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特定非営利活動法人しあわせなみだ 
代表 Happy Tear 中野宏美のブログです。 
しあわせなみだの活動から、女性や福祉に対する
想いまで、色々発信しています。

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プロフィール

中野宏美さんの画像
【10/23:東京】人身売買やDVを超えて日本に暮らす外国籍女性の課題〜エンパワメントの視点から[2011年10月14日(Fri)]
10/29「東日本大震災 私たちだからできること」開催!

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「震災後の女性・子ども応援プロジェクト」も是非ご覧下さい!
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「しあわせなみだ」がご縁を頂いている「てのひら〜人身売買に立ち向かう会」がシンポジウムを開催しますので、ご案内します。

**********

10/23(Sun)
ミニシンポジウム「人身売買やDVを超えて日本に暮らす外国籍女性の課題〜エンパワメントの視点から」

【イベント詳細はこちらです】

↓チラシはこちらです↓
チラシ表 (JPEG)
チラシ裏 (JPEG)

***

2004年、アメリカから日本は“人身売買受け入れ大国”であるという勧告を受けました。その被害者の多くは、様々な事情を抱え、海を超えてやって来る移住労働女性たちでした。この問題に草の根で取り組んできたNGOだけでなく、2004年を境に日本政府も国を挙げて人身売買に取り組み始め、ひどい扱いを受け、生き延びた女性たちが保護される対象となりました。最近では、ケアを受けて出身国に帰国できるようになった被害者も増えています。

しかし彼女たちのなかには、人身売買から逃れてから帰国せず、日本人男性と結婚し、子どもを産み育てる生き方を選んだ人たちもいます。そしてそのなかにはDV被害に遭い、今度はDV被害から子どもと共に逃れてくる女性たちがいるのです。

このミニシンポジウムでは、こうした背景を抱えた外国籍女性たちと共に「当事者同士のエンパワメント」に取り組む活動家を迎え、DVや人身売買等の暴力被害に遭った女性たちが、支援を受けた後、地域社会のなかで生きていく上での課題について取り上げます。エンパワメントとは、その人が持つ潜在的な力を呼び起こすという意味を持ちます。

外国籍、人身売買、DV、女性という言葉で固定化されやすい当事者たちが、実は多彩で多様な横顔を持ち、日々をたくましく生きる人々であることを、この機会に知って頂けると思います。


■日 時
2011年10月23日(日)14:00〜16:30 (開場 13:40)

■会 場
新宿三丁目 ザ・ボディショップルーム
東京メトロ 丸の内線・副都心線・都営新宿線 新宿三丁目駅より徒歩1分
【地図はこちらです】

■内 容
14:00 ミニシンポジウム「人身売買やDVを超えて日本に暮らす外国籍女性の課題」
15:40 質疑応答
16:00 分かち合い(会場全体でシンポジウムの内容を振り返ります) 16:30終了予定

▼シンポジスト
レニ―・トレンティーノ(移住女性のためのエンパワメントセンター・カラカサン)
松崎 百合子(NPO法人女性エンパワーメントセンター福岡代表)
▼コーディネーター:齋藤 百合子(明治学院大学国際学部 准教授)

■参加費
一般:1,000円 会員:500円(資料代含む) 

■定員
40名

■申し込み・お問い合わせ
※事前申し込みが必要です

1)専用フォームからの申し込み
【申込み専用フォームはこちらです】

2)E-mailまたは電話・ファックス
[てのひら〜人身売買に立ち向かう会]
TEL/FAX:050−1445−6947(電話は留守番対応が多いです)
E-mail:info@tenohira-trafficking.org
@お名前、A連絡先(当日連絡ができる連絡先(緊急の場合にのみ用います))、
B所属(どこにも加盟されていない場合は「個人」で結構です)、C可能であれば参加動機をご記入ください。

■主催
てのひら〜人身売買に立ち向かう会

■助 成
平成23年度 東京ウィメンズプラザ DV防止等民間活動等助成事業

■協 力
ザ・ボディショップ

***ゲスト&コーディネーター プロフィール***
▼レニー・トレンティーノ
1989年にカトリックの信徒宣教者として来日。その後20年にわたり在日フィリピン人の支援にたずさわる。1992年より「カトリック横浜教区滞日外国人と連帯する会」フィリピンデスク責任者。2002年、当事者女性や日本人支援者らと共に「カラカサンー移住女性のためのエンパワメントセンター」を設立し、主にフィリピン人の母子支援のさまざまなプログラムにかかわる。現在はカトリック横浜教区の「ENCOM Yokohama」のフィリピン司牧チームのメンバーとして在日フィリピン人のケアも行っている。

