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特定非営利活動法人しあわせなみだ 
代表 Happy Tear 中野宏美のブログです。 
しあわせなみだの活動から、女性や福祉に対する
想いまで、色々発信しています。

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プロフィール

中野宏美さんの画像
子どもたちの未来のために社会課題を解決する[2010年10月19日(Tue)]
今日は久々に、社会企業関連のイベントの報告です。

社会起業支援サミット
http://ccc-action.blogspot.com/2010/10/33-2010103-abc-csr-am1000-1200am945-csr.html
に参加してきました。

主催は社会起業家支援委員会
http://ccc-action.blogspot.com/
私が参加したレクチャー「ソーシャル・イノベーションとCSR」には、以下の方が登壇されました。
ロバート・スティーブンソンさん(ブラストビート創業者)
http://blastbeat.jp/
村上雅彦さん(NEC(日本電気株式会社)CSR推進部・社会貢献室 マネージャー)
http://www.nec.co.jp/
司会は今一生さん(『社会起業家に学べ!』著者、社会起業家支援委員会代表)
http://www.createmedia.co.jp/

↓こちらから当日の動画が見られます↓
http://ccc-action.blogspot.com/

アイルランドで素晴らしい成果をあげ、日本でもNPOが設立されたブラストビート。
そして社会起業家を積極的に支援しているNECの方のお話からは、とても多くの学びがありました。

1.組織の使命は社会課題の解決
2.社会課題は今目の前にある
3.子どものために働く

【組織の使命は社会課題の解決】
NPOだけでなく、会社を含めたあらゆる組織は、社会の課題を解決するために生まれました。会社であれば、人々が有する日々の生活における不便さを解決する商品やサービスを生み出しているからこそ、利益を上げ、企業活動を継続しています。本業と「CSR(企業の社会貢献)」を別に考えたり、「リスク管理」「広報活動」として社会貢献を位置づけるのるのではなく、事業活動と一体化した社会活動を展開していくことが、企業戦略としても、求められています。

【社会課題は今目の前にある】
「社会課題」というと、ものすごく大きなことに感じられますが、実は日々の生活の中にあります。例えば昨日のブログ
https://blog.canpan.info/nakanohiromi/archive/417
で紹介した痴漢は、まさに毎朝の通勤・通学の中で起こっている社会問題です。私たちはそこに目を向け、「自分ができることは何か」を考え、行動することができる力を持っています。

【子どものために働く】
私たちが構築した社会は、子どもたちに受け継がれていきます。「自分の働きが未来を作っている」ことを意識すれば、あらゆる活動において社会貢献することが当たり前になります。活動にやりがいを感じて、継続していくことができます。

「しあわせなみだ」は性暴力ゼロを目指して活動していますが、これはまさに「社会課題の解決」です。
「性暴力」の分野に「社会企業」の視点を持ってくることを好まない方もいるのですが、私は「社会を変革しなければ性暴力はなくならない」と考えています。
これまで性暴力の分野が行ってきたアプローチ以外の方法をとることが、さらに多くの人が性暴力ゼロに関心を持ってもらうことにつながるのではないか。
だからこそ、社会課題の解決を目的とした社会企業から、多くを学び、活かしたい。
そう思っています。

そんなわけで、「しあわせなみだ」の活動内容を全面的に見直しました。
http://shiawasenamida.org/info
詳しくは後日ブログやメールニュースで改めて紹介します。
これからも応援よろしくお願いします!

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*「しあわせなみだ」ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/
*twitter nakano_hiromi
https://twitter.com/nakano_hiromi

Posted by 中野宏美 at 04:52 | 社会起業:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

活動そのものが社会問題のアピールになる[2010年06月14日(Mon)]
性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」初の講座開催!
↓詳細はこちらをご覧下さい↓
https://blog.canpan.info/nakanohiromi/archive/314

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プロモーションに関する勉強会に参加してきました。
主催はソーシャルベンチャーセンター
http://www.etic.or.jp/social/
テーマは「社会変革を加速するソーシャル・プロモーション」
講師はソーシャルマーケティングプランナー 船木 成記 氏でした。

社会の課題を事業として解決する「社会企業」。
性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」が取り組んでいきたいことも、まさに社会企業です。
「社会企業の存在意義」を改めて考えることのできる機会となりました。

