浜松市の委託「子育て家庭向け食料品の無料配付会」を2月26日雄踏文化センターで開催しました。
この事業はコロナウイルス感染症や長引く物価高等の影響を受け、経済的に困難な子育て世帯を支援する目的で昨年度より浜松市が主催、N-Pocketが企画運営で、通算7回目でした。
年度最後の配付会でしたが、フィール ハミング店さんのご協力を得て購入した浜松市からの支援食料品18点とお米、それに加えて、ご寄付としてオイスカ高校・専門学校の生徒さんが作られたお野菜、北辰たちばなやさんの和菓子をはじめ、お気持ちを寄せていただいた企業や団体様からの数々の寄付品が会場にズラリと並びました。
その他、今回は「富用品市 ピタゴラス富塚」が出展してくださいました。
「もったいない」の思想で、自分では使わなくなった不要品を捨てずに次の人に回していく、使われなくなった不要品が他の方のもとでまた生きる「富用品」となる循環の場で、無料で自由にお持ち帰りができます。持ち込まれた衣類・生活用品・ぬいぐるみなど・・大盛況で、お子さんたちが大喜び、特にぬいぐるみが人気だったようです
2名のボランティアさんからは、ピタゴラスの仕組みや今後の利用の仕方についてもご案内がありました。
「相談・情報提供コーナー」では、社会福祉協議会のCSW、NPOのぴっぴさん、あいホールさんが対応して下さり必要な情報提供がなされ、ポルトガル語通訳の専門員さんも待機し、外国の方も安心してご利用できたようです。
事前のお申込みで、福祉の専門家さんによる相談会も実施されました。
そして、前回に続き高校生ボランティアさんの活躍が光りました
会場の設営から片付けまでのスムーズな動き!
必要と思えばその場にかけつけたり、来場者の方への声かけやお荷物を気持ちよく運ぶ姿がありました。人への気遣いと心配り、素晴らしかったです!
配付会を通して毎回多くの方にスタッフとして、あるいはご寄付や情報提供など色々な形での関わりやご協力を頂き、ともに支え合い、学ぶ機会となっています。
また、よりよい子育て環境を整えるために、中間支援のNPOとして支え合いの協力体制づくりや社会の問題を自分事として考えていく人を育てていくことも大切に活動しています。