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1500円のご支援でマラリアにかかった子ども10人分を治療する薬が買えます。

【お知らせ】
テレビ東京世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」に 代表名知の現地の活動紹介されました
放送局:テレビ東京
番組名:「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」
日時: 2015年6月15日(月)
詳しくは こちらです
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最終回★名知仁子先生講演会「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ!」を終えて…C [2018年08月31日(Fri)]
いつもMFCGを応援いただきありがとうございます!

名知がお世話になった石巻で講演会「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ!これが私の生きる道〜小さな想いから始まった命を救う活動」を開いてくださった放課後こどもクラブBremenの代表寳 鈴子様からのご寄稿、最終回です。
講演会会場での熱気が伝わってきます。アンケートもご厚意により公開していただいています。

皆様のご支援に心から感謝を申し上げます。




第3弾→名知仁子先生講演会「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ!」を終えて…B

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名知先生の熱のこもったご講演が始まりますと十代から80代までのすべての方々が話に引き込まれ、共にミャンマーに居るような気持ちになります。水を飲むのも忘れてお話しされるその姿は、私にはまるで阿修羅像のように映りました。会場から思わず問いかける言葉にも真摯に核心をついたお返事をなされていました。

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★掲載写真は、実行委員で石巻市の渋谷良一様のお写真をお借りしました。渋谷様ありがとうございました。

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78名の参加者にアンケートを頂きました。何と54名の方が感想を書いて下さいました。大学の授業ではありません。何の評価もないのにこの返信率はなんでしょう!高学歴の方ばかりではありません。誰からも強制されず集まった一般市民です。これは・・名知先生の言葉が皆様の心に届いた証だと思いました。

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私が一番聞いてほしかった若い世代の方が、「命の大切さや夢を叶えるために、あきらめない姿勢を知ることが出来て良かったし、とてもかっこいいと思いました。」「学校では学ぶ事のできない。ミャンマーという国で今起こっていること、NGO法人をはじめとして、難民や苦しんでいる人のために活躍している人のことを知ることが出来ました。夢が人を作るという意味がすごく理解できる講演でした。」と書いて下さった文を見て、心から「やって良かった。」と感じる事が出来ました。

ユタ大学からこの講演のために駆けつけた若者も、講演後に「看護の仕事をしたい。」と思いを発表してくれた高校生も、「何で日本に帰ってくるんですか?」と質問した若者にも、それぞれ心の中に名知先生から素晴らしいプレゼントが届いたものと思います。
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ご縁は神戸のソロプチミストから始まり、石巻のソロプチミストから私を通って石巻の多くの市民に届きました。

「誰かにあなたの愛を与えれば、それはあなたを豊かにする。」だけでなく、周りに人々緒も豊かにすると感じました。


この得難い講演会に関わらせていただいた事、心から感謝いたします。進んで無償のお働きをしてくださった皆様、支えて下さった皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。

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私たちに深い学びと大きな感動を下さった名知仁子先生、本当に有難うございました。



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Posted by 伊藤 at 22:05
名知仁子先生講演会「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ!」を終えて…B [2018年08月15日(Wed)]
いつもMFCGを応援いただきありがとうございます!

名知がお世話になった石巻で講演会「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ!これが私の生きる道〜小さな想いから始まった命を救う活動」を開いてくださった放課後こどもクラブBremenの代表寳 鈴子様からのご寄稿、第3弾をご紹介します。
寳 鈴子さん、そして多くの皆様のご尽力が手に取るように伝わってきます。
皆様のご支援に心から感謝を申し上げます。

はじめての方は、第1弾からどうぞ。こちら→名知仁子先生講演会「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ!」を終えて…@
第2弾はこちら→ 名知仁子先生講演会「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ!」を終えて…A [2018年07月29日(Sun)]
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7月1日当日に来られない方が多いと聞き、それでは前日に「名知先生を囲む会」を開いて一人でも多くの方に名知先生のお人柄に触れて頂ければと考えました。

取りあえずお泊りになるホテルに30名の予定でお席を取りました。お食事の数に間違いがないようにチケットを作り、自由席で設定いたしましたら、あとからあとからご一緒したいというお話があり、ソロプチミストのメンバー、元国会議員さん、石巻市からお二人、市議会議員さんお二人、仕事が終わってから駆け付けて下さった動物病院の委員長先生やお友達を含め三十八人のご参加を頂きました。仕事の内容も様々、初対面なのにそれぞれ出身地の話から外国とのかかわりなど思い思いにお話し下さいました。お席もほぼ自由席でしたが、それぞれに不思議なご縁があって新しい結びつきが生まれました。