1.課題を認識する力
2.社会企業の活動そのものが社会問題のアピールになる

【課題を認識する力】
社会企業は社会の「課題」を事業として解決する存在です。つまり、何を「課題」として認識し、解決しようとするかが、存在の肝になります。人々の持つ「本来のニーズ」は、「知ってはいたが、意識の中に眠っているものの言語化」でもあり、ある意味「常識を壊す事実」でもあります。社会の共通認識と事実とのギャップを認識する力が問われます。

【社会企業の活動そのものが社会問題のアピールになる】
社会企業が取り組む事業が、社会の課題の解決であるならば、活動そのものが、社会問題のアピールとなります。「自分の力で解決したい」と感じた課題を、「心を動かす数字」「心を掴む言葉」をもって伝え、「Why」「What」「How」の筋が通る、課題解決に最適な解決策を提示する。それが問題を可視化し、多くの人を巻き込んだ共感・目的共有を生み出す力になります。

「しあわせなみだ」が取り組んでいる「性暴力被害ゼロ」。
「性暴力被害ゼロ」は、誰もが意識の中に持っている願い(であると信じています!)。
「これだけ多くの人が性暴力被害に遭っている」という事実。
社会一般がイメージする「強かん」は、実際とは異なっているという事実(これは「強かん神話」と呼ばれています。例えば「女性は性暴力被害に遭うことを望んでいる」などです)。
性暴力被害に遭うことは、想像できないほどの深い心の傷を残すという事実。

「しあわせなみだ」は、性暴力被害という社会課題を「伝える」力が弱い。
そして「解決策の提示」が、まだできていない。
だから活動が、社会問題である「性暴力被害」のアピールになっていない。

今やるべきこと、できることってなんだろう。

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性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」
ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/

Posted by 中野宏美 at 18:00 | 社会起業:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

民が公を担う[2010年04月21日(Wed)]
第3次男女共同参画基本計画策定に向けた意見を提出します 
詳細はこちらをご覧下さい
https://blog.canpan.info/nakanohiromi/archive/296

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ISL社会イノベーションセンター
http://www.isl.gr.jp/
が主催するフォーラムに参加してきました。

タイトルは「SEOYキックオフフォーラム」
国際的な社会起業家の表彰プログラムである、Social Entrepreneur of the Year (SEOY)の第1回審査委員特別賞受賞者である
ケアセンターやわらぎ 代表理事 石川治江さん
http://www.yawaragi.or.jp/
ならびに審査委員である社会起業家フォーラム 代表 田坂広志さん
http://www.jsef.jp/
による、「志と行動が生み出す社会のシステミック・チェンジ」をテーマとした、講演ならびにトークセッションでした。

↓フォーラムの詳細はこちらです↓
http://www.isl.gr.jp/news/100312.php

社会起業の分野では著名な二人の講演とトークセッションは、多くの視座を与えてくれました。

1.社会で解決すべき課題から手をつける
2.新しい公

【社会で解決すべき課題から手をつける】
社会企業が一般の企業と異なるのは、「どのような事業を優先して展開していくか」です。資本主義社会における一般企業であれば、「利益の出るもの」を優先します。そこで一般企業における社会貢献の位置付けは、1)本業が社会貢献、2)利益が社会貢献の証、3)CSR(企業の社会的責任)、とされています。一方社会企業は、「社会で解決すべき課題」を優先します。「やれない」議論ではなく「やれる」議論を行い、思いついたことをすべてやってみることが、課題解決の第一歩です。

【新しい公】
日本で民が育ってこなかった理由として、「公がやりすぎてきた」点が挙げられます。古代、公という存在はありませんでした。社会の成長とともに、公が拡大。民が頼めば大抵のことはやってくれるようになりました。しかしそれは、「本業以外の役割」を拡大し、無駄な税金の投入を増やすことになったため、民から批判されるようになりました。さらに、人口減に伴う財政縮小などもあり、公がすべてを担うには限界があることに、民が気付き始めました。そこで、民が担うべき公は民が担っていこう、民の役割を取り戻そう、という流れが出てきています。

性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」が取り組んでいる性暴力被害ゼロは、公が担いきれなかった分野です。
民が担うべきところを民が担い、公が責任を持つべきところはしっかりやってもらうよう働きかける。
民と公が両輪となり、性暴力被害ゼロに向けて進んでいくことが必要だと感じました。

