『わたしの想い』 植松 英子

ナルク江別を設立して 来年は15周年になります。
昨年私は夫を亡くしました。
30数年ボランティア活動を共に行ってきた、
最も大切な仲間でした。
連れ合いを亡くし、孤独になり、自分自身どうしようもない淋しさ、むなしさ、後悔など
その日、その時によって揺れ動く気持ちが、
自分ではどうしようも出来ない。
そんなときに、ナルクの仲間のさりげない、
決して押し付けでないかかわりに癒されている私です。
人は一人では なかなか生きていけません。
足りないところを 助けてもらいながら成長していきます。
今、私達は高齢者の仲間入りをしていく所で、
忘れっぽくなったり、失敗したり、
自分自身 首を傾げるくらい、身体機能は衰えてきています。
無理をせず、今まで一人で出来ていたことを二人でしたり、
助けを求めたり、遠慮しないで、自分の立場を話す事が出来るナルクでありたい。
決して一人ではない、一人にしたくない、
話を聴いてもらえるだけで、共感してもらえることで、
希望がわいてきます。
今後、ナルク江別は、
どのような会になってほしいでしょうか。
もちろん、守秘すべきことは今までどおりです。
お手紙でも電話でも事務所宛に、
又は私宛に連絡してください。