▼松ア 百合子(まつざきゆりこ)
80年代から、買春観光反対を機にアジアの女性問題に取り組み、「アジアに生きる会」を設立し、移住女性への相談支援活動を始める。97年、九州で初めての民間女性シェルター「アジア女性センター」を設立。現在は、「女性エンパワーメントセンター福岡」設立後、代表を務める。同センターでは、@女性への暴力防止と支援、A移住女性への支援、B国際協力と平和を柱に活動。多言語ホットラインや外国語教室では移住女性達が相談員や講師として活躍。福岡全域に日本語教室の開設も進めている。

▼齋藤 百合子(さいとうゆりこ)
明治学院大学国際学部准教授。人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)運営委員。移住労働における人身売買に関する当事者支援や、在日外国人女性とその子どもたちの支援および調査研究に携わっている。最近の成果は、DVD「在日タイ人が尊厳をもって生活するために」(財団法人こども未来財団、2010年)、「外国籍女性とその子どもたちの社会包摂―福岡県のフィリピン人およびタイ人女性の多文化共生」(『アジア研究』第20号2011年3月、財団法人アジア女性交流・研究フォーラム)など。

**********

なぜ「しあわせなみだ」が人身売買撲滅イベントを応援するのか。
それは、今回のシンポジウムのテーマのように、人身売買によってたどり着いた国でDVに遭ったり、偽装結婚をさせられ、相手からひどい性暴力に遭ったり、人身売買により性産業に従事させられる等、沢山の性暴力が生まれているからです。
それは、遠いどこかの国ではなく、この日本で起こっています。

このシンポジウムを通じて、人身売買を自身の問題として考えてくれる人が増えたら、とても嬉しいです。

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*「しあわせなみだ」ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/
*twitter nakano_hiromi
https://twitter.com/nakano_hirom

Posted by 中野宏美 at 06:27 | 性暴力被害:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

【9/23・24:東京】「依存症者と子育て支援・介入とめやす」「当事者の体験談」[2011年09月13日(Tue)]
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依存症の女性を支援するダルク女性ハウスが、20周年を迎えました。
記念イベントが開催されますので、紹介します。

***

「笑いながら、泣く、困難を分かちながら生き延びる、仲間たちの姿は胸をあったかくします」



【チラシはこちらです(PDFファイルが開きます)】

■日時
2011年9月23日(金・祝)13:00〜16:30(開場12時)
2011年9月24日(土)13:00〜17:00(開場12時)

■会場
東京ウィメンズプラザ
JR山手線・東急東横線・京王井の頭線:渋谷駅下車徒歩12分
地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線:表参道駅下車徒歩7分
【地図はこちらです】

■申込方法
FAXまたはE-mailで受付いたします。
ご希望講演会名・お名前・ご連絡先をご記入の上、お申込ください。

■お問い合わせ・お申込み
ダルク女性ハウス
電話:03−3822-7658
FAX:03−3822-7662
E-mail:flicka.info@cure.ocn.ne.jp

■内容

◇9月23日
【セミナー:依存症者と子育て支援・介入とめやす】
依存症の子育ての現場で何が起きているのか、本当に困っている事は何かをお話ししたいと思います。もちろん、当事者の体験談もあります。社会的構造についても考えてみたいと思っています。もちろん燃え尽きについてのお話もありますよ。
【部屋】東京ウィメンズプラザ ホール
【講師】平川和子さん・森田展彰さん・大嶋栄子さん
【会費】1000円(当事者無料)

◇9月24日
【ダルク女性ハウス20年の歩み:当事者によるスピーカーズ・座談会・研究発表】
二日目は当事者の体験談。やめたばかりのメンバーから、3年、5年、10年、15年の経過を経たメンバーたちが、現在の問題を語ります。
ご存じのように、薬物依存症の女性の85%は重い暴力のサバイバーです。彼女たちは生き延びる過程で言葉を失う期間があります。私はこういったセミナーで、仲間たちの話を聞きながら、短期、中期、長期的な困難と目安を学んでいきます。
その他、当事者研究「生理、ローリエちゃんの一か月」や、各地で頑張る女性の当事者スタッフたちが、医療、福祉、教育の現場での困難さを、高級なアマチュアの立場からお話しします。
【部屋】東京ウィメンズプラザ 視聴覚室
【会費】500円(当事者無料)

※このイベントは、札幌、仙台、大阪、九州でも開催されます
【詳細はこちらをご覧ください(PDFファイルが開きます)】

***

なぜ性暴力をゼロにすることを目指す「しあわせなみだ」が、依存症グループのイベントを紹介するのか。
それは、依存症の原因に、性暴力を始めとする暴力の存在があるからです。

性暴力は、心身に深い傷を残します。
回復の過程は人それぞれです。
その1つとして、アルコール、ギャンブル、セックス、薬物等への依存があります。
なぜなら、依存している瞬間は、心身の傷を忘れることができるからです。