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性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」
ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/

Posted by 中野宏美 at 05:45 | 社会起業:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

コミュニケーションで性暴力被害ゼロの風土を醸成する[2010年04月06日(Tue)]
ソーシャルベンチャーセンター
http://www.etic.or.jp/svc/
が主催するセミナーに参加してきました。

タイトルは「ソーシャル・チェンジ・カフェ 〜社会変革に動き出そうとする、挑戦者達の大交流会〜」

プログラムは以下の通りでした。

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【ワークショップ】
”社会を変えるために、周囲をポジティブに巻き込むためのアクティブコミュニケーション・ワークショップ”
樋栄ひかるさん
http://www.ena-comm.com

【プロボノ&リサーチでパラレルキャリアを創り出す】
サービスグラント
http://svgt.jp/

【プレゼン&交流会】
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コミュニケーションやネットワークの意義を、改めて考えることができました。

【コミュニケーションとは】
・言葉にならない情熱を受け取りあい共感すること
・まず自分を理解すること=相手に何を発信しているかを理解すること
・相手を本当に受け入れること=自分を本当に受け入れること

性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」が取り組む性暴力被害ゼロは、1人ではできません。
そして「しあわせなみだ」だけでもできません。
多くの人、組織とのコミュニケーションを通じてネットワークを広げていくことが、暴力を許さない風土を醸成します。

現在「しあわせなみだ」は、このブログとウェブサイトが、主なコミュニケーションツールとなっています。
より多くの場面で、多くの方と接する機会をつくれたらと思います。
あなたが「こんなツールもあるよ!」というのをご存知でしたら、教えていただけると、とても嬉しいです。

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性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」
ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/

Posted by 中野宏美 at 06:09 | 社会起業:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

理解してもらえないことが前提[2010年03月30日(Tue)]
千代田区社会福祉協議会
http://www.chiyoda-cosw.or.jp/
が主催するセミナーに参加してきました。

テーマは「かんたん解説 NPOマネジメント講座」
講師は坂本文武さん(ウィタンアソシエイツ株式会社 取締役)
http://www.witan.co.jp/indexj.html

パネリストは以下の方々でした。
渡邉清孝さん(NPO法人ハンガー・フリー・ワールド 理事・事務局長)
http://www.hungerfree.net/
真田武幸さん(NPO法人秋葉原で社会貢献を行う市民の会 リコリタ)
http://licolita.org/

NPOのマネジメントについてなかなか学べる機会は少ないこと、またパネリストが一度話を聞いてみたい団体であったことから、とても多くの学びがありました。

【理解してもらえないことが前提】
そもそもNPOなど社会企業の分野に携わる人は、本当に少数です(日本には営利企業が400万ほどあると言われています。一方でNPO法人は4万ほど、100分の1です)。「相手には関わってもらえない」「他人には理解してもらえない」ことを前提に、物事を考えていくことが必要です。理解してもらうために、2つのポイントをまとめてみます。

1.接点を持つ
相手に「理解してもらう」ためには、取り組みと何らかの接点をつくることがポイントです。接点をつくり、自分事として捉えてもらうことで、人と人との共感を結び付けていくことが、NPOのマネジメントと言えます。取り組みに対して接点を感じるところは人それぞれです。それぞれに対して、個別に訴えかけていくことが必要です。

2.関わりを継続してもらう
取り組みに共感してもらったら、それを継続させていくことが必要です。共感に対して「貢献」と「成長」を実感してもらえる仕組みが必要です。取り組んでいく上で、理想的な社会像を絶えずしっかり持ち、現状との差を「問題」として意識し、ギャップを計画的につめていくことが求められます。

性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」を見てみれば、課題だらけです。

性暴力被害に遭われる方は、警察に届け出た件数で見れば、年間で、強姦は1,766件、強制わいせつは女性が7,464件、男性が200件。
暗数(被害に遭っても警察に届け出ない方)を含めると、強姦は約12,000件、強制わいせつは約5,0000件にもなります。
↓詳細はこちらをご覧下さい↓
http://shiawasenamida.org/m05_02_02

合わせて62,000件、ものすごい数です。
でも、日本の人口約1億2,000万人からみれば、ほんのわずかな数です。
「しあわせなみだ」は身近なところで、性暴力被害ゼロと接点を感じられるような情報提供、できているのかな・・・。

