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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


【4月25日】動画鑑賞(動画を見て交流!) [2025年04月25日(Fri)]
今日のプログラムは、動画鑑賞(動画を見て交流)でした。
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自分の好きな動画(映画・スポーツ・音楽)を紹介して参加者と交流をするプログラムです。

利用者の方に見たい動画を聞いて動画配信サービスのアマゾンやアベマなどで検索して観ています。

今日は、利用者の方の来所がありましたが、自主プログラムを実施したいということで動画鑑賞は中止になりました。

動画鑑賞の効果について、日常の喧騒から少し離れて、物語の世界に浸る時間であり、それが「動画鑑賞」です。単なる娯楽と思われがちですが、実は映画には私たちの心や思考、人間関係にまで影響を与える力があります。
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映画を観て涙したこと、心から笑ったことはありませんか?物語に感情を重ねることで、自分の中にあるモヤモヤがすっと晴れるような感覚。これが「カタルシス」と呼ばれる心理的効果です。感情を安全に“体験”し、発散することで、心は自然と整っていくのです。

登場人物の背景や感情に触れることで、他人の立場を想像する力や、共感する心が育まれます。ときには、自分とはまったく違う人生を歩んでいる人に感情移入することもあり、視野がぐっと広がります。これは、日常生活の中でも人との関わり方に影響を与える貴重な体験です。

映画のストーリーを追いかける行為は、実は記憶力や理解力を刺激する知的活動でもあります。特にサスペンスやヒューマンドラマなど、伏線や人間関係の構造を読み解く作品は、観る側にも考察力が求められます。さらに、外国語の映画なら語学の勉強にも役立つかもしれません。

そして何より、映画は自分自身を見つめるためのツールにもなります。登場人物に自分を重ねたり、問いを投げかけられたり。ときには過去の出来事がふとよみがえり、心の奥深くで何かが動く瞬間があるかもしれません。
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