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1500円のご支援でマラリアにかかった子ども10人分を治療する薬が買えます。

【お知らせ】
テレビ東京世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」に 代表名知の現地の活動紹介されました
放送局:テレビ東京
番組名:「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」
日時: 2015年6月15日(月)
詳しくは こちらです
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リレー投稿「日本の中のミャンマー」編★vol.4 高田馬場リトル・ヤンゴン [2022年07月07日(Thu)]

こんにちは。MFCGボランティアパートナーの伊藤です。

日本の中のミャンマーと言えば・・・ということで、久しぶりに高田馬場のリトル・ヤンゴンに行ってきました。まだ行ったことのない方に向けてご紹介します。

リトル・ヤンゴンは、高田馬場駅前のビルの中に展開しています。8‐9階にミャンマー食材店が集中していて、エレベーターを降りれば、そこはミャンマー。

パッケージは基本的に全てミャンマー語なので読めませんが、店員さんに聞けば親切に教えてくれます。皆さん無理に勧めることもないので、ゆったりとしたムードで楽しくお買物ができます。

(店内の様子)
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私が買ったのは、ヤンゴンでよく飲んでいたインスタントのミャンマーミルクティー。すんごく甘いですが、疲れた時に飲むと癒されます。

(ミルクティー)
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それから、スパイシーマンゴー。マンゴーに唐辛子という、日本人には思いもつかない組み合わせ。食べてみると、辛さの中からじんわり立ち昇ってくる甘さが癖になります。

(スパイシーマンゴー)
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お買物の後は、4階にある昨年オープンしたばかりのお洒落なミャンマーカフェへ。ここは、1階にある有名レストランの系列店なので、そちらからお料理も持ってきてくれます。

(カフェの様子)
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私が注文したのは、「ダンパウ」というミャンマー風ビリヤーニと「ラペットゥ」という定番のお茶の葉サラダ。お友達が頼んだのは、「オーノカオスエ」というココナッツミルクの入ったスープヌードル。いずれも日本人の口に合い、また食べたいと思うお味です。

(ダウパウ)
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(ラペットゥ)
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(オーノカオスエ)
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最後はミルクティーとミャンマースイーツ。もち米でできた温かいデザートで、二人ともすぐに完食。同じような形でバナナ、セムリナ粉、じゃがいも等でできたお菓子もあり、どれが好きか食べ比べるのも楽しいです。

(ミャンマースイーツ)
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今回ご紹介したのは、リトル・ヤンゴンの中で、私のようにミャンマーの言葉が分からず、料理にも慣れていない方でも十分に楽しめ、ミャンマーを身近に感じられるお店です。

リトル・ヤンゴンはミャンマー関係者にとっては馴染みの深い場所なので、他にも色んな楽しみ方があると思います。


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Posted by 鈴木 at 19:32
リレー投稿「日本の中のミャンマー」編★vol.3 もやし [2022年07月07日(Thu)]

こんにちは。ボランティアパートナーの仲野です。日本各地で水かけ祭りが開催されていましたが、参加された方はいらっしゃるでしょうか。もしかしたら、もう一本水かけ祭りをテーマにした投稿があるかもしれませんが(!?)、「日本の中のミャンマー」を再開しようと思います。

味噌汁や炒め物、安くて使い勝手の良いもやしは皆さんの食卓にも並ぶ機会が多いかと思います。

そんな「もやし」について紹介しようと思います。

スーパーで手にしているもやしの種がミャンマーから来ていたことを初めて知ったのは、2018年頃でした。

ミャンマー留学から戻り、東京に住んでいた時のことです。ある時、ふと、ヤンゴン大学の学食で食べていた肉野菜炒めを食べたくなりました。

それは、その時安く手に入っただろう野菜で作られており、野菜の種類も、それぞれの量も毎回異なっていました。

ナンプラーとオイスターソース、味の素があれば、適当に作っても、それらしきものができそうだと思い、ヤンゴン大学の行きつけ食堂風肉野菜炒めを作ることにして、その日はスーパーに行きました。いつもは産地や種類など気にせず、量が多く、一番安いもやしを選んでいましたが、その日は、よりミャンマーの食堂で食べていたもやしに近いものを買おうと意気込んでいました。

ありました。ひょろっとしたもやしが。

日本でよく見るもやしはプリっとしたものというイメージがあったので、これは一体どこで作られたのだろうと気になり、商品を裏返して、初めてもやしの品質表示を見てみると、「ミャンマー」という文字がそこにありました。種子をミャンマーから持ってきて、日本で育てたもやしでした。

また、今回もやしについて書こうと思い、もやし生産者協会のホームページでもやしについて調べてみると、日本で食べられるもやしは、緑豆、ブラックマッペ、大豆を種子としているものが多いく、ミャンマーでは緑豆とブラックマッペを作ることができるということでした。