性暴力被害ゼロに対して関心を持ってくださる理由は様々です。
ご自身が被害に遭われた方。
身近な方が被害に遭われた方。
性暴力被害のある社会に憤りを感じている方。
関心を持ってくださった皆さんに、「しあわせなみだ」は継続して共感してもらえる情報を発信できているのかな・・。

皆さんが「こんな観点からも考えられるよ!」というのがあったら、是非教えていただけると、とても嬉しいです。
そしてあなたが、性暴力被害ゼロに関心を持ち続けてくれたら、本当に嬉しいです。

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性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」
ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/

Posted by 中野宏美 at 08:05 | 社会起業:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

自分ブランドは他人からの評価の結果[2010年03月19日(Fri)]
J-Wave「Make It 21」
http://www.j-wave.co.jp/original/makeit/
主催のセミナーに参加してきました。

テーマは「激動の時代を生き抜く自分ブランドの作り方・活かし方」
講師は以下の方々でした。
本田直之さん(レバレッジコンサルティング株式会社 代表取締役社長兼CEO)
http://www.leverageconsulting.jp/
小室淑恵さん(株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長)
http://www.work-life-b.com/
コーディネーターはショーンKさん(「Make It 21」ナビゲーター)でした。
http://www.j-wave.co.jp/original/makeit/

↓セミナーの詳細はこちらです↓
http://www.j-wave.co.jp/original/makeit/special/1002_seminar/contents.htm

本田さん、小室さんとも、何度かお話をお伺いしているのですが、今回も勉強になりました。

1.自分の「当たり前」の枠を外す
2.自分ブランドは他人からの評価の結果

【自分の「当たり前」の枠を外す】
誰でも生まれながらにして個性をもっています。そして、自分が日々「当たり前」のようにやっていることが、他人から見れば「非常識」=「すごいこと」「特技」の場合があります。自分の思い込みで勝手の生き方を狭めるのではなく、まず他人と本音で話してみることが、自身の市場価値を発見する大きな一歩になります。

【自分ブランドは他人からの評価の結果】
ブランドは、他人から価値を認められてはじめて、意義があります。自身の行動が相手のニーズに合っていること、他人に貢献する行動ができていること、自分の居場所があること。自分ブランドはそんなところからできあがっていくのです。そして、成果は、周りの力があってこそ、です。

性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」が伝えたいメッセージ、そして考えていきたいことが盛り込まれていました。

【性暴力被害に遭われた方へ・・・あなたが今、ここにいること自体に意味があります】
性暴力被害は、社会から色々と枠をはめられがちです。その枠は、自分に対する自信をなくすものであったり、周囲への信頼をなくすものであったりします。でも、その枠は、勝手にはめられたものにすぎません。性暴力被害という、あってはならない出来事に遭い、それでもこうして生きていること自体が、「すごいこと」であり、あなたが持っている素晴らしい力です。そのことに自信を持ってください。

【「しあわせなみだ」の価値は皆さんからの評価で決まる】
「しあわせなみだ」がどんなに、「性暴力被害をゼロにしたい!」と思って行動しても、それが社会の「性暴力被害をゼロにしたい」というニーズに合っていなければ、そして「性暴力被害をゼロにしたい」と思っている人に貢献する行動ができていなければ、単なる独りよがり、自己満足です。性暴力被害に遭われた方をはじめとする皆さんの声を聴き続けることを、忘れてはいけないと思います。

あなたからの声も、お待ちしています!

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性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」
ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/

Posted by 中野宏美 at 05:30 | 社会起業:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

活動を飛躍させるのは「説得力」と「共感性」[2010年03月17日(Wed)]
ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(SVP東京)
http://www.sv-tokyo.org/
が主催するミーティングに参加してきました。

テーマは「社会起業・NPOが飛躍するために、いま、本当に必要なこと」。
ゲストスピーカーは以下のみなさんでした。
・吉岡マコさん(NPO法人マドレボニータ代表)
http://www.madrebonita.com/
・一色広樹さん(経済産業省 地域経済産業グループ 立地環境整備課 地域振興係長)
http://www.meti.go.jp/
・関口宏聡さん(NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 プログラム・ディレクター)
http://www.npoweb.jp/
・山田泰久さん(日本財団CANPAN プロジェクトマネージャー)
https://canpan.info/
・猪尾愛隆さん(ミュージックセキュリティーズ株式会社 取締役)
http://www.securite.jp/