一見「依存症者」「犯罪者」かもしれません。
でも、依存症や犯罪者になったには、理由がある。
依存症の存在は、社会が抱える課題を個人にどれだけ押し付けているかを浮き彫りにしている、と言ってもいいかもしれません。
現在の私たちの社会は、残念ながら、依存症にならずに心身の傷を回復できる過程を、提示しきれていないのです。

このイベントを通じて、あなたが、暴力に遭った方の回復過程に心を寄せてくれたら、とても嬉しいです。

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Posted by 中野宏美 at 05:17 | 性暴力被害:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

【9/10:東京】子どもの性が狙われる理由[2011年08月30日(Tue)]
「しあわせなみだ」がご縁をいただいているポラリスプロジェクトがセミナーを開催しますので、ご案内します。

***

ポラリスプロジェクト連続セミナー2011
人身取引を知っていますか?
第4回「子どもの性が狙われる理由:いま私たちに何ができるか」


【セミナー詳細はこちら】

警察庁によると、2010年の日本の児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件数は約2,300件と過去最悪の数字を出しています。街頭スカウト、出会い系サイト、インターネットの掲示板を通して、身近にいる子どもたちも容易に被害に巻き込まれてしまいます。加害者の最終目的は、子どもの性を利用して利益を得ること。日本の若者や子どもたちにとって、人身取引被害にあう危険性はより深刻なものとなっています。

このような児童の商業的性的搾取をなくすために、子どもたち自身の力をつける取り組みとして、性と生の学びがあります。今回のセミナー講師である岩室紳也医師は、全国で等身大の言葉で若者に命と自分自身の尊さを伝えています。現代の子どもや若者は、コミュニケーション能力の不足から人との関係性を築くことができず、関係性の喪失は、性や薬物の問題、心の問題となって現れています。性的搾取の加害者が子どもたちの心のすきまに入りこむことを防ぎ、子どもたち自身の生きる力を育むため精力的に活動されている先生のお話から、今日から私たちができる取り組みを考えます。

◆講師◆岩室紳也先生
1981 年自治医科大学医学部卒業。神奈川県内の病院、診療所、保健所、県衛生部勤務を経て、2003年4月より(社)地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター長。厚木市立病院泌尿器科勤務。「コンドームの達人・岩室先生」として知られ、性教育、思春期教育等の講演で全国を飛び回る。

主な著書・共著「思春期の性ーいま、何を、どう伝えるかー」(大修館書店)「エイズーいま、何を、どう伝えるかー」(大修館書店)「健康なくに」(医療文化社)「いいじゃない いいんだよ」(講談社)
【ホームページはこちら】

<日時>2011年9月10日(土)16:00〜18:00
<会場>ザ・ボディショップ新宿店3F ザ・ボディショップルーム(定員約30名)
<参加費>一般:1,000円、学生:500円
* 当日、学生証をご提示下さい。
* 参加費は今後の活動費に用いさせて頂きます。
<お申し込み>
以下の申込フォームにご記入頂き「送信」ボタンをクリックしてください。
http://my.formman.com/form/pc/wAlNkkChuezca8DX/
*お申し込み頂いた時点でお申し込み完了といたします。当方から返信はございませんのでご了承ください。

<お断り>
団体スタッフが参加者の皆様のお顔が映らない形でセミナーの様子を撮影する場合がございますのでご了承ください。また、セミナーにて自己紹介をお願いする場合がございますが任意です。

<後援>
ザ・ボディショップ
人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)

<主催>
特定非営利活動法人 ポラリスプロジェクトジャパン
所在地:150-8691東京都渋谷郵便局私書箱7号
HP: http://www.polarisproject.jp
TEL:050-3496-7615
E-mail: info@polarisproject.jp

***

日本における「人身取引」という隠された問題にスポットをあて続け、「しあわせなみだ」が取り組む性暴力をはじめとする人権侵害に、真っ向から立ち向かっているポラリスプロジェクトの活動を、心から応援しています。
このセミナーを通じて、性的搾取を自分事として考えてくれる人が増えたら、とっても嬉しいです。

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*「しあわせなみだ」ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/
*twitter nakano_hiromi
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Posted by 中野宏美 at 05:58 | 性暴力被害:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

【7/23:東京】人身取引の需要が生まれる理由は?[2011年07月15日(Fri)]
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「しあわせなみだ」がご縁を頂いているポラリスプロジェクトジャパンがセミナーを開催しますので、ご案内します。