その前の日のことですが、Bremenの子ども達のためにいつも応援してくださる須田美知さんが「ようこそ石巻へ!名知先生「と書いた七夕飾りを作って持ってきてくれました。

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自分が先頭切っていると、協力して頂いているのは分かっていてもつい不安になったりします。その気持ちを全て吹き飛ばしてくれる嬉しい美しい七夕飾りです。彼女の手は魔法の手。保育所、児童クラブの経験の長い彼女の周りには不思議な事に子ども達がひきつけられて色んな作品を作り出していきます。子ども達のためにとても信頼できる方のお一人です。その七夕飾りは「囲む会」でも大活躍。石巻市民の歓迎の気持ちを代表してくれました。

また同じ日の夜には、仕事帰りの8時過ぎに実行委員の安竹さんが駆けつけてくれました! 「チラシの中にいろいろ資料はさみましたか?」「細かい作業が結構時間がかかるんですよねえ。」と言いながら「囲む会」「講演会」で使う資料を分けて箱詰め作業をしてくれました。フルタイムで仕事をするのは決して楽ではないはず。それが終わってからまた忘れず飛んできてくれるのは、気持ちです。彼女のこの行動力は多くの人をつなぐ働きをしてくれます。東京にお住まいで、名知先生とも古くからのお知り合いというイピルイピルの会の伊藤登志子さんとも、安竹さんを通してつながっていたことが分かりました。彼女の力が無かったら、こんなに大勢の人が集まってくれることはなかったでしょう。

メールでの応援は、石巻出身の山根博さん。山根さんが対象にしているネパールの子ども達に小さなご支援をさせて頂いたことが縁でFBでのやり取りが続いていました。現在はALSに罹られ静岡県で闘病生活をされています。その方からも、クラウドファンディングを通してご支援をいただいていました。講演会の日の朝も忘れずに「がんばって下さい。」とメッセージを頂きました。
病はおつらいでしょうね、遠い故郷に、ネパールの子どもに、ミャンマーの子ども達に思いを寄せるその温かさに励まされました。

他の実行委員さん方も忙しい時間をやりくりして心を込めて成功のために力を与えてくださいました。ここに書き尽くせないのが残念です。

講演会当日は、10時から始まるのに9時集合です。前日の打ち合わせで会場設営等打ち合わせしましたが、不安でたまりません。Bremenの卒業生の高校生二名がお手伝いしますと言って8時にはBremenに来てくれました。荷物を積んで会場に着くと、これまた卒業生の杉山三姉妹が会場に来ていてくれました。若い子が来てくれたので俄然パワーが出ました。「何をしたらいいですか?」と進んで言われると嬉しくてたまらなくなります。さくさくと準備が進みました。

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視聴覚機器設営は仙台に配達に行く前にBremenの子ども達の送迎をしているコスメ油井のご主人が駆けつけてくれました。
次々とお客様が来てくださいます。あらあら50人来ればいいかなと思っていたのに、まだまだおいでになります。70人を過ぎたぐらいに落ち着いてきました。以前「危機対策課からどなたかこられますか?」と聞いた時には「休日ですから。」と遠回しに断られたのですが、蓋を開けましたらなんと副市長さんや危機対策課長さんまで関心を持っておいでになりました。弟さんが国連で働いているという総務部長さんや、男女共同参画社会を目指している地域振興課からも課長さんがおいでになりました。副市長は市立病院被災の折には大変お世話になったと強く感謝を申し上げていました。全て名知先生のこれまでのお働きが招いた事だと感じました。

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現在石巻市立病院で働いている看護婦さんの佐藤さんは小学校一年生御嬢さんを連れてこられました。お嬢さんがBremenに来ているので、名知先生の講演会の事を知ると熱心に市立病院に働きかけてくれました。震災時佐藤さんはこのお嬢さんを妊娠中。震災は産休直前の出来事でした。ご自宅は流され、気仙沼にいたご主人の安否もわからず、不安のまっただ中で精いっぱいお腹に宿った命を守り続けていました。名知先生も全国から駆け付けた大勢のお医者様や看護婦さんと共に被災者のために寝食を忘れて活動してくださいました。多くの命を救って頂いたのだと思います。
医は仁術と伺ったことがありますが、まさにこの事かと思いました。