↓詳細はこちらをご覧下さい↓
http://info.sv-tokyo.org/article/141689778.html
↓当日の様子はこちらです↓
http://www.facebook.com/album.php?aid=153084&id=329977408123&l=7e957b3242

SVP東京は、ビジネスや、さまざまな分野での専門性をもった個人がお金を出し合い、ファンドを組成。社会的な起業を支援、一緒に成果を目指している団体です。
事業を手がけて活躍している団体や、中間支援団体(NPOや社会企業を支援する団体)からの報告は、「社会に必要とされる団体」を考える上で、とても勉強になりました。

1.活動の必要性を説得力のある資料で示す
2.共感性を高め価値を広げる

【活動の必要性を説得力のある資料で示す】
公共性の高い事業を、民が実施する場面が増えてきています。「専門的な取り組みが必要であるにも関わらず、専門的な取り組みが不足している分野」を、市民が自発的に発見し、解決方法を研究、開発していくことが求められています。ただ、問題を「発見」しただけで、取り組みの必要性を叫んでいるだけでは、前進しません。「研究、開発」という部分をしっかり実行し、数字や実績など、説得力のある資料を持って、必要性を説明できることが、活動を飛躍させます。

【共感性を高め価値を広げる】
事業を継続させる上で、共感性を高めることが不可欠です。組織が大切にする価値観を広げ、支援者を増やすことが、活動の幅を広げます。

性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」にも、同じことが求められます。
・性暴力被害ゼロへの取り組みの必要性を、説得力をもって伝える
・性暴力被害に対する共感性を高め、被害ゼロの価値を広げる

「しあわせなみだ」ウェブサイトでは、できるだけ客観的な数値をもって、性暴力被害ゼロへの取り組みの必要性を伝えるようにしています。

・性暴力被害に関するデータ
http://shiawasenamida.org/m05_02_02
・加害者に関するデータ
http://shiawasenamida.org/m05_02_03
・世界の取り組み
http://shiawasenamida.org/m05_02_04
・なぜ性暴力被害者に公的機関が対応する必要があるのか
http://shiawasenamida.org/m03_03

1人でも多くの方に性暴力被害ゼロを知ってもらうために、様々な角度からアプローチをしていきたいと考えています。
あなたが「こんなデータもある」「こんな情報がある」というのをご存知でしたら、是非教えてください!

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性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」
ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/

Posted by 中野宏美 at 06:05 | 社会起業:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

「あなたには分からない」を超える[2010年03月12日(Fri)]
※3/11のブログ
https://blog.canpan.info/nakanohiromi/archive/270
で紹介したイベントは残念ながら中止になりました。
参加を検討されていた皆様は申し訳ございません。


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ソシオ エンジン・アソシエイツ
http://www.socioengine.co.jp/
とNPO法人ソーシャル・イノベーション・ジャパン
http://www.socialinnovationjapan.org
が共催するスクールに参加してきました。

テーマは「社会性と事業性は両立できるのか?」
ゲストは以下の方々でした。
谷口 奈保子さん(特定非営利活動法人ぽれっと 理事長)
http://www.npo-palette.or.jp/
高橋修一郎さん(株式会社リバネス COO)
http://www.leaveanest.com/
ファシリテーターは後藤宗明さん(rolemodel.jp設立準備中)でした。

ぱれっとは障がい者が当たり前に暮らせることを実現する活動を手がけており、ずっと話をお伺いしたいと思っていました。
「ビジネスは本来社会に貢献するものであるという」という観点に基づくトークセッションは、とても勉強になりました。

1.新しい価値を定着させる
2.「あなたには分からない」を越える

【新しい価値を定着させる】
ぱれっとは、障がい者を「守る存在」ではなく、「社会・地域の一員」になることを目差して、お菓子の製造やスリランカレストランの運営、ケアホームなどを手がけています。提供する商品は、「障がい者だから」ではなく、「品質が良いから」購入してもらえるよう、取り組みを続けてきました。先日スリランカレストラン(http://homepage1.nifty.com/koshinshubo/)に行きましたが、とても美味しかったです!
またリバネスは、「身近なふしぎを興味に変える」をテーマに、科学技術分野をもっと身近なものにするための、教育や商品開発を行っています。日本が手がけた国際宇宙ステーション「きぼう」では、国産のウコン・大豆を保管する宇宙教育プロジェクトを実施しているそうです(http://www.space-education.jp/)。
発想の転換により、社会に新しい価値を提供したことが認められ、事業が成立しているのです。