***

ポラリスプロジェクト連続セミナー2011
人身取引を知っていますか?
第3回「人身取引の需要が生まれる理由は?」


先日6月27日にアメリカ国務省が世界の人身売買をまとめた報告書で、日本は今年も「第二ランク(人身取引をなくすための最低限の対策を行っていない)」と報告されました。日本は11年間連続でこのような評価を受けています。世界中で現在1200万人もの人々が売春や強制労働のために取引をされているなか、日本はその被害者の行き着く最終目的地として機能してしまっています。日本の売春産業で、またはわたしたちの街の農場や工場で、被害が起きています。

今回のセミナーでは人身取引の需要が生まれる背景として、供給側の加害者や被害者層のことや、需要国(主に日本)としてそれを利用する加害者の現状、更にこの問題に対して私達が何をしていくべきかをお話して頂きます。講師のヨネスク・マグダレーナ氏にはヨーロッパ諸国の観点から、またご友人で同席頂くカイン ングェ ニン ゾウ氏(東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム博士課程 国際関係論研究)もお招きし東南アジア諸国の観点からお話頂きたいと思います。なお講演言語は日本語で行われます。

◆講師◆
ヨネスク・マグダレーナ氏(東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム博士課程 移民政策研究)
ルーマニア出身。在日歴13年。2005年より東京大学大学院・「人間の安全保障」プログラムにて、人間の安全保障の観点から見たヨーロッパ内外の人身取引・ヨーロッパの移住政策を中心に研究を行っている。

<日時>2011年7月23日(土)16:00〜18:00
<会場>ザ・ボディショップ新宿店3F ザ・ボディショップルーム(定員約30名)
<参加費>一般:1,000円、学生:500円
* 当日、学生証をご提示下さい。
* 参加費は今後の活動費に用いさせて頂きます。
<お申し込み>
以下の申込フォームにご記入頂き「送信」ボタンをクリックしてください。
http://my.formman.com/form/pc/wAlNkkChuezca8DX/
*お申し込み頂いた時点でお申し込み完了といたします。当方から返信はございませんのでご了承ください。

<お断り>
団体スタッフが参加者の皆様のお顔が映らない形でセミナーの様子を撮影する場合がございますのでご了承ください。また、セミナーにて自己紹介をお願いする場合がございますが任意です。

<後援>
ザ・ボディショップ
人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)

<主催>
特定非営利活動法人 ポラリスプロジェクトジャパン
所在地:150-8691東京都渋谷郵便局私書箱7号
HP: http://www.polarisproject.jp
TEL:050-3496-7615
E-mail: info@polarisproject.jp

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なぜ「しあわせなみだ」が人身取引撲滅を目指す「ポラリスプロジェクト」を応援しているのか。
それは人身取引の1つとして性暴力があるからです。

性的目的の人身取引(売春やその他の性的サービス、ポルノ、結婚斡旋など)は、参入が容易(資本や知識がほとんどいらない)で、かつ多大な利益をもたらします。
そして加害者として捕まえることはとても難しく(「人身売買」ではなく、「就職斡旋」「結婚紹介」といった、目に見えないかたちで行われるため)、捕まったとしても、罪は非常に軽いものです。
まさに「ローリスク・ハイリターン」であるため、参入が後を絶ちません。

そして取引された人々は、心身に大きな傷を負います。
被害に遭った方は、それが人身取引であるとはと知らずに、人権を搾取されます。
・「良い仕事がある」と騙されて、性的サービスに従事させられる
・「借金を払ってもらう」「家族に危害を加える」と脅されて、売春を強要される
・「泊るところはあるか」と言われ、ついていくと望まない性行為をさせられる、ポルノ画像を撮られて脅迫され、言われるがまま援助交際をさせられる
など、その手口は巧妙で、長年に渡り被害に遭い続けます。
その結果
・AIDSをはじめとする性感染症になる
・妊娠が難しくなる
・心に病を抱える
等、その後の人生に様々な影響を及ぼします。
なにより、本来自分のものである人権が、他人の利益を目的に弄ばれることは、あってはならないのです。

日本は本当に残念なことに、人身売買のとても大きな市場となっています。
海外の方だけでなく、日本人も取引されています。
「援助交際」という言葉はほとんどの方が聞いたことがあると思います。
この背景に人身売買があることも、少なくありません。

人身売買をなくす1つの有効な方法。
それは人身売買の存在を知り、需要をなくすことです。
需要がなくなれば、供給もなくなります。

毎回とても充実しているポラリスのセミナー、是非足をお運びください!