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Posted by 伊藤 at 21:39
名知仁子先生講演会「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ!」を終えて…A [2018年07月29日(Sun)]
いつもMFCGを応援いただきありがとうございます!
名知が年前お世話になった石巻で講演会「「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ!これが私の生きる道〜小さな想いから始まった命を救う活動」を開いてくださった放課後こどもクラブBremenの代表寳 鈴子様からのご寄稿、第2弾をご紹介します。
寳 鈴子さん、ご支援ありがとうございます!

はじめての方は、第1弾からどうぞ。こちら→名知仁子先生講演会「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ!」を終えて…@
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5月27日に実行委員会を開きました。集まって下さった実行委員は11名です。ソロプチミスト石巻サンファンから3名。Bremenゆかりの方が6名、ポスターチラシを考えて下さる恵美さんと写真を撮って下さる渋谷さんは実行委員のお友達つながりです。恵美さんはお子様を連れての参加です。この他に、Bremenの講演会には何を差し置いても駆けつけて下さる杉山様やFBで名知先生の講演会の事を知った佐藤ひで子さんも「お手伝いしたい。」と言ってくださいました。

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恵美さんは様々な事情で大変忙しい中でも心を込めてポスター・チラシを作ってくれました。打ち合わせはお子さんを寝かせた深夜。ああしてこうしてという要求も笑顔でのんでくださいました。こんなに広がりがあったのは、オレンジのポスターと緑のチラシのコントラストが素敵で、皆さんの気持ちを引き付けたからだと思います。

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キャッチコピーは何がいいか・・についても様々に考えてくれました。〜思いさえあれば何でもできる〜うーん。女医の道を捨てて?・・イヤイヤ捨ててない。まだ医師ですよ。石巻の人の心にグサッと来てミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会という長ーい名前の会に興味を持ってもらって、MFCGの川勝様とも何度か検討をして頂いてやっと今回のテーマ「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ!これが私の生きる道〜小さな思いから始まった命を救う活動」が決まりました。多少演歌が入っていますが、なんか気持ち的にぴったりです。お金がないんだけど・・と頼むとチラシもポスターもものすごく抑えた金額で取り組んでくれました。

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実行委員会の皆様それぞれお忙しい仕事を持っています。女性の会議はお酒など飲んでいる時間はありません。短い時間でアウトラインを決めたら、それぞれ自分の空いている時間を使って出来る事をする、というのが常です。連絡はラインかFBで。もう実行委員会の連絡と一般市民への告知を兼ねてFBフル活用でした。

今まで何回か講演会を開いているので、Bremenの宝の顔は地元の新聞社やラジオ局、県の合同庁舎や市役所生涯学習課にはいささか知って頂いています。割合すんなりと受け付けて頂きましたが、できて間もない石巻危機対策課にお願いしに行った所、今までそういう後援をしたことがないと断られそうになりました。本当に忙しかったのでしょう。防災センターを立ち上げ機構を整えなければならなかったのですから。そこは何とかして欲しいとお願いし、窓口の方の上司からOKを出していただきました。肩書も地位もない市民が何かをお願いしに行くと窓口でシャットアウトされるのが常なのです。

今度はチラシ配布です。石巻市の生涯学習課様は「放課後こども教室」でお世話になっています。石巻市内の小中学校51校にポスターの配布をお願いいたしました。それから、私の一番聞きに来てもらいたい市内各高校。宮城県からの後援をいただいているのですんなり受け取って頂けました。石巻高校・好文館高校・工業高校・商業高校・水産高校・桜坂高校1つ1つ連絡を取って事務室にお願いしに行きました。今回高校生がやってきて質問してくれましたが、きっとあのポスターを見たに違いありません。

夜になると仕事を終えた実行委員の安竹さんが自宅にポスターを取りに来てくれ、10本も抱えていきあらゆる所に配布してくれました。老人福祉施設の理事長をしている早苗さんは、近隣の駅や道の駅など効果的な場所に回ってくれました。商店主の方が「うちの店に。」と言ってくださったりしてとても嬉しかったです。おまけもいれて100枚以上もあったポスターが次々消えていき、いつも必ず届けていた方の分がなくなるという失敗もしてしまいました。

