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チームながぐつプロジェクト第109陣 福島県いわき市行き 活動報告 [2015年03月17日(Tue)]

「大学生ボランティア隊」派遣【第109陣】
期間:2015年2月27日〜3月2日
場所:福島県いわき市

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出陣式の様子です。

1日目: 長源寺で座禅と栗山住職より震災時の話を伺う。
     夕飯(鳳翔) 〜 尼子湯 〜 夜、振り返り。
2日目: 薄磯にて、薄磯復興協議委員会の室谷さんと共にゴミ拾い。
     スカイストアにて昼食後、オリーブプロジェクト
     尼子湯 〜 大熊町復興支援員 梅村さんを囲んで夕飯(五楽) 〜 夜、振り返り。
3日目: オリーブプロジェクトにて作業補助。
     尼子湯 〜 ご本家で夕飯後、有賀様からお話を伺う 〜 夜、振り返り。
4日目: 午前中、富岡町の視察をし、久ノ浜・浜風商店街にて、有賀様と共に昼食。
     ご本家で、お雛様の飾りを出すお手伝い 〜 社員寮に戻り掃除 〜 
4日間の振り返りとアンケート記入 〜 東京駅にて解散

2月27日(1日目)
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到着後、すぐに長源寺に向かい、17:30〜約1時間にわたり、栗山住職より震災時の話を伺い、震災直後、避難場所で過ごした被災者の苦痛を、座禅という形で体感しました。6名が警策を積極的に希望し、栗山住職が、今までのガクボの陣の中で、一番警策を希望した陣だとおっしゃっていました。初めての座禅体験は有意義な時間となりました。

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その後、夕飯を鳳翔でとり、

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銭湯(尼子湯のおじさんの写真です)に行き社員寮に移動後、初日の振り返りをしました。

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夜の振り返りでは、「この4日間をどんな姿勢で取り組むべきなのか」を話し合い、明日からの活動に対する気持ちを共有しました。23:30頃終了

2月28日(2日目)
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午前中、バスにて薄磯地区へ行き、9時より、薄磯復興協議委員会の室谷ご夫妻と共に、約1時間半に渡って、灯台近くの道路脇のゴミ拾いをしました。缶・ビン・ペットボトルだけでなく、食べ物のゴミ・オムツ・雑誌・金属類など、集めたゴミは、燃えないゴミが46袋、燃えるゴミが136袋、粗大ごみが4トラック1台分にもなりました。黙々と、ゴミを拾う学生の姿が輝いてみえました。

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その後、薄磯PRルームに移動後、薄磯復興協議委員会の活動の様子などの説明をうけました。
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いわき駅に戻り、「スカイストア」で昼食後、タクシーでオリーブプロジェクトへ。

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佐藤さん宅前にある畑で、オリーブ畑の水路確保のための素掘り側溝をしました。休憩時間に佐藤さんの奥様が、コーヒーとお餅を差し入れして下さいました。

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午前中のゴミ拾いの後だったのですが、疲れを見せずに、テキパキと作業に携わる姿が印象的でした。

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尼子湯の後、有賀さんの計らいで、大熊町復興支援員の梅村武之さんを囲んで、五楽で夕食。梅村さんより、現在携わっている活動のお話を聞いた後、ボランティアについて話し合いました。梅村さんからは、「震災から4年がたった今、自分が大切に思うことは何か」「今回ガクボを通していわきに来たけれど、一年後、どんな関わりを持っていたいか」この二つについて、ぜひ今後、考えてみてほしいとの意見も頂きました。

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寮に戻った後、学生に司会・進行を任せ振り返りの時間をとりました。今日思った事をそれぞれ発表し、その中で「普段の生活で、街を歩いている時にゴミを拾うことなどなかったのに、今日のゴミ拾いの中で、異臭を放つゴミも沢山あったけれど、自分がしなければ誰がするのだという気持ちで、ひたすら拾う自分がいたことが意外だった」「作業をするまでは、なぜゴミ拾いをするのか疑問に思っていたけれど、一人で、週に3回も清掃活動をしているという室谷さんとゴミを拾っている時に、散歩で通りかかった女性が掛けて下さった、有難うという言葉に、ゴミ拾いをして良かった。いい体験になった」という意見も出ました。23:15終了

3月1日(3日目)
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朝から雨が降る中、夕方まで「オリーブプロジェクト」の活動。ビニールハウス内で、舟生さんの指導の下、食材(オリーブ麺)に使用するオリーブの葉を、切断した枝から一枚ずつハサミで摘み取る、葉摘み作業に取り組みました。

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お昼に、オリーブプロジェクトの松崎理事長様がご挨拶にきて下さり、オリーブプロジェクトの歴史や、今後の課題などを約30分かけてお話をして下さいました。スカイストアさんの美味しいお弁当+地元の和菓子の差し入れも頂きました。

お喋りをしながらの作業でしたが、葉っぱの収穫量は、8.5kg!! 過去の陣の中で一番の重量に、舟入さんと笑顔になりました。作業終了後、舟入さんより「今日の活動を通して、ここ、いわきにオリーブプロジェクトというものがある、オリーブが育っていることを覚えていて下さい。そしてまた、再会できるのを、ここで待っていますね」と、言葉と想いを受け取りました。