【「あなたには分からない」を越える】
ぱれっとが「障がい者が働き賃金を得る」ことを手がけようとした時、一番反対したのは障がい者の親でした。「障がいを持つ子どものいないあなたには分からない」と言われ続けたそうです。しかし違うのは当たり前であり、「違うから分からない」で終わってしまっては、何も変わりません。違いから「どう踏み出すか」を、何度も話し合い、行動していくことで、周りにサポーターがついてきます。その輪が広がり、個人の問題が社会の問題として、認識されるようになります。

性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」が関わる性暴力被害にも、同じ課題があります。
社会に対して、性暴力被害の背景にある「暴力を許す社会構造」をなくそうという価値を、広げていきたい。
そして性暴力被害に遭われた方の「被害に遭っていないあなたには分からない」という感情と向き合い、どうすれば心の傷を乗り越えることを応援できるか、ともに考えていきたい。

今は力不足で、ブログやサイトを通じたウェブサイトしかできていません。
でも、できることから行動しなければ、何も変わりません。
「しあわせなみだ」がどのような事業を手がけることができるのか。
あなたの声を聞かせてくれたら、とても嬉しいです。

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性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」
ウェブサイトはこちら
http://shiawasenamida.org/

Posted by 中野宏美 at 06:00 | 社会起業:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

市民目線で必要なものを見つけ、対等関係の中でエンパワメントする[2010年02月05日(Fri)]
経済産業省関東経済産業局が主催する「社会企業カレッジ」に参加しています。
「社会起業」をテーマに、社会起業に取り組まれている方をお呼びした講義と、ディスカッションを織り交ぜた内容となっています。

私は足立区共催、NPOサポートセンターが企画運営を手がけるカレッジに参加、全8回を通じて様々な方のお話をお伺いしています。

↓これまでに参加した講座の様子はこちらです↓
https://blog.canpan.info/nakanohiromi/archive/240

今回のテーマは社会起業事例A
講師はNPO法人マドレボニータ 代表吉岡マコ氏でした。
http://www.madrebonita.com/

マドレボニータは、 「うつくしい母がふえれば、世界はもっとよくなる。」 という信念を持って、これまで日本では取り組まれていなかった「産後女性」に対するボディケア&フィットネスを提供しています。
「産後ケア」のパイオニアとして活躍されている吉岡氏の話には、とても多くの学びがありました。

1.市民目線だから、本当に必要なものが見える
2.対等関係によるエンパワメント
3.どのようなスタンスを持って活動していくか

【市民目線だから、本当に必要なものが見える】
医師でも看護師でもない吉岡氏が、産後ケアの活動を始めた当初は、まったく信頼されなかったそうです。しかし、「市民」の立場だからこそ、潜在的な受益者にリアルに思いをはせることができるという強みが、マドレボニータをここまで成長させてきました。

【対等関係によるエンパワメント】
産後女性たちは、医師や看護師の前ではどうしても、「患者」「新米ママ」の顔になってしまいます。でも、本当は、「大人の女性」としての力を持ち、それを発揮したいと考えているのです。セルフケアができるようになった産後女性たちから、「マドレボニータにきたら答えが見つかった」と、支持されるようになったのは、産後女性と「救済」という観点からの上下関係ではなく、「エンパワメント」という対等関係を築いてきたからです。

【どのようなスタンスを持って活動していくか】
マドレボニータは、産後女性を「ママ」とは呼ばず、大人としてリスペクトし、社会性を求めます。またマドレボニータのインストラクターは、6ヶ月の養成講座受講後、実技試験をクリアしなければなりません。合格後も毎月のレポート提出や報告会への参加が必要です。こうした「団体の文化」を大切にすることが、「本当に一緒にやっていかれる人」を引き寄せます。

私が立ち上げた性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」を今後どのように進めていけばよいのか、本当に考えさせられました。

社会福祉士の目線で、性暴力被害の現状を見据えること。
被害に遭われた方を、対等関係の中でエンパワメントしていくこと。
性暴力被害をゼロにするために、本当に必要な事業を手がけていくこと。