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Posted by 中野宏美 at 06:15 | 性暴力被害:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

その人なりの幸せ[2011年07月08日(Fri)]
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性暴力の当事者が語るシンポジウムに参加してきました。
テーマは「つながる 話す ともに歩む」
登壇者は以下の方々でした。

大藪順子さん
小林美佳さん
中島幸子さん

イベントの詳細はこちらです(PDFファイルが開きます)

3人とも、性暴力に遭ったことを実名と顔を出して公表し、活動しています。
そんな3人が一堂に会し、話す場は初めてとの事。
貴重な場を共有することができました。

当事者として活動してきた3人の話には、多くの学びがありました。

1.暴力を肯定する社会
2.経験を意味づけ、その人なりの幸せを見つけていく

【暴力を肯定する社会】
今の日本では、性暴力に遭った方に対して、「あなたに責任がある」と言われることが少なくありません。例えば「暗い夜道を1人で歩いていている方が悪い」「そんな男と付き合うなんて、人を見る目がない」といったことです。これはすなわち、暴力を肯定していることになります。そして加害者は、たとえ司法により有罪になったとしても、数年服役して終わりであることがほとんどです。一方で性暴力に遭った側は、暴力を肯定する社会の中で、終身刑を負ったと言ってもいいくらいの状況に置かれます。「すべての責任は加害者にある」「暴力に遭った側は悪くない」こんな当たり前のことが、なぜか、性暴力では通じません。

【経験を意味づけ、その人なりの幸せを見つけていく】
性暴力に遭った方は、自分が性暴力に遭うとは思わずに生きてきました。「つながる 話す ともに歩む」ことが、自分が遭った出来事を人生の中に意味づける力になります。残念ながら出来事を変えることはできません。でも、その後の人生は自分自身でいくらでも決めていくことができます。そのことに気付き、その人なりの幸せを見つけることが、「明日がある」「生きていこう」と思う力になります。

「しあわせなみだ」が手がけている3つの事業
「Cheering Tears」〜性暴力等に遭った方を応援する事業〜
「 Beautiful Tears」〜性暴力等に遭った方を美容の力で輝かせる事業〜
「Revolutionary Tears」〜性暴力ゼロを実現するために、社会に働きかける事業〜

これらの活動を通じて、性暴力に遭った方に、「自分が自分であることの価値」を伝えていきたい。

そんなことをあらためて感じた時間でした。

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Posted by 中野宏美 at 06:18 | 性暴力被害:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

子どもポルノの単純所持を禁止する法改正が進められています[2011年07月05日(Tue)]
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「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」の一部を改正する法律案が、今国会で審議されています。
法律案の主な内容は、子どもポルノの所持禁止を、現行法における「提供目的での所持」だけでなく、個人的に見るための「単純所持」まで拡大し、罰則規定を設ける、というものです。

審議の経過ならびに提出されている法律案は、「第177回国会 議案の一覧」の「衆法の一覧」提出回次「173」番号「5」をご覧ください

この法案は、野党自民党、公明党が提出しており、与党民主党も基本的に合意していました。
しかしここにきて、民主党が、「規制強化は捜査権の乱用につながる」との懸念から、対案を提出する動きが出てきました。

なぜ子どもポルノは「単純所持」も禁止されるのでしょうか。
それは、子どもポルノが、性暴力という性的搾取だからです。
まず、制作過程で、性暴力が行われています。
そして販売後、特にインターネットで販売された商品をすべて回収することは不可能であり、対象になった子どもは、一生被害に遭い続けることになります。

江東区で開催されている「人権学習講座」1回目では、WEB110代表の吉川誠司さん
から、インターネットの特性が人権侵害を生み出しているというお話がありました。

そして3回目では、「こどもの人権〜児童ポルノのない世界を目指して〜」をテーマに、ポラリスプロジェクト日本事務局代表 藤原志帆子さんの講演がありました。
ここでは、子どもポルノが子どもに与える深刻な影響について、お話がありました。

【リスクを知らずに性を売る子どもたち】
子どもは現代日本で、自分の性が売り物になることを知っています。しかし、性を売ることにより、「その後の人生にどのような影響をもたらすか」までは、理解できていません。「自分は大丈夫」「大人たちから稼ごう」という考えが、逆に大人たちから騙され、利用される悪循環を生み出しています。

【行為の意味が分からず被害に遭う】
児童ポルノ事犯による送致件数は、平成22年度には1,342件926人、被害に遭った子どもは614人にのぼります。被害に遭った子どもの21%は、小学生以下です。リスクを知らずに性を売り被害に遭う子どもがいる一方で、自分に何が起こっているのか分からないまま被害に遭っている子どももいます。

【性売買を許容する姿勢が子どもの被害を生み出す】
子どもポルノは、「売れるから作る」という市場原理によって、生み出されています。性の商品化は、資本も知識もほぼ不要、参入が容易で、莫大な利益を得ることができます。誰もが手に届くところに商品が売られていることで、子どもたちは、自らの商品価値を知ります。それが大人たちに悪用されているのです。

藤原さんは、私たち大人にできることとして、「子どもたちとともに学び、子どもに教えてもらうことで、何が起こっているかを知る」「子どもの話を聞くことで、自分が大切にされていることを伝える」といったことを提案しています。
子どもの人権を守る義務は、大人にあります。

