令和元年に想いをはせて2019年5月 [2019年05月11日(Sat)]
MFCGの代表理事・医師/気功師の名知 仁子です。
皆さん 令和元年の10連休をどうお過ごしたでしょうか? いつもいつもMFCGの応援を頂きほんとにどうもありがとうございます。 新しい気持ちで新しい年号”令和“の一番初めのブログをお届けしま〜す! まずトップバッターは 活動現地のメンバーの素顔〜第1弾! ドライバー Min Ko Koの巻! 彼は生まれも育ちもミャウンミヤのミャウンミャミャウンミャっ子であり、2児の女の子の父親でもあります。 とても手先が器用で、クリエーターの素質があるので、 MFCGの移動クリニックのロゴとか、移動クリニック車に貼っている(下記の写真)MFCGのロゴも彼が自分で作製してくれています。 ![]() ![]() このバイクのGOLDの装飾も彼の手作りです。 3月末に皆さまの御支援を頂き、達成できた移動クリニックのクラウドファンデイングの看板(下記の写真)も実は彼が 学んだことのない日本語を見様見真似で作製してくれました。 ![]() ![]() スゴイ技です! ミャンマーの学校には体育や音楽の授業時間がないので、このクリエーターさはどこから培われたのだろう?と思います。 ![]() ちなみにこれも彼の作品! 彼の13歳の長女も同様に、手先がとても器用と聞いています。彼女は、卓球も上手だそうで、今度学校で選ばれて、選手になりました。 体育のないミャンマーで、ミャウンミャには、サッカー場、プールやさらに、体育館があります。 これも現役の保健・スポーツ大臣がここミャウンミャ出身だからこそ建てられていると感じています。 Min Ko KoはMFCGで勤務し始めてこの8月で4年目に入ります。これは、“もうやりきった! 学ぶことはない!”という理由で勤務後約1年くらい後に辞めていくミャンマー人が殆どの中、とても珍しいケースだと思います。 ここミャウンミャ地域はミャンマーの中でも有数の稲作地帯です。彼は、MFCGに勤務する前、そのライスミール工場のマネージャーを長年していました。経営者と上手く折り合いがつかず辞めたようです。辞めてから、CDやDVDや携帯のSIMカードの販売などを行っていたそうです。 その後、上記のような仕事をしていたようですが、安定した収入を得るためと、大好きな車の運転ができるMFCGのドライバーとして採用された経緯があります。 皆さんには新聞やテレビのニュースなどで経済発展と成長が急速に進んでいるミャンマーの印象があると思います。でも、実祭に急成長はヤンゴンなどの商業都市が主で、(もちろん波及効果はミャウンミャにも最近は見られるようになりましたが・・・)例えば、MFCGの移動クリニック車のような大きな車のマニュアルを運転できる人間はここミャウンミャではものすごく少なく、そのような人の基本給料は高くなります。 でも、Min Ko Koは MFCGの給料体制でも、貢献できるということで頑張ってくれています。 彼のエピソードの中で最もおかしいのは、2017年8月に誕生した次女の出産のこと。MFCGは医療支援団体なので、妊産婦さんの産前健診の大切さを伝えており、10ヶ月間に最低4回(理想は8回)産前健診を受けるように啓発しています。 そんな中、8月の有機栽培のコースをト−イ村で開催していた第1日目に、彼の奥さんから電話で、「具合が悪くて、病院に行く」という連絡が入りました。普段そんなことがないのに連絡があり、次の電話では入院したとの事! 慌てて彼はボートを調達し、ミャウンミャにある、県立病院に駆けつけました。 な〜んとそこで彼が対面したのは、彼の2番目の赤ちゃん〜! びっくりしたのは彼だけではなく、当の奥さんもびっくり! なぜなら、奧さんすら、この10か月間、自分が妊娠しているなんて思いもしなかったのですから。いや、ぶっとびました笑 長女とは11歳の年の差があります。その時の赤ちゃんも2歳になろうとしています。顔は彼と瓜二つ! そんなメンバーに囲まれて、ここミャウンミャで仕事と生活を送っています。 ![]() ※MFCGのHPはこちら → https://mfcg.or.jp/ ミャンマーは暑気で今が一番、一番暑い時期です。 日本の皆さんも体調管理にお気をつけてください! |
Posted by
伊藤
at 09:55