ミャンマーとの輸出入の問題なのか、正確なことは不明ですが、最近はミャンマー産の種子を使ったもやしを見かけることがなくなりました。

皆さんも、状況が落ち着き、もやしを購入する際は、裏側の品質表示までご確認ください。思いもよらないところに、ミャンマーが隠れているかもしれません。

(写真1)ヤンゴン大学食堂で食べた昼ごはん
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(写真2)寮で出てきた朝ごはん、少し太めのもやし。
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Posted by 鈴木 at 19:28
リレー投稿「番外」編★ミャンマーのダジャン [2022年07月07日(Thu)]

タミンサーピービーラー?(ごはん食べましたか?)ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)ボランティア・パートナーの鈴木一登と申します。今回のリレー連載は、番外編として、ミャンマーのダジャン(またはティンジャン)「水かけまつり」について書いています。

なぜかというと、ミャンマーの暦では4月に新年を迎えます。今年2022年は4月17日が元日でした。ミャンマーの新年を迎えるまでの期間に、おたがいに水をかけあって一年間のけがれを清めるのが「水かけまつり」の意味だと聞いたことがあります。というわけで今月は各ボランティア・メンバーがダジャンについて書き綴っています。

伊藤さんは東京で先日行われたダジャンを紹介してくれました。私は自分が体験したミャンマーのダジャンについて書こうと思います。

私がミャンマーで水かけまつりを体験したのは1回だけ。はじめてミャンマーを旅行した2006年でした。

その頃、東南アジアを長期貧乏旅行をしていた私は、バンコクのミャンマー大使館で28日間のツーリスト・ビザを取得し、カオサンにあるシーク教徒の店でミャンマー往復の航空券を買いました。そして暑期まっただ中の3月に、バンコクのドンムアン空港から飛行機でヤンゴンに到着しました。

空港に降り立ってから約1ヶ月、バガン・マンダレー・インレー湖・チャイティーヨーと、お決まりのルートをバスと鉄道で旅行し、最後に出会ったのが水かけまつりでした。

4月のはじめ頃、ミャンマーはもっとも暑い季節にさしかかっていました。うんざりする蒸し暑さのなか、窓を全開にした中距離バスに乗ってバゴーに向かっていた時でした。私の前の座席に、バケツ一杯分くらいの水のかたまりが窓の外から飛んできました。暑さのせいで幻覚を見たのかと思いました。前の座席の女性は「キャー」と叫びましたが、すぐに「ハハハハッ」と笑いました。

まわりの乗客たちも「アッハッハ」と笑っていました。いったいなにが起きたのかよくわかりませんでしたが、その後もバスが走っていると、次々と窓の外から水の塊が飛んできました。窓の外をよく見ていると、沿道にバケツを持った子どもたちが待ち構えていて、車が通り過ぎるのと同時に、満面の笑顔で、バケツの水を窓の中めがけて投げ込んでいました。

バスが町に近づいてくると、必ず子どもたちが待ち構えていて、バケツの水を浴びせてきます。そのうち、窓際のおばさんは、水が飛んでくるのを予想して、その時だけ窓をシャッと閉めるようになりました。

それが「水かけまつり」の序章であったということを、その時の私はまだ知りませんでした。

バゴーからヤンゴンに戻ってきた時に、大きなおまつりが始まろうとしていることがわかりました。街のあちこちにステージ(マンダッと呼ばれる)が設置されていました。

4月13日の朝にダウンタウンのゲストハウスから出ると、風景は一変していました。路上は水びたしで、子どもたちが水鉄砲やバケツを手に走り回っています。「水かけまつり」がはじまっていました。

大通りに出ると、あちこちに設置されたマンダッの上は人々が鈴なりにホースを持ち、道を歩く人に向かって水をかけまくっていました。若者たちを荷台に載せた軽トラックが何十台も数珠つなぎになってマンダッの前を通り、大量の水を浴びていました。

ちょっとそこまで、といって出かけたがさいご、家に着くまでには頭から足の先までズブ濡れになって帰ってきました。でも、ミャンマーは一年でいちばん暑い時期だから、ロンジーもTシャツもすぐに乾くし、当時は誰も携帯電話なんて持っていなかったから、濡れたところで、どうってことありませんでした。

ダジャンの最中に、ヤンゴンからバンコクに戻ってきました。タイにもミャンマーと同じように「水かけまつり」があり、ソンクランと呼ばれています、バンコクでソンクランに出会いましたが、ミャンマーのようにバスの外からバケツの水をぶっかけられるような体験はなく、物足りない感じがしました。