子どもポルノの単純所持を禁止していないのは、先進国では、ロシアと日本だけです。
今こそ私たちは、子どもポルノ撲滅に向けて、つながり、行動すべきではないでしょうか。

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【7/3・7/16:東京】ストップ性暴力! STAND![2011年07月01日(Fri)]
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NPO 法人男女平等参画推進みなと(GEM)が、性暴力に関する講座を開催しますので、紹介します。

※第1回と第2回で、料金などが異なりますので、ご注意ください※

***

性暴力被害は今まで闇に葬られていましたが、勇気をだして語り始める人が出てきて、決して個人の問題ではなく、社会問題なのだと認識されるようになりました。支援や取り組みも広がり始めています。
この講座では、性暴力とは何なのかを学び、根絶に向けた活動の輪を広げたいと思います。
『STAND!さあ一緒に立ち上がろう!』

講座の詳細ならびにお申し込みはこちら


【第1回 「性暴力被害の実状を知る】

◆日時
2011年7月3日(日) 13:00〜16:30

◆場所
港区立男女平等参画センター(リーブラ) 5F ホール

◆講師
大藪 順子さん (在米フォトジャーナリスト)
井上摩耶子さん (フェミニストカウンセラー)

◆定員
150名(※申込順)

◆参加費
一般 1000 円 学生 500 円

◆講師プロフィール
【大藪順子(おおやぶのぶこ) さん】
フォトジャーナリスト。
シカゴのコロンビアカレッジをフォトジャーナリズム専攻で卒業後、アメリカ中西部の3つの新聞社で働き2002年にフリーに。実体験をもとに2001年より始めたプロジェクト「STAND 性暴力サバイバーたちの素顔」が反響を呼び、全米で講演会と写真展を展開。米政府やケーブルテレビのCMに出演。全米性暴力調査センター名誉役員。2008年度やよりジャーナリズム賞受賞。アメリカバージニア州アーリントン在住。
著書「STAND 立ち上がる選択」(フォレストブックス、2007年)

【井上摩耶子(いのうえまやこ) さん】
ウィメンズカウンセリング京都」代表。日本フェミニストカウンセリング学会認定フェミニストカウンセラー。日本フェミニストカウンセリング学会代表理事。
カウンセリング、サポートグループ活動とともに、性暴力被害者、ドメスティックバイオレンス被害者のための法廷での代弁・擁護活動に取り組んでいる。
編著『フェミニストカウンセリングの実践』(世界思想社)、著書『フェミニストカウンセリングへの招待』(ユック舎)、その他。


【第2回「医療の現場から性暴力被害を考える」】

◆日時
2011年7月16日(土) 13:30〜16:00

◆場所
港区立男女平等参画センター(リーブラ) 4F 集会室1,2,3

◆講師
加藤 治子さん (性暴力救援センター・大阪【SACHICO】代表・産婦人科医)

◆定員
70名(※申込順)

◆参加費
一般 800 円 学生 500 円

◆講師プロフィール
加藤治子(かとうはるこ) さん
阪南中央病院産婦人科医として、早くから「女性の一生を生活背景も含めて診ることのできる科」を目指す。DVや性的虐待に関心を持ち、支援にかかわってきた。
2004年から「はるウィメンズクリニック」を開設。2010年4月からは「性暴力救援センター・大阪【SACHICO】」の代表をつとめている。ウィメンズセンター大阪スタッフの一人でもある。

***

性暴力ゼロを願い、活動する国内外の方々のお話を伺える、貴重な機会です。
是非ご参加ください!

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*「しあわせなみだ」ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/
*twitter nakano_hiromi
https://twitter.com/nakano_hiromi

Posted by 中野宏美 at 05:42 | 性暴力被害:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

【6/18:東京】日本の人身取引対策:課題と現場からの提案[2011年06月08日(Wed)]
「震災後の女性・子ども応援プロジェクト」を立ち上げました。

↓ブログはこちらです↓
http://ssv311.blogspot.com/
↓Twitterはこちらです↓
https://twitter.com/stopsv311

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「しあわせなみだ」がご縁をいただいているポラリスプロジェクト
http://www.polarisproject.jp/
がセミナーを開催しますので、ご案内します。

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ポラリスプロジェクト連続セミナー2011
第2回「日本の人身取引対策:課題と現場からの提案」

↓セミナー詳細ならびにお申込みはこちらから↓
http://www.polarisproject.jp/news/42-news/961-20116182

日本を始め世界中の国々で例外なく横行している人身取引は、麻薬取引に次ぐ世界第2の犯罪産業です。人身取引は、甘い誘惑、詐欺、暴力、脅迫などによって人を支配下に置き、強制的に売春や労働をさせて利益を得る犯罪です。被害者の半数は子ども、8割が女性であるのもこの犯罪の特徴です。
今回のセミナーでは、人身売買禁止ネットワーク共同代表であり、弁護士として活躍されている吉田容子氏をお招きし、人身取引事案の裁判を担当して思ったこと、日本の法律の問題点や改善するべきところ、海外へ人身取引の対策の視察に行かれた時の感想などをお話して頂きます。

