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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


九州保健福祉大学での講話2! [2015年08月06日(Thu)]
先日、案内をしていた延岡の九州保健福祉大学での講話
「家族の理解及び写真活動などでの支援」
というタイトルで話してきました。

家族の困りごとや求める支援がどのようなものであるかを
直接家族の声として知ってもらうことで、
これからの座学の中で課題として考えてもらったり
社会に出て精神保健福祉士として当事者を支援するなかで
同居している家族と連携した支援をすることが
より当事者に地域で安心した生活ができることに
なるということなどを話をしました。

同居の当事者は、家族との関係で感情表出(EE)が高い
(批判、否定、敵意、過度の感情的巻き込まれなど)
ことによって精神的不調をきたしリバンド(再入院)
することになるケースが多いと言われています。

また、大半の方が思春期に精神疾患に罹患するので、
疾患に対する理解と初期の症状のサインを見逃さないことが
早期発見し、早期回復につながるので、
当事者の方達と会う機会があれば予防のために
初期にどのような症状が現れるのか話を聞くことが
大事であると話しました。

当然、精神障がい者に対するイメージに関しては、
実習で接触体験などをするので一般の学生とは違って
ネガチィブなイメージの偏見は解消されているわけですけど、
現実はネガチィブなイメージを持っている方達が大半なので、
そのイメージを如何に変えていくか当事者の方と共に
接触体験を活かした啓発活動などを自主的に
仲間とやっていく試みなどを実践することを
勧めてしまいました。

6月7日の延岡での写真ワークショップに参加されていたので、
より親密感のある講話になりました。
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