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帰りにオリーブハウス内で栽培している野菜(大根・わさび菜等)を頂き、夕飯の鍋の材料にする事に。

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オリーブ作業終了後、銭湯へ向かい、ご本家で夕飯。有賀さんが鍋を準備して下さっていて、頂いた野菜を入れて食べました。締めの麺がスカイストアさんの「オリーブ麺」で、昼間、自分たちが作業したものが、最終的にこのオリーブ麺になる事を知り、美味しそうに食べていました。

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夕飯の片付けが終わった20時半頃、有賀さんがご本家に足を運んで下さり、1時間ほどお話を伺いました。学生からも積極的に質問をし、短い時間でしたが有賀さんの人柄や想いにふれる事ができました。

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22:00〜 社員寮にて、振り返りを学生たちに委ね、今日思った事や感じたことを発表し、気持ちを共有しました。23:15頃終了

3月2日(4日目)
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御本家にて朝食後、JRで竜田駅へ向かい、ジャンボタクシー2台にて、約1時間かけて富岡町を視察しました。視察ルートは、@波倉地区(40世帯が被害を受け、8名がなくなった地区) A福島第二原発近くの海岸(降車し約5分見学)  B富岡駅(降車し約10分見学)※駅のホームは解体されていました Cパトカーの碑(降車し約3分見学)※パトカーは移設準備の為ありませんでした D現在閉鎖中の富岡町役場庁舎・保健センター・文化交流センター(複合施設)でした。復興は進んでいるものの、4年前の爪痕が残る富岡町に衝撃を受けたようでした。富岡駅の側にある碑や、2名の警察官が亡くなったパトカーの碑で、手を合わせる学生の姿がありました。
Dの複合施設に関して、東電の補助金によって潤い建てられた豪華な建物が、今は、東電の原発の影響で閉鎖となった場所もみて、学生なりに感じた事があったようです。

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富岡町視察後、久ノ浜の「浜風商店街」に向かいました。最初に、電気屋さんで震災時のビデオをみせて頂き、駆けつけて下さった有賀さんと一緒に昼食をとりました(餃子をご馳走して下さいました)


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 毎回、温かく迎えてくださる商店街のお母様達からお話を伺い、記念撮影の後、いわき市内へ戻りました。

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久ノ浜からいわき市内に戻った足で、ご本家に立ち寄り、有賀さまのお母様が集めていた東北各地のお雛様を茶室に飾るお手伝いを1時間ほどさせて頂きました。
色紙をお渡しさせていただきました。

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14:30 社員寮に戻り掃除の後、振り返りを行い、それぞれが一番心に残ったことを発表した後、アンケート記入の時間をとりました。

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17時のバスで東京に戻り、東京駅で解散式をしました。

(心温まるエピソード)
名古屋から参加した学生(女の子)が、今夜都内のカプセルホテルに泊まり、明日の夜のバスで戻ると知ったメンバーが彼女の事を想い、解散式の後、一緒にお食事に向かったようです。4日間の活動を通して深まった仲間への想いに嬉しくなりました。

参加者に日程終了時に書いて頂いている報告書の中から抜粋したものをご紹介します。
※掲載した文章は全文でないため、ご本人の意図と若干異なる場合がございます。ご了承ください。


■報告書からの抜粋
今回のプロジェクトを通じて、自分の目を信じる事、自分で確かめる事は、こんなにも大きな力があるのかと思いました。

オリーブプロジェクト自体に意味があるというより、震災後、風評被害によって産業が成り立たなくなり、新しい産業を開発する必要性があるということをボランティアの継続によって代々継承していくことに意味があると感じた。

最初はなぜ、自分たちがこのオリーブプロジェクトを手伝う必要があるのか疑問に思いました。しかし、実際に活動をしてみて、運営している方のお話を聞いた事で、今、いわきで必要とされていることは、物資などの直接的な支援ではなく、これからのいわきの復興に向けた手伝いなのだと実感しました。

「ゴミ拾い」という行為以上に「ゴミ拾いをしている」という事実が重要なんだという事に自分が心が動かされたように思います。彼は行動で示そうとしているのだと思いました。

このボランティアに参加する前は、ボランティア=自分の身体を動かして、何か被災地の人のためにできることをすることだけだと思っていました。しかし参加してみて、地域の人々のために、またきれいな町にするために週3回一人でゴミ拾いをしている方がいるということを「知る」、また現在被災地がそのようになっているか自分の目で「見る」ということもボランティアの一環であることを強く感じました。

オリーブプロジェクトに参加し、水路を作ったり、苗を植える地面を掘りおこしたり、葉をはさみで切って集めたりしました。作業をしていて、これってボランティアなんだろうかと思いましたが、ガクボの他にも、いろいろな人が、このプロジェクトに関わっていて、それが福島の復興にも繋がっていると知り、これも重要なボランティアなんだと感じました。

薄磯のゴミ拾いでは、自分の想像以上のゴミが捨てられていて、いざ作業が終わってみるとゴミ袋が100個以上もあったので、ボランティアをして良かったという気持ちになりました。何だか、この時ボランティア精神とは何なのか、うまく言葉には表せない何かが活動後、うまれたような気がしました。

福島の皆さん
大変お世話になりありがとうございました。

109陣の皆さんお疲れ様でした。
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