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難病ソリューションズ

単に医療・福祉の受け手ではなく、難病・希少疾患患者の持つ価値を社会に発信し、人材活用・就労支援をプロデュースします。働きたい難病患者と、人材を求める企業や団体、教育・研究機関などをマッチングするネットワークづくりの拠点となります。

患者申し出療養はどこへ行く?

[2015年08月25日(Tue)]
 患者申し出療養制度は、その利点として、保険適応外の海外で行われている先進医療などを患者がやりたいっ!といえば審査して2週間とかそういった短期間でGOサインを出してやらせてくれるというもの。一見、今の日本の保険診療では助からない・治らない状況にある難病やがんの患者が救済される希望の光に見える。
 しかし、その意味を深く考えると、矛盾がいっぱい出てくる。全額自己負担。自己責任で、何か副作用が起こっても現行の副作用救済制度の対象にならない。おまけに、これを国会で審議していく過程でどうやら肝心の患者団体を参考人として十分なヒアリングがなされているとはいいがたい状況であるらしい。当事者抜きで決めるということか。
 色々な意見はあると思うが、とりあえず、8月20日の参議院厚生労働委員会で川田龍平議員が質問をしてくれた。(JPA事務局ニュース202号)ので、抜粋して転載する。

☆患者申出療養について、中医協での患者団体ヒアリング求め、
川田龍平議員が緊急に国会質問

 8月20日、参議院厚生労働委員会で川田龍平議員が患者申出療養について、緊急に質問を行いました。以下に速記録を紹介します。(後日正式な議事録を参照してください)

○川田龍平君 これ、冒頭、派遣法と関係がないんですけれども、どうしてもちょっと今言っておかなければいけないことがありますので、質問をさせていただきます。
先般の医療制度改革法案の審議において、私が、患者申出療養の制度設計に当たっては難病やがん患者団体の声を聞くように、当委員会を始め、本会議でも予算委員会でも塩崎大臣と総理に繰り返し主張してまいりました。そのたびごとに、法案が成立したらしっかりと患者団体の声を聞きますとの答弁をいただいてきましたが、ところが、今月末にも行われると聞いている中医協の場で、患者団体のヒアリングが行われずに意見書を配付するのみとの情報がありました。大臣、事実でしょうか。
○国務大臣(塩崎恭久君) 日にちは私も正確には記憶しておりませんけれども、今月開催をする際に意見書をお配りをするということは事実でございますが、この患者申出療養については、御案内のように、二十八年の四月の施行に向けて、詳細な制度設計に関する議論を中医協で進めていただいております。
これまでも関係者の御意見を伺いながら検討を進めてきたところでありまして、九月をめどに制度の詳細について取りまとめができればということで予定をしているわけでございまして、中医協における患者団体のヒアリングという御提案を先生から繰り返し頂戴をしておりますけれども、患者団体からの御意見につきましては、一つは、法案審議中には意見交換会を実施をし、法案成立後も要望書をいただき、意見交換会も実施をするなど様々な形で伺ってきておりまして、これまでお聞きした患者団体からの御意見について、その内容を中医協に提出をして議論するということにしているわけでございます。
しかし、引き続いて、患者申出療養の施行に向けてどのように患者団体の皆様方から御意見を伺っていくか、検討を深めてまいりたいというふうに思っております。
○川田龍平君 いや、これまでのということではなくて、これ成立後に意見をしっかり聞くと。特に、意見書の配付も、これ患者団体の側から厚労省にお願いしたそうですけれども、そんなことで患者の声を聞いたことになるのでしょうか。
がん患者の全国組織というのも新たにできています。中医協の場でやっぱりしっかりと患者の声に耳を傾ける機会を持つように、大臣、これ指示していただけないでしょうか。
○国務大臣(塩崎恭久君) 先生御指摘のように、この患者申出療養というのは初めて行う制度でありますから、特にそれを必要とされている、利用しようというふうに考えていらっしゃる方がどのような形でお使いになりたいのかとか、そういうことを聞くのは大変大事なことだと私も思いますので、今申し上げたように、今後、患者団体からどのような意見を伺っていくのかということを検討すると申し上げましたが、そこはしっかりとお聞きをするパイプをつくってまいりたいというふうに思います。
○川田龍平君 これは、中医協で是非そういう場をつくっていただくということで、指示していただくということでよろしいでしょうか。
○国務大臣(塩崎恭久君) そういう方向で何ができるのか、事務方に検討させたいと思います。



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