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フードバンクがつなげるもの [2020年07月03日(Fri)]

フードバンクレストランについてご存知の方も増えてきました。フードバンクとは、安全に食べられるのに様々な理由で廃棄される食べ物を、それを必要とする人に届ける活動です。
N-Pocketでは、2016年から「貧困の子ども支援事業」の一環として「フードバンク事業」を始め、以来ボランティアベースでゆるやかにハートたち(複数ハート)進めています。

◆食品を有効に利用する流れ
 静岡県では、「認定NPO法人フードバンクふじのくに」が全県下で、食品の受け渡しのシステム、支援の連携、啓発などを先駆的に実施しています。
N-Pocketも「フードバンクふじのくに」と連携していますが、独自にいつでも食品の寄贈があれば受け取って管理もしており、要望があれば支援者や時には当事者に直接お渡しプレゼントしています。

 フードバンクのもう一つの目的は、フードロス=廃棄する食品を減らす右斜め下ということです。食品寄贈の際には、賞味期限が1か月以上のもの、未開封のもの、常温保存ができるものという条件がありますが、これまで食べ物として利用できずに廃棄していたものが喜ばれて食されるのはうれしいかわいいことです。

◆食品は、情報交換の重要なツール
 扱う食品は、お米、調味料、缶詰、レトルト食品、菓子など様々です。防災備蓄の入れ替えで企業からアルファー米等の持ち込みの相談があったり、お寺のお供えからいただくこともあります。件数として多いのは一般家庭からのもので、重複して購入してしまった物、あまり使わない頂き物など。幼稚園の園児や保護者の皆さんが持ってきてくださったこともありました。

 持ち込みの際は、きっかけを伺ったり、食品はどのような人にわたって喜ばれているかの説明をします。そして食品が必要な人にお渡しする時は、可能であれば事情を聞き取り、食品が自立への後押しになるのか、別の支援につなげる必要があるのかなどを見極めて対応したりします。単に食料の問題だけではなく複合的かつ根深い課題がうかがえるときはしかるべき専門家につなげることもあります。

 定時制高校の校内カフェ喫茶店でお菓子などを提供して、高校生とボランティアがおしゃべりする場を和ませるツールともなりました。また、学習支援本で縁のあった家庭には、食品を手渡すことでコミュニケーションが生まれたりします。子ども食堂に運営や利用者の状況を聞きながらお渡しすることもあります。

 このように、食べ物が人間関係をつなげ、気持ちをつなげ、命をつなげる事例揺れるハートを重ねてきました。
コロナ禍どんっ(衝撃)の今、食の確保が緊急を要する家庭もあろうかと思いますが、N-Pocketでは、困っている人がたくさんいるだろうと心配して食品を持ち込まれる方が多いです。困難を抱えている人に思いを寄せて行動する人たちとお話しできるのはうれしいわーい(嬉しい顔)ことです。社会的不安定さや経済事情が好転するのはまだまだ当分先のようです。

 学校がいよいよ本格的に再開され始めています。特に身体や心の育ちに大事な時期の子どもたちに食と安全が確保されることを願っています。いずれにしても食べ物が現状を映し出し、人々のつながりのツールであることは間違いありません。

◆ボランティアスタッフ募集しています
 フードバンク事業は、N-Pocketの事務所があることもメリットで、食品の持ち込み持ち出しに融通が利きます。しかし、丁寧に余裕をもって対応するための人不足という課題があります。そこで、ボランティアで食品の受け渡しや管理をしていただける方を求めています。社会の縮図ともいえるこの活動。食品を無駄にしないというもったいない精神も満足できるし、人のつながりの大事さも実感でき、社会貢献としては手ごたえを感じることができると思います。
興味のある方、ぜひご一報ください。電話     (中間支援事業担当 大野木里美)

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