実をいうと、去年も今年もミャンマーは大きな不幸に見舞われており、国民はダジャンを行いませんでした。ミャンマーは、まるで突然緞帳が落とされた舞台のように、すべてが止まっています。国民は、まだ新しい年を迎えられないままでいます。

しかし、ミャンマーの人たちが過去のけがれを清め、新しい年、新しい春をむかえられる日は、そう遠くないと信じています。そのような春を迎えられる日が来たら、私ももう一度ミャンマーのダジャンに参加したいと思っています。

写真は2006年のヤンゴンで出会ったダジャン「水かけまつり」

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Posted by 鈴木 at 18:10
リレー投稿「番外」編★TOKYOダジャン祭り [2022年07月07日(Thu)]

MFCGブログチームの伊藤です。先週から「リレー連載:番外編」として水かけ祭りの記事をお送りしていますが、4月10日に日比谷公園で行われたTOKYOダジャン祭りに行ってきたので、会場の様子をレポートします。

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ダジャンはミャンマー正月を祝う水かけ祭りのことです。日本の各地で、その時期に合わせてミャンマー祭りが行われます。

当日の午前10時過ぎ、地下鉄日比谷駅を出ると、会場を目指すミャンマー人グループが、ここにも、あそこにも。公園に入ると、会場入口での消毒を待つ人達が長蛇の列を作っていました。

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幸い日本人用の入口はそれほど混んでおらず、中に入ると、ミャンマー各地の料理を売るスタンドが、陸上トラックくらいの大きさの会場をぐるりと取り囲むように並んでいます。ミャンマー語と日本語で呼び込みをする店員さんと、あちこちのブースを覗きながら行ったり来たりするお客さんで、会場内はすごい熱気。

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様々な少数民族の料理が並び、バラエティーも豊かです。ミャンマーの代表的な麺類モヒンガーはもちろん、私の大好きなミャンマースイーツのスタンド、雑貨のスタンドもありました。

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会場内のステージでは、ミャンマーの踊りと歌のパフォーマンスが行われています。ダジャン(水かけ祭り)のダンスを披露した女の子たちは、最後にステージ中央に集まり、日本語で、ミャンマーに平和を取り戻すための協力を呼び掛け、会場は一瞬しんみりとした雰囲気になりました。

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続いての出し物は、のど自慢大会。500円払った観客は舞台に上がって歌手の首にレイ(花輪)を掛けられるシステムになっていて、写真の男の子は、リズムよい歌と踊りで大人気。レイでぐるぐる巻きにされながら、「チェズバー!(ありがとう!)」と叫ぶ彼に、ステージ前に並んだ観客たちは、大きく手を振り上げて応えていました。

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東京近郊の在日ミャンマー人と、ミャンマーに関心を持つ日本人の集まるイベントと聞いていましたが、想像以上の人数と盛り上がりに驚きました。ミャンマーの若者たちのパワーと笑顔の溢れる会場を後にしながら、彼らの未来が明るいものであって欲しいと心から願いました。


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Posted by 鈴木 at 18:06
リレー投稿「番外」編★水かけ祭り [2022年07月07日(Thu)]

こんにちは。ボランティアパートナーの仲野です。 
「日本の中のミャンマー」というテーマでリレー連載中ですが、4月から5月にかけて、東京の日比谷公園をはじめ、日本各地でミャンマーの水かけ祭りが開催されるので、今回は「水かけ祭り」について書こうと思います。

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ご存知の方が多いと思いますが、水かけ祭りとは、新年を迎える前に、水をかけて1年間の汚れを落とすという行事です。

私が滞在していた2018年は、水かけ祭り中、大型スーパーも休業して、皆が水かけ祭りに参加するという時期でした。

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いざ、水かけ祭り期間が始まると、大通りに人々が繰り出し、トラックの荷台から水をかけ、道路脇に作られたステージから水をかけます。

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歩いていても、自動車に乗っていても、トラックに乗っていても、水をかけられます。水をかけられないで、どこかに行くことは不可能ではないかと思うほど、あちこちからかけられました。

水かけ祭り初参加だったからか、日本人だからか、期間後半、十分汚れは落としたから、もう水かけられたくないなと思ってきました。近所の食堂が営業中という噂を聞き、温かいご飯を食べたくなった私と友人は、大通りを通らないように食堂に行くことにしました。

住宅街の細い道を選んで向かいましたが、小さな子供たちに、見つかり、追いかけられ、水鉄砲と桶で水をかけられてしまいました。

ある時、この話をミャンマー人の友人にすると、知らない大人に水をかけてもトラブルにならない社会だからこそ起きた出来事だね(笑)、と言われました。その視点はなかったので、今でも印象に残っています。

同じ出来事1つでも、見方によって印象が変わることを実感しました。様々な視点から見ることを忘れないようにしたいです。


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Posted by 鈴木 at 17:59