「わくわく実験Day 4月の回」、「モノコトベース・オープンデー#57」の写真など
[2025年04月19日(Sat)]
4/13(日)午後に県立長野図書館3階「信州・学び創造ラボ」のモノコトベースで開催された「モノコトベース・オープンデー#57」と、合わせて開催した「わくわく実験day 4月の回」の写真を載せていきます。
●会場の様子
多くの人で賑やかそうでした。ここ何回かレーザーカッター側に行けていないので詳細はわからなかったのですが、いろいろ切ったり貼ったりそれぞれに工作している様子でした。

●QTRAINの動作確認
ネット上の情報によると2008年に発売された電車のおもちゃで、ポイント部を越えにくいなど制約はあるもののNゲージのレール上を走らせることができたり、レールがなくても平らな場所で走らせることができるリモコン操作のおもちゃです。

動かなくなったということで預かったのが数か月前。調べたところリモコンから信号が出ていない状態でした。幸いにも壊すことなく分解できたので基板をみると、アルカリ電池の液漏れでスイッチ部が動作しなくなっていました。分解できるところまで分解して、基板や部品を丸ごと水洗いして一か月くらい乾かして組み立てたところ、動作するようになりました。リモコンはモーター等に比べて消費する電流も少ないので、液漏れした時の被害を考えてマンガン電池を使うことを推奨して一件落着としました。


水洗い前(上)と水洗い後(下)

これで動けば良かったのですが、電車側の電池エリアも液漏れにより動かなかったため、電池エリアを中心に水洗いして電源スイッチを交換しました。こちらはモーターを駆動するために大きな電流を流す必要があることと、ボタン電池で弱酸性の電解液を使用した電池はあまりなさそうなので、長期間使用しない時は電池を外してもらうことにして返却しました。アルカリ電池の液漏れ問題はなかなか手ごわいかもと改めて実感しました。

●micro:bitでLED表示
HCMS-2713というHP(Hewlett-Packard)社のLED表示器(7行5列x8文字)を2000年前後に買ったまま放置状態だったので、そろそろ動かしてみようかということで、個人的に旬な感じのmicro:bitを使って動かしてみようと思ったのが去年の11月頃でした。
冬の寒さに耐えつつポチポチとブレッドボード上に配線してブロックを並べてコードを組んで動かしたところ、表示はしたものの10Hzくらいの表示周期でちらつきが激しくて実用的ではない状態でした。

更なる速度をということでmicro:bitのSPIbusを使ってシリアルデータを出力しようとしたものの、データは7bit単位では出力できないっぽい感じだったので、とりあえずSPIbusの動作確認用に7segLED(秋月のAE-7SEG-BOARD-KIT-RED)で表示させてみました。あとはmicro:bit本体の25個(=5x5)のLEDを使ったゲーム的なものを作ってみました。



ゲームはバグもおまけでついていたりしてまだ修正が必要ですが、SPIbusの使い方はどうにか把握できたので、ロジックICでSPIbusの7bit出力化を試して、うまくいったら後日にお披露目したいと思います。
次回のわくわく実験dayは5/11(日)の午後に開催予定です。
●会場の様子
多くの人で賑やかそうでした。ここ何回かレーザーカッター側に行けていないので詳細はわからなかったのですが、いろいろ切ったり貼ったりそれぞれに工作している様子でした。

●QTRAINの動作確認
ネット上の情報によると2008年に発売された電車のおもちゃで、ポイント部を越えにくいなど制約はあるもののNゲージのレール上を走らせることができたり、レールがなくても平らな場所で走らせることができるリモコン操作のおもちゃです。

動かなくなったということで預かったのが数か月前。調べたところリモコンから信号が出ていない状態でした。幸いにも壊すことなく分解できたので基板をみると、アルカリ電池の液漏れでスイッチ部が動作しなくなっていました。分解できるところまで分解して、基板や部品を丸ごと水洗いして一か月くらい乾かして組み立てたところ、動作するようになりました。リモコンはモーター等に比べて消費する電流も少ないので、液漏れした時の被害を考えてマンガン電池を使うことを推奨して一件落着としました。


水洗い前(上)と水洗い後(下)

これで動けば良かったのですが、電車側の電池エリアも液漏れにより動かなかったため、電池エリアを中心に水洗いして電源スイッチを交換しました。こちらはモーターを駆動するために大きな電流を流す必要があることと、ボタン電池で弱酸性の電解液を使用した電池はあまりなさそうなので、長期間使用しない時は電池を外してもらうことにして返却しました。アルカリ電池の液漏れ問題はなかなか手ごわいかもと改めて実感しました。

●micro:bitでLED表示
HCMS-2713というHP(Hewlett-Packard)社のLED表示器(7行5列x8文字)を2000年前後に買ったまま放置状態だったので、そろそろ動かしてみようかということで、個人的に旬な感じのmicro:bitを使って動かしてみようと思ったのが去年の11月頃でした。
冬の寒さに耐えつつポチポチとブレッドボード上に配線してブロックを並べてコードを組んで動かしたところ、表示はしたものの10Hzくらいの表示周期でちらつきが激しくて実用的ではない状態でした。

更なる速度をということでmicro:bitのSPIbusを使ってシリアルデータを出力しようとしたものの、データは7bit単位では出力できないっぽい感じだったので、とりあえずSPIbusの動作確認用に7segLED(秋月のAE-7SEG-BOARD-KIT-RED)で表示させてみました。あとはmicro:bit本体の25個(=5x5)のLEDを使ったゲーム的なものを作ってみました。



ゲームはバグもおまけでついていたりしてまだ修正が必要ですが、SPIbusの使い方はどうにか把握できたので、ロジックICでSPIbusの7bit出力化を試して、うまくいったら後日にお披露目したいと思います。
次回のわくわく実験dayは5/11(日)の午後に開催予定です。