困っている課題を事業として起業する・後編!
[2014年12月22日(Mon)]
社会的起業として考えると、社会に問題がありそれによって困っている方がいて、それを解決するのに行政も民間も対策をうたない課題に気づいた人たちが自分ごととしてボランティアではなく持続可能な事業として成立たせることができるかを起業として実践していくことだと思っています。
まずは、多くの精神疾患者が現実の生活の中で精神的な安定を求めて改善したいと思っているということは現実であるという第1の要因と、その課題を積極的に解決するためにカウンセリングやコーチングでのサポートをしたいと考えている方がいるという現実の第2の要因を、如何につなげて解決していくかということを踏まえれば、社会的起業として成立たせることを考える価値はあると思っています。
事業としては、どのように収益を生み出すかということですが、通常だと利用者から利用料を支払ってもらうというので成立ちますが、利用する方がそれだけの支払いができないとなれば、どこから収益を持ってきて維持していくかということになるわけです。
モデルとして駒崎弘樹氏が立ち上げた病児保育を提供するNPO法人フローレンスのことに関して記載します。
アンケートで「仕事と育児の両立で最も悩むことはなんですか」という設問に、子供を持つ親御さんたちのなんと72%が、「子供の病気で遅刻や欠勤をすることがあり、周囲に迷惑をかけてしまう」と仰っていることが分かりました。また、「必要性を感じる育児制度」は、「子供の看護休暇」との答えが9割弱。さらに、「保育園に子供を預けていて不満に思うことは」という問いに対して最も多かった答えは、「病気のときも預かって欲しい」というものでした。多くの方々が困っていると、これで再確認しました。
厚生労働省から補助金も出ている。それにも関わらずなぜ経営が成り立たないのか。
病児保育は「補助金のジレンマ」という状況に陥っていたんです。厚生労働省からは確かに年間660万円という補助金が出ていました。しかし、ひとたび補助金を貰うと行政サイドからさまざまな手枷足枷まで付いてくるのです。「保育士と看護師を雇わなければいけない」、「敷地は規定の面積にしなければいけない」等々。
こういった事態を何とかビジネスで打破しようと思ったとき、「補助金を貰ってもどうせ成り立たなくなるのなら、貰うのは止めて自分でやってみよう」という結論に到りました。経済的に成り立ち、かつ人の助けになるような、そんなソーシャルビジネスモデルを自分の手で創ってみようと。辿りついたのが現在のフローレンスモデルです。特徴は二つ。ひとつは施設を持たない「脱施設型」である点。そしてもうひとつの特徴は、お金の頂き方が従量制ではなく「保険共済型」という点でした。
そこでふと思い付いたのが共済型でした。そもそも病児保育とは保育園との関係で言えば保険みたいなものです。普段は保育園に通う子供たちは、ときどき熱を出して保育園に行けなくなり、そのときに親御さんは困ってしまいます。それなら保険のビジネスモデルを病児保育に当てはめてみたらどうだろうかと考えました。
1時間いくらではなく、月々いくらという風に、掛け捨てで払っていただきます。そして助けに行くときは無料という形にすれば、収益も安定するのではないかと思いました。使わなければ月会費が下がっていくし、使うと上がっていくという自動車保険の仕組みにして、月1回の保育出動は無料、月2回目以降は利用料をいただきます。
この試みは保育業界には存在していなかったものですが、始めてみると意外と多くの人に安心料という形でお支払いいただけました。これで比較的安定した収入源を構築することが出来たのです。フローレンスモデルとは、前述した非施設型かつ、この共済保険型の組み合わせなのです。
このようにして改善しながら今では厚労省がモデルとするぐらいの病児保育のオンリーワンになっています。
まずは、多くの精神疾患者が現実の生活の中で精神的な安定を求めて改善したいと思っているということは現実であるという第1の要因と、その課題を積極的に解決するためにカウンセリングやコーチングでのサポートをしたいと考えている方がいるという現実の第2の要因を、如何につなげて解決していくかということを踏まえれば、社会的起業として成立たせることを考える価値はあると思っています。
事業としては、どのように収益を生み出すかということですが、通常だと利用者から利用料を支払ってもらうというので成立ちますが、利用する方がそれだけの支払いができないとなれば、どこから収益を持ってきて維持していくかということになるわけです。
モデルとして駒崎弘樹氏が立ち上げた病児保育を提供するNPO法人フローレンスのことに関して記載します。
アンケートで「仕事と育児の両立で最も悩むことはなんですか」という設問に、子供を持つ親御さんたちのなんと72%が、「子供の病気で遅刻や欠勤をすることがあり、周囲に迷惑をかけてしまう」と仰っていることが分かりました。また、「必要性を感じる育児制度」は、「子供の看護休暇」との答えが9割弱。さらに、「保育園に子供を預けていて不満に思うことは」という問いに対して最も多かった答えは、「病気のときも預かって欲しい」というものでした。多くの方々が困っていると、これで再確認しました。
厚生労働省から補助金も出ている。それにも関わらずなぜ経営が成り立たないのか。
病児保育は「補助金のジレンマ」という状況に陥っていたんです。厚生労働省からは確かに年間660万円という補助金が出ていました。しかし、ひとたび補助金を貰うと行政サイドからさまざまな手枷足枷まで付いてくるのです。「保育士と看護師を雇わなければいけない」、「敷地は規定の面積にしなければいけない」等々。
こういった事態を何とかビジネスで打破しようと思ったとき、「補助金を貰ってもどうせ成り立たなくなるのなら、貰うのは止めて自分でやってみよう」という結論に到りました。経済的に成り立ち、かつ人の助けになるような、そんなソーシャルビジネスモデルを自分の手で創ってみようと。辿りついたのが現在のフローレンスモデルです。特徴は二つ。ひとつは施設を持たない「脱施設型」である点。そしてもうひとつの特徴は、お金の頂き方が従量制ではなく「保険共済型」という点でした。
そこでふと思い付いたのが共済型でした。そもそも病児保育とは保育園との関係で言えば保険みたいなものです。普段は保育園に通う子供たちは、ときどき熱を出して保育園に行けなくなり、そのときに親御さんは困ってしまいます。それなら保険のビジネスモデルを病児保育に当てはめてみたらどうだろうかと考えました。
1時間いくらではなく、月々いくらという風に、掛け捨てで払っていただきます。そして助けに行くときは無料という形にすれば、収益も安定するのではないかと思いました。使わなければ月会費が下がっていくし、使うと上がっていくという自動車保険の仕組みにして、月1回の保育出動は無料、月2回目以降は利用料をいただきます。
この試みは保育業界には存在していなかったものですが、始めてみると意外と多くの人に安心料という形でお支払いいただけました。これで比較的安定した収入源を構築することが出来たのです。フローレンスモデルとは、前述した非施設型かつ、この共済保険型の組み合わせなのです。
このようにして改善しながら今では厚労省がモデルとするぐらいの病児保育のオンリーワンになっています。
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