「しあわせなみだ」を立ち上げて1年が経過しました。
いまだにウェブサイトやブログを通じた情報発信しかできていないことに焦りを感じ、「何か良い事業はないか」と探しているところがありました。
その中で、昨年末から、これまで以上に多くの方にお会いして、「しあわせなみだ」の事業を相談してきました。
そこで改めて感じたことは、「事業にしやすいもの」と、「性暴力被害をゼロにするための事業」は、必ずしも一致するわけではない、ということです。
「しあわせなみだ」を立ち上げたのは「性暴力被害をゼロにするため」であり、その軸からぶれずに特化することが、とても大切だと、改めて気付きました。
気付きを与えてくれた皆さんに、改めて感謝!です。

性暴力被害をゼロにするためにはどうすればよいか。
あなたからのご意見も、是非お待ちしてます!

Posted by 中野宏美 at 06:10 | 社会起業:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

当事者との価値観の共有によるゴールを設定し、行動する[2010年02月03日(Wed)]
ソーシャルベンチャーセンター
http://www.etic.or.jp/social/
が主催するワークショップに参加してきました。

テーマは『ソーシャル・チェンジ・ワークショップ 第3回「技術を通じて世界を変える」』
プログラムは以下の通りでした。

[レクチャー 〜変革する世界の中であなたにできること〜]
講師:古川 拓 氏
アライアンス・フォーラム財団理事、マネージング・ディレクター
http://allianceforum.org/
株式会社デフタ・キャピタル取締役、
KITEテクノロジー・グループ会長
東京大学大学院 新領域創生科学研究科 非常勤講師

[創発ワークショップ]
[インタラクティブQ&Aセッション]
[交流会]

↓プログラムの詳細はこちらです↓
http://www.etic.or.jp/svc/socialchangeworkshop.html

「既存の技術をいかに社会をよくするために応用できるか」という、ありそうでなかった視点から考えるワークショップは、大変勉強になりました。

1.社会問題を解決するのは人
2.何をゴールにするか
3.人は行動の後にしか理解してくれない

【社会問題を解決するのは人】
地球上には様々な問題がありますが、「社会問題」と呼ばれるものの原因は、人が生み出しています。だからこそ、解決するのは人なのです。

【何をゴールにするか】
現状の延長線上にゴールを設定するのではなく、社会問題の当事者と価値観を同じにし、現状とのギャップをどう埋めるかを考えていくことで、ゴールを設定することが大切です。「できる・できない」「利益になる・ならない」ではなく、当事者は何を必要としているのか、きちんと現場を知ることが求められます。

【人は行動の後にしか理解してくれない】
どんなに頭の中で考えても、誰も理解してくれません。言語化して他人に伝え、行動することで、初めて周りに理解され、賛同者が生まれます。

私が立ち上げた性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」にも、同じことが当てはまります。

【性暴力を解決するのは人】
性暴力は人が生み出しています。性に暴力を振るう人がいなくなれば、性暴力被害はゼロになります。

【2047年までに性暴力被害をゼロにすることがゴール】
「性暴力はなくならない」と言われることがあります。「起こることを前提に発想したほうが良い」とのアドバイスをいただくこともあります。でも、性暴力被害のある社会は、望むべきゴールではありません。性に対する暴力が蔓延する現状からの発想ではなく、被害に遭われた方、身近な方が被害に遭われた方、そして性暴力被害ゼロに関心のある方、すべての人が幸せで健康に過ごせる「性暴力被害ゼロの社会」が、ゴールです。

【性暴力被害ゼロに向けてできることから行動する】
今「しあわせなみだ」にできることは、ブログやサイトでの情報発信など、本当に小さなことです。でも、行動しなければ、性暴力被害をゼロにしたいという想いは、誰にも届きません。少しずつでもできることから行動していくことが、大きな動きにつながります。

あなたが世界をよくするために、今できることをしてくれたら、とても嬉しいです。

それと交流会で1分プレゼンをする機会がありました。
性暴力被害の現状を伝えたところ、Speed Yellowさんがブログに掲載してくださいました!
http://ameblo.jp/daddywan/entry-10447492931.html
Speed Yellowさん、ありがとうございます!

こうして性暴力被害ゼロの情報が広がっていくことを、本当に光栄に思います。

Posted by 中野宏美 at 08:00 | 社会起業:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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