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「読みこなそう、使ってみよう〜データ&リサーチ」 [2019年07月31日(Wed)]

NPOプレゼント講座の3回目は、自分たちの取り組んでいる社会課題の「根拠」「説得力」を持たせるための、データ活用についての講座です。

市民活動の現場から提言をしたり、課題の論拠を明らかにするには、様々なデータや情報を集め、比べ、整理し、提示する技術が必要になってきます。

・データや情報は、どこから、誰から、どんなものを集めればいい?
・データや情報を引用する時に、注意すべき点は?
・欲しい情報を、データからどのように読み取ればいいか?
・アンケートなど自分で調べてデータを得る時のポイント、注意点は?

ニーズの背景にある課題をとらえ、科学的に分析する「社会調査」の手法や視点を学ぶ入門編です。

日時 2019年9月7日(土)13:30〜16:30
場所 浜松市男女共同参画・文化芸術活動推進センター あいホール(浜松市中区幸3-3-1)
講師 笹原恵さん(静岡大学情報学部 教授)
対象 市民活動団体・NPOの関係者、一般市民
参加費 資料代 500円
定員 30名
申込 以下のリンクのフォームから必要事項を入力してください。
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主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会
企画運営:(認特)浜松NPOネットワークセンター(N-Pocket)
後援:静岡県・静岡県労働金庫・一般社団法人 静岡県労働者福祉協議会

※台風、集中豪雨が想定されるなど、やむを得ない理由により中止する場合があります。あらかじめご了承おきください。開始・終了時刻が変更になる場合もありますので、最新情報は上記までお問い合わせください。

例えば多文化共生では、様々な数字を出して施策提言がされてきました。
在住外国人の高校進学率は、文科省の学校基本調査から中学校の外国人生徒数とその3年後の高校の外国人生徒数を比較した”高校生存率”を、高校進学率と近似するものとして使っています。
その数値から、「日本人の高校進学率が98%の時代に、在住外国人は約60%と低いので、高校進学に関する支援が必要」と、説得力を持って言うことができます。

持続可能な未来のために〜知ろう、使おうSDGs レポート [2019年07月19日(Fri)]

事務局長の小林です。
7月7日はNPOプレゼント講座の第一弾で、認定NPO法人 開発教育協会の八木亜紀子さんを講師に、SDGs入門の講座を開きました。

まず、アイスブレークで「地球&浜松ビンゴ」。「浜松(静岡)のユニークなものは?」「20年、30年後も残ってほしい浜松(静岡)の魅力は?」など、9つの質問を相手を変えながらしていくもの。
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1つめのワークは「豊かな社会にとって大切なこと」。SDGsのD、Development「開発」が意味する「地域社会や人々の暮らしがよりよくなること」を考えました。
25の選択肢のカードから、個人で大切だと思うことを9つ選び、それから3人組になって、大事なものを合意形成しながら3つ選びました。
次に、立場を変えて「在住外国人だったら」大切にするだろうというカードを3つ選びました。最後に「今の社会で大切にされていると思うもの」を3つ選びましたが、あらら、これまで選んだものと全く違うカードが!という結果に。

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<参加者の感想>
「立場が違うと大切にしたいものが、こんなにも違うのかと考えさせられた。今の社会には、豊かな社会にしたいと選んだ要素が全くないのにびっくり!!」
「人によって現状の捉え方が異なるということを理解できた。SDGsで重要なことは、様々な考え方を持つ人たちがいることを認識することではないかと思った。」

2つめのワークは「15年前の世界と今の世界」で、様々な国の15年間の数値の変化を見ながら、どれが何を表した指標か予測。気候変動や格差など、日本は良くなっている?悪くなっている?未来に向けてはどうなる??という議論をしました。
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さらに、浜松の変化はどうか?人口や外国人住民の数、女性議員の割合、アサリやウナギなど水産資源の推移…。「う〜〜ん。良くなっているけど、悪くなっているものも」という声があちこちから聞こえました。「このままでは持続不可能、ヤバいよね?あせあせ(飛び散る汗)と。

