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特定非営利活動法人しあわせなみだ 
代表 Happy Tear 中野宏美のブログです。 
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ジャーナリズムは人間の尊厳を守れるのか?[2009年10月27日(Tue)]
10月21日のブログ
https://blog.canpan.info/nakanohiromi/archive/184
でメディアでの性暴力被害の取り扱いについて書きましたが、ジャーナリズムと人権に関するトークセッションに参加してきたので、報告します。

主催は信頼資本財団。
http://www.shinrai.or.jp/index.html
テーマは「グローバル化時代とジャーナリズムの役割−ジャーナリズムは、人間の尊厳を守れるのか?【福祉・環境・平和の現場から】−」

登壇者は以下の皆さんでした。
【ゲスト】
野村彰男氏(朝日新聞ジャーナリスト学校長)
矢田義一氏(朝日新聞ジャーナリスト学校主任研究員)
http://www.asahi.com/shimbun/honsya/j/jschool.html
【スピーカー】
石川治江氏(特定非営利活動法人ケア・センターやわらぎ 代表理事)
http://www.yawaragi.or.jp/
熊野英介氏(アミタ株式会社 代表取締役社長)
http://www.amita-net.co.jp/

↓トークセッションの詳細はこちらです↓
http://www.shinrai.or.jp/event/event-past/post-2.html

平和とジャーナリズムの観点からのトークが多かったのですが、人権について色々と考える機会になりました。

1.民主主義における「多数」をどうとらえるか
2.ローカルの問題をいかにグローバルに結びつけるか

【1.民主主義における「多数」をどうとらえるか】
太平洋戦争時、日本の新聞は、真実を伝えず、軍の方針に沿った情報を流して、戦争に対する国民の意識を煽ったという過去があります。この過ちを二度と繰り返さないために、民主主義における「多数」をどうとらえるかを、常に考えねばなりません。ジャーナリズムには、事実を「正しく」「分かりやすく」伝えるという、情報に対する責任を負いつつ、民主主義を健全化させ、見識を持つ市民を増やす可能性を持っています。

【2.ローカルの問題をいかにグローバルに結びつけるか】
人間社会にとって一番大事なものは、ローカルにあります。平和、そして政治はローカルにその基点があります。「個」というローカルの世界で起こる出来事を、いかに「世界」というグローバルに結び付けていくかが課題です。ジャーナリストには、「個」の取り上げ方が問われます。

性暴力被害ゼロネットワーク「しあわせなみだ」が関わる性暴力被害についても、同様の課題が見出されます。

【「多数」の意見にどう向き合っていくか】
日本では性、そして生に関する正しい知識を学ぶ機会はほとんどありません。このため、社会に氾濫している誤った情報を信じてしまっている人がとても多いです。結果として「性暴力被害に遭う側にも責任がある」「女性は性暴力を望んでいる」といった、間違った考えが浸透してしまっています。正しい情報を伝えることで、性暴力を許さない風土を醸成することが、性暴力被害をゼロにします。

【個人の被害をいかに性暴力被害ゼロに結びつけるか】
性暴力は個人に被害を及ぼします。しかしその背景には、性別、年齢、国籍、経済力、体力・・・といった、社会的な人権抑圧があります。個人の被害を、社会全体が抱える課題として取り上げていくことが求められます。

現在構築中の「しあわせなみだ」のウェブサイトが、性暴力被害についての正しい情報を発信し、関心を持つ人を増やせる場にしていきかれれば・・・と思います。

Posted by 中野宏美 at 08:20 | その他:セミナー | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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