり、
改善するとこもでて、自分たちが主体になって作り出していくという
意識が芽生えていることは素晴らしいことだと話した次第です。
持つべきものは、人的ネットワークですね!
若草病院の写真WS! [2015年09月19日(Sat)]
昨日の午前中は、大雨が降ったりやんだりの不安定な天気でしたので、
午後行う若草病院の写真ワークショップはどうなるか心配しましたが、
昼前から雨もやみ曇空になったので、途中で雨が降っても雨宿りのできる
場所ということで、道の駅フェニックスに行ってきました。

街中からバイパスを通っていけば15分ぐらいで着くので
ちょうどよい気分転換になる場所にあり、太平洋を眼下に望む
だけでも広々とした風景に気分が晴れ晴れになるメンバーたちです。

海あり山ありの地形には、南国特有な色々な植物が植えてあり、
花が咲いていたり、海岸の鬼の洗濯岩を見たりと
被写体には困らないところなのです。

売店には、特産品が販売されていたり、名物のソフトクリームがあったりと
メンバーも撮るより食欲をそそられながらも気に入った写真を撮っていました。

若草病院の写真WSが終わった後に、延岡市の障害福祉課と社協に
「ふれあい交流会」のチラシに刷り込む名義後援の依頼書
を出しに郵便局に封書を発送しに行ったとこです。

昨日の朝メールを確認したら、宮ア公立大での「ふれあい交流会」の
日程の連絡が入っていたので、今回の交流会で実現したいと考えていた
思春期の学生に「当事者の語り」を聞いてもらう企画案を出していたので、
これで企画していた案の一つを達成することが可能になりました。

公立大での「ふれあい交流会」を実施することで得た結果を活かして、
次のステージにつなげていくか思案するとこです。

今日は、えびの市社協から「ふれあい交流会」開催の日程の予定日の
連絡があったりして、色々と動いてきているとこです。
九保大学生との写真WS! [2015年08月06日(Thu)]
今月7日に延岡の街中を九保大の学生と当事者と
散策しながら写真を撮って、
参加者で鑑賞するという写真ワークショップを実施しました。

そのときの参加者が選んだ1枚の写真を、
今日から明後日まで「障がい者写真集団・えん」に掲載します。

それぞれの感性や考えが1枚の写真とキャプションによって
感じられると思います。

この写真WSは、撮った写真を通じて主体を明確にしていく
ことが狙いです。

何を撮るか、
最初から明確なテーマがあるわけはないので、
撮るという経験を積みながら
自分自身の感性や考えを探っていくことを
メインにしています。

また、参加者で鑑賞会をするとこには、
自分とは違う写真を認め参考にすることと
相手を認めるということをテーマに取り組んでいます。

何を撮るかが一義的で、どう撮るかは二義的なことです。

テクニックの部分は、経験によって習得できるので
それを一義的に考えると只々撮り方のみの写真になって
説明的な写真にならざるを得ないと言うことでしょうか。

一般的な刷り込まれた美的価値観ではなく、
その人の潜在的に持っている感性を現すこと、
即ち撮る行為でその人の潜在的な価値観を示すことに
なることを実践している写真WSなのです。
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