<参加者の感想>
「たった15年で技術の発達により社会は発展した一方、環境汚染や格差が進むというマイナスの影響があったことを認識できた。」
「15年前と現在を考え、これからの10年、20年を考えることにつながり、不安はあるが、自分たちにできることを考え、実行したい。」
「このままの状況では「やばい」という事が世界レベルの数字を見て理解が進みました。」

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そこで、やっとSDGsができた経緯や背景について説明。コロンビア政府が原案をつくった、ゴール10「不平等・格差」は市民社会(NGO)が粘って最後に加えられた、ゴール1「貧困」はインドや中国の中間層が増えたことである程度は達成したが他地域ではまだ、ゴール17「パートナーシップ」の中身は予算と資金調達の話でタイトルからイメージされるものと異なるなど、ポイントを押さえた話が次々出ました。

SDGsは行政でも産業界でも積極的に取り組まれているのはなぜ?という話も、参加者のみなさんも「ふ〜〜む…」と考えさせられたのでないでしょうか。
従来の市民活動は「持続可能な社会の実践」に向けた実践そのものなので、SDGsを使って説明がしやすくなったり、協働しやすくなるなど、上手に活用するチャンス!という話も。

SDGsに盛り込まれなかった課題もありますが、それも大事なこととして、17のゴールに縛られず、活動計画や地域目標(ローカル・アジェンダ)を作ってみては?という話で締めくくられました。

参考:さっぽろ自由学校「遊」 SDGs北海道の地域目標をつくろう

<参加者の感想>
「SDGsの生まれ方を聞いて、今までと違う幅広いゴール設定のことが腑に落ちました。」
「視野を広げる、気づく、協力し合う、ためにSDGsは使えると感じました。」
「SDGsを通じて色々なところにつながったり、説明しやすくなることに納得!!子どもにもわかりやすいので、世界環境を理解するとっかかりとして、子どもたちにも知ってほしい。」

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この講座は、どんな内容にしたいかを外部委員も含めた企画会議で検討して、八木さんとも何度もやりとりしながら準備を進めてきました。「危機感を共有したい」「グローバルな視点から俯瞰的に見つつ、自分事にしたい」という浜松のリクエストにばっちり応えてくださり、SDGsの本質的な部分を考える場となりました。

今回は市民活動団体や教員の方を中心に、一般の方からも申込が多数あり、定員オーバーで参加できない方もいましたが、このような学びの機会を今後もつくっていきたいと思います。
次回は7月27日の「議員と語ろうNPO円卓会議」。こちらでもSDGsを切り口に浜松の未来について考える予定です。

ICT機器展示‣体験会 浜松市[2019年8月3日(Sat.)] [2019年07月04日(Thu)]

ICT事業担当の島田です。

浜松市UD・男女共同参画提案事業で「ICT機器展示・体験会」を開催します。

情報技術を利用したコミュニケーション機器は、生活・教育の場において利用され、障がい当事者を含めた市民ひとりひとりの自立した生活に役立てることができます。

福祉機器展というと、当事者や関係者の方々が参加されることが多いと思います。
今回は普段見る事、試すことができない機器ひらめきを多くの方に見て、体験していただきたいと思います。ぴかぴか(新しい)
そして、障がい当事者の生活の困難さ必要な配慮についてみんなで考える社会にしていきたいと思います。

学生のみなさんも夏休みの自由研究にしてみませんかexclamation

日時:2019年8月3日(土)10:00〜15:00
会場:Any -エニィ- 浜松市中区千歳町91-1(浜松駅から徒歩3分)
主催:浜松市UD・男女共同参画課
企画運営:(認特)浜松NPOネットワークセンター

