被害が拡大しているミャンマーの洪水 [2015年08月12日(Wed)]
|
ブログ担当の亀山です。ミタース通信をご覧頂きありがとうございます。 現在ミャンマー国内で多くの洪水災害が発生している様子がネットやテレビニュースなどで報道されています。 ミャンマーには日本の四季とは異なる季節があり、6月ごろから10月ごろが雨季、11月から2月が乾季、そして乾季から雨季に移る3月から5月は気温と湿度が上昇する暑季に分類されます。ただミャンマーは南北に長く面積は日本の約2倍ある広い国で北はそのままヒマラヤに連なり雪も降ります。 今回の災害地域をみると山間部を除く全域に広がっており、MFCGが支援・活動しているミャウンミャでも複数の村が被災し、浸水や水没した家屋があります。 毎年雨季には水かさが増し、乾季には下がることを繰り返しているため川など水辺に近い人たちは高床構造の家を建てています。1階には農機具を置き作業場にしたり家畜を飼ったりし2階で生活しています。 平年並みの雨量でしたらこれで対応できるはずですが、今年は屋根まで水に浸かっています。詳しいことは分かりませんがニュースでは雨季にサイクロンが重なったと報道しています。 最初の写真はミャウンミャ地区の村で軒下まで水が来ています。私が昨年12月の乾季に訪れた時の記憶だと道路が有り一段下がった土地に家が有り、その向こうに小さい川が流れているような場所だと思います。こうなると家から避難せざる得なくなり二枚目の写真のように道路わきに竹で柱を建ててビニールシートを被せた仮設テントで雨風をしのぐしかありません。 最後の写真は幹線道路まで浸水しています。この状態で大雨が降れば車も通れなくなり、酷くなれば橋が流されたり道路が崩れたりの被害も想像できます。そうすると支援物資の輸送も滞り住民の体力低下、マラリヤや下痢、伝染病の危険も高まることは私でも心配になるところです。 ミャウンミャのあるミャンマー南部デルタ地帯は肥沃な土地で稲作も盛んな地域です。2008年にこのあたりを直撃したサイクロンナルギスで壊滅的な被害発生しました。そこから復興したのにまたこの洪水で辛い日々を過ごすことになるでしょう。まだまだ雨季は10月ごろまで続くのとても心配です。 私が今まで何度も訪れているシャン州のインレー湖は今のところ大きな被害は出ていないようです。もともと今年の3月ごろから水位が下がり渇水被害が出ていたので要約水位が戻ってきた状況のようです。私が訪れ始めた2005年ごろと比べるとここ数年はインレー湖の水位も変動が大きく、50年以上暮らしている人でも「こんなに水位が下がったのは経験が無い」とか「ここまで水が多いのは記憶に無い」などと聞きます。 日本でも観測史上最高の雨量とか気温など日常のように聞きます。原因ははっきり分からないですが地球規模の気象現象が激しくなっているように思えます。 MFCGは医療と菜園でミャンマーの人たちの健康に貢献したいと活動しておりますが、災害には無力と言わざる得ません。日本など先進国の支援でもう少し治水や土木をなんとかして欲しいと思ってしまいます。それでも被災している人たちも多く、我々としても地元の病院や地域コミュニティの中心を担っている僧院と相談、連携して支援を始めております。 現在、多くの団体や機関がミャンマー水害支援の募金や支援を募っております。MFCGでは皆様からの暖かい支援を有効に使っていけるよう努力し、具体的な内容をこのブログやFacebookページ、サイトで報告していきますので引き続きご協力お願い致します。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)への参加方法(寄付または会員)はこちらです。 http://mfcg.or.jp/donation/ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)の団体ホームページはこちらです。 http://mfcg.or.jp/ また、ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)のfacebook公式ページ もご覧ください。 http://www.facebook.com/mfcg.or.jp/ --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- |
Posted by
亀山
at 06:00