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6月の半ばになるとそれぞれのスケジュールがはっきりしています。私の付き合いの長いお友達は合唱関係者が多いのですが、丁度7月1日は県北合唱祭で皆さん石巻市から出払います。キリスト教関係者は礼拝の日です。石巻地方神楽大会もその日でした。あららら、これではどなたも来ないわ・・というのが心配の一番目でした。

次の心配は天変地異でした。何しろお借りしたところは防災センター。災害があったらもうそこは指令の中枢になりますから講演会は中止になってしまいます。地震が起きませんように。大雨が降りませんように。これは天に願うしかありません。

三つ目の心配は、100人以上来たらどうしよう!」でした。整理券を配布すればよかったのですが、そこまでとても考えが及ばなかったので何人になるかわかりません。定員は100名でしたので、それ以上は入れないように言われていました。もっとたくさん来たら、実行委員が外に出て講演が終わるまでコンビニで時間つぶしでもしててね、と頼んでいました。



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Posted by 伊藤 at 21:13
名知仁子先生講演会「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ!」を終えて…@  [2018年07月15日(Sun)]
いつもMFCGを応援いただきありがとうございます!
皆様のおかげで、着実に活動が広がりつつあります。今回は、名知が年前お世話になった石巻で講演会「「安定した道を捨てて女一人ミャンマーへ!これが私の生きる道〜小さな想いから始まった命を救う活動」を開いてくださった放課後こどもクラブBremenの代表寳 鈴子様からご寄稿いただきました。想いのこもった4回にわたるお話をいご紹介させていただきたいと思います。

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なお、名知の感極まるメッサージも転載させていただきます。寳 鈴子様本当にありがとうございました!
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【 Thank you for everything in Ishinomaki】凄いなあ 人の繋がり そして皆で 同じ目的を持つという事️7月1日 石巻で講話させて頂き 地元の皆さん ここまでしてくださる! ウエルカム くす玉? 作成 チラシ配布 道の駅まで 大工さんの カメラマンさん 震災のときに 妊婦さんだった石巻市立病院の看護師さんは 娘さんまで連れてきてくれた。学校ユタ大学卒業したおみさんは ミャンマーのお土産をオークションしてくれて活動資金へ〜 その他 メンバーさん 参加者さん本当に色々学ばせて頂いた会です。 来年 さらに報告できると嬉しいなあにこにこ 本当に素晴らしいハーモニーに感謝です。
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名知仁子先生講演会を終えて 放課後こどもクラブBremen  代表 寳 鈴子


宮城県石巻市の日和山にある放課後こどもクラブBremenは2012年より被災したご家庭のお子様や保護者を支援するために自宅を開放して立ち上げた小さな小さな学童対象の児童クラブです。それが、名知先生のようなご高名な方と石巻をつなぐ働きをさせて頂けたのは、ご縁によるものとしか言えません。

直接お会いしたのは、2017年11月27日ソロプチミスト石巻サン・ファンのクラブ賞贈呈式の時です。それまでソロプチミストの北リジョンの委員をしております橋悦子より名知仁子先生のご高名は拝聴し、素晴らしい働きをしている方だという程度の理解しかありませんでした。

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受賞の後で被災のひどかった門脇、南浜地区をご案内することが出来ました。日和山から石巻市立病院の跡地を眺め、門脇地区で頑張る「まねきショップ」を訪れ、その後で子ども達でごちゃごちゃしている我がBremenにご案内しました。

「ミャンマーの子ども達はね、サンダルが買えないんだよ」
「歯ブラシがが高くてはをみがくことがむずかしいんだよ」
と教えて頂いても「ふーん。」とよく分からない様子。生まれた時から清潔で便利な生活しか知らない子ども達には、何のことか理解も難しい様子でした。

そこで私は、「もしもあなたの愛を誰かに与えれば、それはあなたを豊かにする。」というマザーテレサの言葉に従い、ミャンマーで歯を食いしばって活動を続けていらっしゃる名知先生の活動の様子を若い世代を始め、石巻市民に届けたいと思いました。

石巻市民は、被災の後世界中・日本国中からご支援を受け、ほぼ物質的には日常に近い生活を送れるようになっています。しかし、まだ、自分の苦しみに打ちひしがれ自分以外の苦しみに気付いて助けようという気持ちが起こらない状態の方の方が圧倒的に多かったのです。