<展示機器>
◆ALSや脳性まひなど会話が困難な方のための意思伝達
 画面を見る目、スイッチを押すだけでコンピュータ操作、会話読み上げ、メールなどができるぴかぴか(新しい)
・マイトビーI-15
・miyasuku EyeConSW(スイッチ操作と切り替え)
・OriHime eye
・伝の心
・伝達君W(携帯用)
・トーキングエイドfor iPad

◆音声によるコミュニケーションが困難な方のため、ボタンを押して発話する
・スマートトーカー

◆見えない方、見えにくい方のサポート
 ウエアラブルメガネ眼鏡、メガネに装着したカメラで撮影し読み上げ、または遠隔で支援する。揺れるハート
・オーカムマイアイ
・リモートアシスト

 印刷物を読み上げる
・よむべえスマイル
・クリアリーダー

 パソコン画面の読み上げ
・PC-Talker

 拡大読書器本、ルーペ
・クローバー10
・電子ルーペ

 点字印刷機
・マルチ点字プリンタMP4
・名刺点字プリンタMP6

 デイジー図書
視覚障害者や印刷物を読むことが困難な方のため、教科書や図書が録音されたもの
学習障害、知的障害、精神障害の方にとっても有効である。

◆スマホで設定、操作ができる電動車いす車椅子
・WHILL(ウィル)

かわいいとなりのセミナールームではNPO法人六星 ウイズによる視覚障がい者向け体験会
「いろんな機器を使って新聞を読んでみよう」を開催します。
パソコン、iPad、iPhone、拡大読書器を使って、新聞を拡大して読んだり、音声で聴いたりできます。

みなさん、ぜひお越しください、お待ちしております。ハートたち(複数ハート)

浜松市市勢功労者表彰受賞のご報告 [2019年07月03日(Wed)]

N-POCKETの井ノ上です。
7月早々に開く静岡県労働者福祉基金協会委託のプレゼント講座や浜松市委託の ユニバーサルデザイン講座の準備で、エヌポケットは相変わらずの忙しさ。

そんな中、7月1日の市政記念日に、浜松市勢の進展に貢献したということで、 浜松NPOネットワークセンターの設立者である山口祐子元代表と 現代表の井ノ上の二人が市勢功労者表彰されました。
以下がプログラムに記載されていた紹介文です。

山口祐子:平成9年に浜松NPOネットワークセンターを設立し、代表理事に就任、平成19年1月まで代表理事として、特定非営利活動法人の分野や地域を超えた活 動基盤の強化に努め、地域活性化に貢献した。
また、平成16年の特定非営利活動法人クリエイティブサポートレッツの設立に関わり、平成24年4月から現在に至るまで副理事長として、団体の円滑な運営に尽力している。知的障がい者の様々な表現活動を実現するため、障がい福祉サービス事業所「アルス・ノヴァ」の運営事業などを行っている。

井ノ上美津恵:平成9年の浜松NPOネットワークセンターの設立に関わり、平成 13年4月に副代表理事に就任、平成19年1月からは代表理事を務め、現在に至るまで長年にわたり団体の円滑な運営に尽力している。この間、特定非営利活動法人や事業者、行政とのパートナーシップの確立を図り、市内外の特定非営利活動法人等の発展を支えてきた。
また、障がい者の就労支援や職業紹介、様々な家庭環 境にある子どもたちの支援、在住外国人との多文化共生の推進などを通じて、多様な人々の社会参加を支えることに貢献している。

今まで市勢功労受賞者は自治会等の役員を務めた方が多いと感じておりましたが、この紹介文はまさにエヌポケットの活動内容を表したものであり、NPOセクターへの初めての注目だと感じました。

祐子さんが社会に声を出し、NPOを立ち上げ20数年。やっとNPOの存在を認知されたと感じ嬉しく思いました。井ノ上指名でありますが、まさにエヌポケットが頂いた賞です。スタッフと共に楽しく活動していきます。 そして支えてくださる会員の皆様とともに、市民社会創造にむけてさらに活動を継続できるよう、頑張っていきたいと思います。