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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


【10月29日】ピアサポートガイド(お互いが支えるスキル!) [2020年10月29日(Thu)]
午後のプログラムは、ピアサポートガイド(お互いが支えるス
キル)でした。

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かふぇらてのコンセプトである、ピア(仲間)としてお互いに
支え合うことができる関係を築いてもらうことが地域生活する
うえで重要な課題だと考えています。
参加者にガイドブックの目次を見て、どの項目がよいか選んで
もらって読みながら体験を踏まえて進めています。

今日は、利用者の方の来所される時間が遅かったので、ピアサ
ポートガイドは中止になりました。

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ピアサポートガイドのストレングスの視点という項目に、人は
誰でも特定の技術、能力、知識、そして天賦の才能を与えられ
ています。この能力は人生の最も困難な挑戦に対処する際の助
けとなります。こうした能力を一人一人が認めることはリカバ
リーへの旅路の地図を作成し、リカバリーへの旅を進めるため
の計画づくりにおいて重要なポイントになるのです。
しかし、残念ながら日本人は自分自身の強みについて考えるこ
とに慣れていません。称賛されることにもなれていないし、褒
められることに苦手な人も少なからずいます。
だからこそ、ピアサポーターは自分自身が拠って立つ強みを認
めようとする人を助ける上で重要な役割を果たすことができる
のです。

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その人のもっている強みを生かすことで、その人自身が「上手
くやれた」と実感できることが増えることで、悲観的な人生で
はなく「リカバリー」へと進むことで、希望を持てる人生につ
ながるのではないかと思えます。

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