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で11月が子どもへの暴力防止月間であることをお伝えしましたが、先日子どもに関するシンポジウムに参加してきましたので、報告します。
テーマは「子どもが輝く心豊かな社会をめざして〜子ども・子育て新システムで実現するの?!〜」
政府が提案しようとしている「子ども・子育て新システム」
http://www8.cao.go.jp/shoushi/10motto/08kosodate/index.html
についての意見提案でした。
主催は日本子育て応援団
http://nippon-kosodate.jp/
プログラムならびに登壇者は以下の通りでした。
☆第一部 子どもが輝く心豊かな社会とは?
勝間和代が考える企業や社会に向けた提案 勝間和代さん
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/
☆第二部 パネルディスカッション〜新システム勉強会全国ツアーで示された課題報告〜
【コーディネーター】
堀田力さん
http://www.t-hotta.net/
【パネリスト】
岡本聡子さん NPO法人ふらっとスペース金剛 代表理事
http://www.furatto.com/
木村裕香さん 株式会社NTTドコモ人事部ダイバーシティ推進室長
http://www.nttdocomo.co.jp/
駒村康平さん 慶応大学経済学部教授
http://seminar.econ.keio.ac.jp/komamura/
中島圭子さん 日本労働組合総連合会(連合)総合政策局長
http://www.jtuc-rengo.or.jp/
榊原智子さん 読売新聞東京本社 生活情報部 記者
http://info.yomiuri.co.jp/
山田正人さん 横浜市副市長
http://www.city.yokohama.lg.jp/front/welcome.html
☆まとめ 樋口恵子さん
http://www7.ocn.ne.jp/~wabas/
↓シンポジウムの詳細はこちらです↓
http://www.nippon-kosodate.jp/topics/topics.cgi?ID=00112
安心して子育て出来る環境を整備することが、「しあわせなみだ」が関わる子どもへの性暴力のない社会につながります。
どうすれば子どもも親も輝く社会になるのか、様々な示唆を受けることができました。
1.子どもが欲しいと思える社会が子どもが輝ける社会
2.子どもが主語の施策
3.悩みを1人で抱え込まない
【子どもが欲しいと思える社会が子どもが輝ける社会】
今の社会、本当に「子どもが欲しい」と思える社会でしょうか。思えない理由としては、「経済的な理由」ももちろんありますが、それ以上に「社会全体が子育てを応援する風土」「子どもを安全・安心に育てられる環境」といった、「親子をとりまく状況」も、大きな影響を及ぼしているのではないでしょうか。例えば「子どもへの性暴力」の存在は、「子育ての安心」を脅かすものです。こうしたこと一つひとつを取り除いていくこと、元気いっぱいの子どもが外で遊びまわる姿があちこちで見られることが、「子どもが欲しい」と感じられる社会に近づくことです。
【子どもが主語の施策】
子どもが輝ける社会。それは子どもを主語にして考えられるべきです。子どもは大人の所有物ではなく、人権を有する素晴らしい存在です。子どもの施策は、「大人のため」ではなく、「子どものため」につくられることが、子どもの人権の尊重です。例えば海外では、土地の活用方法について、子どもに意見を聴く場を設けるくらい、子どもが政治の場に参加することが当たり前になっています。障がいを持った子ども、外国人の子ども、あらゆる子どもの声、心の声を可視化し、そこに必要な施策や財源を投入すること。そのためには私たち大人が「信頼できる」存在となることが求められています。
【悩みを1人で抱え込まない】
これほど少子化が進んでいるにもかかわらず、保育園に入れない子どもは、2010年3月末時点で26,275人にも上ります。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000nvsj.html
また児童相談所に寄せられた子ども虐待の相談件数は、2009年度は44,210件、過去最高となっています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000g6nl.html
親が1人で悩んでいることは、実は個人の課題ではなく、社会全体の課題です。だからこそ、1人で悩み抱え込まないこと、つながりを持つことが、親にとっても、そしてなにより子どもにとっても、とても大切です。子育てしやすい環境は、私たち1人ひとりが作り出します。
「子どもを欲しい」と思えない背景には、「子育て世代の非正規雇用の増加」「長時間労働により子育てに時間が割けない」など、様々な要因が複雑にからみあっています。
こうした状況を批判することは簡単です。
でもそれでは何も変わりません。
あるものの中から知恵を出し、創意工夫でできるところから取り組んでいくことが、社会の課題を解決する大きな一歩になります。
「しあわせなみだ」も、子どもへの性暴力がゼロの社会を実現するために、できることに取り組んでいきたいと思います。
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http://shiawasenamida.org/
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