◆講師◆
吉田容子氏(人身売買禁止ネットワーク共同代表、弁護士)
http://jnatip.jp/
女性や外国人への法的支援、特に女性に対する暴力の事件を多数扱う(セクシュアルハラスメント、性暴力、DVなど)。2003年に人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)結成後は、特に人身売買禁止に関するNGO活動を行う。2007年に立命館大学法科大学院教授(ジェンダーと法、家族法など)となり、日本弁護士連合会両性の平等に関する委員会委員でもある。

<日時>2011年6月18日(土)16:00〜18:00

<会場>ザ・ボディショップ新宿店3F ザ・ボディショップルーム(定員約30名)
↓地図はこちらです↓
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=4&pg=1&ino=BA799518&grp=bodyshop

<参加費>一般:1,000円、学生:500円 

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「発展途上国だけの問題」として捉えられがちな人身取引ですが、日本は、被害にあう人々が最終的にたどり着く、人身取引の「受け入れ国」となってしまっています。
人身取引の目的は様々ですが、斡旋業者が莫大な利益を継続して得られる性的搾取が、非常に多くなっています。
また国内でも、「援助交際」や「児童ポルノ」いった言葉に代表される性的搾取が当たり前のように存在しています。

最近では、東日本大震災の被災地から上京した女性に売春させていた男性が逮捕される事件が発生しました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110603-OYT1T00501.htm
これも人身取引です。
震災で家族や知り合いをなくし、家や仕事を失い、お金もなくなり、本当に不安な心身状況につけ込んで、性産業に従事させる。
本当に許されないことです。

性、そして生が商品化され、取引されることがあってはならない。
人身取引撲滅に向けて積極的な活動を展開しているポラリスプロジェクト、心から応援しています。

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*「しあわせなみだ」ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/
*twitter nakano_hiromi
https://twitter.com/nakano_hiromi

Posted by 中野宏美 at 06:07 | 性暴力被害:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

なぜ暴力に遭った人が隠れて生活しなきゃいけないんだろ[2011年06月03日(Fri)]
【6/4:東京】デートDV講座、開催します!
※https://blog.canpan.info/nakanohiromi/archive/539

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「震災後の女性・子ども応援プロジェクト」を立ち上げました。

↓ブログはこちらです↓
http://ssv311.blogspot.com/
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https://twitter.com/stopsv311

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4月から「女性に対する暴力の支援者養成プロジェクト」を受講しています。
↓講座の詳細はこちらです↓
http://radiopurple.org/prp/bosyu.html

民間シェルターなどの現場で活躍されている方や、性暴力の研究の第一人者の方からの貴重なお話を伺うことができ、とても大きな刺激を受けています。

↓これまでの講座の様子はこちらです↓
2011年4月26日「性暴力をより多くの方に伝えるにはどうすればよいか」
https://blog.canpan.info/nakanohiromi/archive/530
2011年5月27日「悪循環を断ち切り「人権」を中心とした仕組みに組み替える」
https://blog.canpan.info/nakanohiromi/archive/547

前回の講座では、DV法「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」
http://www.gender.go.jp/dv/dvhou.html
の法成立過程から課題までを考える機会がありました。
そこで感じたことをまとめてみます。

1.「当事者」「市民」「女性」の立場から「DVは犯罪である」ことを伝える
2.「当事者の命を守る」法から「人権を守り応援する」法へ

【「当事者」「市民」「女性」の立場から「DVは犯罪である」ことを伝える】
DV法はその名の通り「防止法・保護法」であり、「禁止法・基本法」ではありません。このため、使い勝手が悪かったり、様々な限界があります。しかし、DVは日本国憲法に基づく人権を侵害する「犯罪」であり、「あってはならない出来事である」と、明文化し、法制度化したところに、大きな意義があります。
またDV法は、「当事者」「市民」「女性」のネットワークが力となり、超党派の議員立法によって成立した過程があります。こうした過程を踏まえた法制度はほとんどなく、とても画期的です。

【「当事者の命を守る」法から「人権を守り応援する」法へ】
DV法の中には、暴力に遭った女性を保護する「保護命令」と、加害者が女性に近づくことを禁止する「接近禁止命令」があります。これは「当事者の命」を守る、DV法の根幹となっています。今後は、「命」を守るところからもう一歩踏み出し、「人権」を守り応援する法となるよう、DVや性暴力に対する正しい知識とスキルを持った人材を育成し、切れ目のない支援が継続的に提供されることを保障していく必要があります。

DV法で一番「おかしいなぁ」と感じるのは、「暴力に遭った人が隠れて生活しなければならない」ことです。
通常の犯罪であれば、加害者がつかまり、刑務所に入り、出所後も様々な社会的制約が課せられます。
しかしDV、そして性暴力においては、なぜか、暴力に遭った側が、それまでの人間関係を絶ってシェルターなどに身を隠し、その後も加害者に見つからないよう生活していくことが求められます。
そして加害者は、自らの行為を「加害」と感じることもなく、堂々とこの社会の中で生き続けています。

これ絶対おかしい!

