H29年度福島県ふるさとふくしま交流・相談支援事業
「福島の今を学ぶ」交流会を開催しました平成30年3月1日(木)13:30〜15:30 千葉市ビジネス支援センター会議室4で、31名の参加者で行われました。
浪江町、富岡町の被災当事者の方をお招きして、千葉県内の支援団体の皆さんとともに、被災地の現状や暮らしについてお話を伺い、今後の支援の在り方について考えたいと開催しました。
最初に、浪江町民で、いわき市下神白の復興公営住宅自治会長を務められた佐山弘明さんのお話でした。
いわきの周辺住民との調整役としての役割を務めるなかで、復興というより新しいまちづくりだと感じたということや、そのなかでの苦労や現状を伝えてくださいました。
お互いのことを知らないことから、会話もなかったが、イベントを企画し、歩み寄ることで交流できるようになった。自分から話しかけ、踏み出すことが大切だと話してくださいました。

富岡町民であり、NPO法人富岡町3.11を語る会の副代表を務める仲山弘子さんのお話を、次に伺いました。避難指示解除から1年経った富岡町の現状や震災当時の様子がリアルに伝わってきます。仮説住宅や避難所に関わりを持たなかった一人として、情報や支援物資も届かないなか、義援金がとても有難かったこと、避難者の交流会へ行ったが、タイミングが遅れたため馴染めなかったことなど、避難者のありのままの気持ちも語ってくださいました。
また、語り部活動や避難先の皆さんとの交流事業をNPO法人で行う背景には、お互いのことを話をせず、福島での暮らし方と避難先の人たちの暮らし方の違いを知らないがためにおこる誤解があり、避難先の人たちと面と向かって話をし、誤解を解いていく必要を感じるからと話しておられたのが、印象的でした。

最後に、お二人への質問と意見交換が行われました。
神戸では、20年経っても、まだ支援は必要とされている といわれるなか、
避難指示解除が行われた今、必要とされている支援は何かを考えるときに、
被災地の現状、当事者の微妙な思い、被災地や避難先の空気がリアルに伝わってきた今回のお話は、被災者側に立った支援をするための 多くの示唆を含んでいると感じました。

