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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


「平成27年度精神保健福祉講座」を開催! [2015年09月19日(Sat)]
今日は、中央東地区社協主催の「平成27年度精神保健福祉講座」を
宮崎東地区交流センターで実施してきました。

去年から精神保健福祉講座を開催していただいていて、
今年も年間行事として組み込んでもらうことができ関係者としては、
講座によって理解してもらうきっかけになることを願っているとこです。
今日は、50名ほどの方に参加していただきました。

プログラムは、最初に私が「精神疾患・障害の現状」ということで話して、
江南よしみ地域生活支援センター長の坂本祥宏氏に「地域での支援センターの役割」
と当事者で宮崎こころリンク代表の日高信明氏に「精神障害とわたし」というテーマで
それぞれの立場で話していただきました。

私の話の中で一番伝えたかったことは、精神障害に関するイメージと
思春期に精神疾患を罹患するというのが一番のテーマでした。

メディアが発信するイメージ(危険・怖い)が多くの方に刷り込まれている
現状を如何に変えて行くかという時に当事者との接触体験としての「ふれあう」
ことによる親しく交流できる機会を作ることが、誤ったイメージを変えていく
解決策になると思っています。

また、思春期に発症するということを理解すれば、
当事者が生活する中で発症前後に今まで感じなかった
違和感を感じたことを話すことで、
疾患の初期症状ではないかと用心して、
早めの治療などにつなげることが重症になって入院
ということを避けるケースになるのではないかと思っています。

色々な機会を活かして同じ経験(苦しみや偏見)を受けない
社会を築くためにも経験者として果たさなければならない
役目にきづく機会にもなりました。
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