当たり前のことが当たり前に実現されるために、法の改正を求めて行く必要がありますよね。

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*「しあわせなみだ」ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/
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Posted by 中野宏美 at 06:16 | 性暴力被害:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

性暴力を解決しなければ、真の男女平等はありえない[2011年06月02日(Thu)]
6/4:東京】デートDV講座、開催します!
https://blog.canpan.info/nakanohiromi/archive/539

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「震災後の女性・子ども応援プロジェクト」を立ち上げました。

↓ブログはこちらです↓
http://ssv311.blogspot.com/
↓Twitterはこちらです↓
https://twitter.com/stopsv311

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昨年度も開催していた「性暴力被害者対応社会福祉士育成講座」
今年度も開催することになりました。
↓今年度の案内はこちらです↓
http://www.tokyo-csw.org/comittee/kenriyogo_2011_0301.html

社会福祉士とは、福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供したり、保健医療サービスを提供する関係機関との連携・調整を行う資格です。
↓詳しくは「日本社会福祉士会」ウェブサイトの「社会福祉士とは」をご覧ください↓
http://www.jacsw.or.jp/01_csw/04_cswtoha/shigoto.html

性暴力に遭った方に必要なのは、様々な側面からの必要な支援を実現できるコーディネーター(サービスの調整)・アドボケーター(権利に寄り添う)の存在。
まさに、社会福祉士の業務そのものです。
だから、この講座はとても大切だと考えています。

今年度も定員を超えるお申し込みをいただき、抽選で選ばれた皆さんと共に講座がスタートしています。

第1回のテーマは「性暴力被害の実態〜婦人保護施設の現場から〜」
講師は横田千代子さん(婦人保護施設いずみォ 施設長)でした。

婦人保護施設は、「売春防止法」「DV法」という根拠法に基づき、女性の人権を回復するために設置されている、日本で唯一の公的に女性を保護できる施設。
性暴力に遭った方への対応の最前線にある施設です。
↓婦人保護施設の詳細はこちらです↓
http://www.gender.go.jp/e-vaw/soudankikan/03.html

長年に渡り女性に寄り添い続けてきた横田さんからのお話に、沢山の刺激を受けました。

1.女性に対する性暴力は昔から当たり前のものとして存在した
2.被害者が犯罪者として扱われる
3.女性の問題の社会化が必要

【女性に対する性暴力は昔から当たり前のものとして存在した】
・日本の性暴力の背景は、歴史を踏まえずには語ることができません。戦前、親の生活のためには、身売りが当たり前とされてきました。売られた女性は性産業に従事しました。一家の貧困を救うのは若い女性だったのです。戦後は国家が慰安所を設置。戦争で夫を亡くした妻や、戦後の混乱で他に生きるすべがない女性が従事しました。国が公的に売春を認め、性暴力を斡旋していたのです。

【被害者が犯罪者として扱われる】
売春をする根底には、貧困があります。女性蔑視による生きづらさによって生活困難を抱え、生きのびる術として売春を選択しています。入所者の半数近くがホームレスを経験しているのは、女性だけであることを踏まえれば、本当に驚愕する数値です。しかし、売春防止法に違反し、婦人保護施設に来る方は「犯罪者」として扱われます。生活困難で売春をせざるを得ない女性が、犯罪者扱いされる、とってもおかしな状況が、今も続いています。

【女性の問題の社会化が必要】
DV防止法に基づくDV相談は、増加の一途をたどっています。
↓「配偶者暴力相談支援センターにおける配偶者からの暴力が関係する相談件数等について」はこちらです↓
http://www.gender.go.jp/dv/soudan.html
しかし婦人保護施設の利用率は年々低下しています。「本当にニーズはない」と言い切れるものではなく、「問題の社会化」が必要です。

性暴力の背景にある貧困、そして女性の生きづらさ。
性暴力を解決しなければ、真の男女平等はありえないということを、改めて感じました。

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*「しあわせなみだ」ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/
*twitter nakano_hiromi
https://twitter.com/nakano_hiromi

Posted by 中野宏美 at 12:51 | 性暴力被害:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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