浜松市委託「子育て世帯に対するフードパントリー緊急支援事業」の第一回を9月12日佐鳴台協働センターで開きました。
ビッグ富士さんの協力を得て購入した22品目26点の食料品や日用品に加えて、会場には農家さんたちの気持ちを集めてくださった良菜健暮さんの寄付で9種類のお野菜、あいホールさんからの寄付による生理用品も揃いました。
101家族からの申込をいただいていましたが、
盛りだくさんの品物を最終的に90家族に手渡すことができましたが、これだけのものをお一人で抱えきれず、一緒にきた子どもたちが手伝ったり♡ また、会場に待機していた若者たちの手助けを得て、和気あいあいとした雰囲気で持ちかえっていただけたと思います。
サポーターのお一人に学校の先生もいらして、「おっ!君は何年生だ?」とお母さんと一緒に来た子どもたちに話しかけ、もともと知り合いだったの?なんていうムードで荷物運びをされていました。
良菜健暮さんのご協力でウズラの卵まで用意されたお野菜コーナーでは、日ごろ子ども食堂をしてくださっている方が対応してくださいましたが、あれこれお野菜受け取れてうれしい、という声をいただいたそうです。
また、行政の委託事業であっても民間の社会資源の豊かさをこうした場でもご紹介できたらと思い、相談コーナーでは3人に対応していただきました。日ごろ現場で活動されている方々なので、ネットワークを生かして柔軟な対応をお願いできます。次回フードパントリーお申し込みの方には相談ブースも利用していただければ、と思います。
そうそう、前日の準備会も素敵だったのです。前日は11人のサポーターが駆けつけてくださり、コロナ禍の中、受付を待つ間どんな列になるのかとシミュレーションを繰り返し、作業療法士でもある方がその動線を考えてくださったりと、わいわいがやがや皆で知恵を出して会場づくりをしました。作業も終盤になると突然ピアノの音が。サポーターの一人が素敵な演奏を始めてくれました。いいですねえ。背中で音楽を聴きながら個々に片づけを進め、明日に備えることができたのです。
次回は12月初めの予定です。一回目よりさらに素敵な会にして、浜松の支え合いを実践したいと思っています。