「がんばろう石巻」の看板を掲げた黒澤様、3人の大切なお子様を津波でなくされながらもつらい気持ちを他社への愛に替えて活動される虹の架け橋の遠藤様、愛するお嬢様を津波に流されてもそれを石巻の子ども達への図書の寄贈という活動を続けていらっしゃるテイラ―様など 悲しみを愛に替えて活動される方々がいらして、ソロプチミストでも応援させていただいてきました。しかし、すべての方々が光の道を見つけたわけではありません。

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名知先生の実践に基づいた、濃厚なお話はそんな石巻市民に学びと希望を与えるに違いないと思いました。特にこれから世界に羽ばたく若い世代に聞いてほしかったのです。

しかし、放課後こどもクラブBremenの力では十分な財力がありません。そこで、今までに何度か助けて頂いたクラウドファンディングの力におすがりすることにしました。

実際に資金が手に入るのは成立してから2か月後です。逆算すると4月には成立してほしい内容です。そこで「石巻からミャンマーへの恩送り。命の大切さを知る講演会を開催!」という内容で審査を通していただきました。丁度年度替わりの時期で、Bremenは新入生の受け入れ、送迎、新しいお子様が慣れるまでの適応時期でてんやわんやでしたが、キュレーターの方が応援してくださってなんとかUPにこぎつけました。

「石巻から恩送り」という言葉に抵抗があって//と教えて頂いた方もおられました。恩を送れるほど回復はしていないのだという思いです。そうだと思いました。私はたまたま日和山に家があり、津波被害をまぬがれました。家を失い家族を失った方のお気持ちには到底たどり着けないのです。申し訳ないなあと思いましたが、「送ることで豊かになる」という言葉を信じてあえてそのようにつけさせていただきました。

初めは反応が無くダメかな、と諦めかけておりました所、ソロプチミスト石巻サンファンの阿部容子会長が「募金箱作ったから!」と言って例会で回してくださいました。3万7千円という金額を頂戴しまして「これはやるしかないわ」と心に決め、必死で情報をUpし続けました。

石巻市出身でご親戚を津波で亡くされたお医者様をはじめ、長らくネパールの子ども達をご支援されていたのにALSで思うように体が動かなくなった方からも、仏教・キリスト教の宗教家の方、Bremenをいつも支えて下さる方、こども将棋大会を応援してくださる方、ご縁があった音楽家の方など日本中から心温まるご支援とメッセージを頂きました。
四月に成立をしました。成立したらしたで今度は実施体制を整えなくては出来ません。

「こういうことしたいんだけど・・」といつもBremenを支えて下さる理事メンバーとお友達、それからソロプチミスト石巻サンファンの相談にのって頂いている方々が進んで集まって下さいました。諸経費を除くと日当などとても差し上げられる状態ではありませんでしたので本当の無償の活動です。

実行委員会を開催するにあたって、会場は押さえておきたいところです。石巻市にはまだ、市民会館がありません。替りになる施設は車が無くてはいけない場所です。石巻市民の皆様が歩いて行ける場所はないかと探し回りました。石巻市立病院は私が病院関係者でなかったためにお借りすることが出来ませんでした。市役所の復興政策課や生涯学習課にも相談させていただきましたが、その頃隣に建っていてまだ公開していなかった防災センター様をお借りできないか危機対策課様に伺ったところ、OKを頂きましてやっと会場が決まりました。

シリーズAに続きます! 



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Posted by 伊藤 at 20:20
東京ダジャンで、無料健康相談会! [2018年04月06日(Fri)]
ミンガラバー(こんにちは) MFCGボランティアスタッフの鈴木一登です。ふだんは作業療法士として都内の訪問看護ステーションで働いています。MFCGでは主に在日ミャンマー人のための無料健康相談会(後述)をお手伝いしています。

2018年4月1日(日)に、日比谷公園で東京ダヂャンがありました。
「ダヂャン」とはなにか。ミャンマーで新年を迎える前に催されるお祭りのことです。
ミャンマーやタイ、ラオスなど上座部仏教の国々では、4月に仏暦の新年を迎えます。
そこで「ダジャーミン」(帝釈天)を天上からお迎えし一年のケガレを払うため、お祭りの期間に水をかけあうのがならわしであり、別名「水かけまつり」とも呼ばれます。

東京ダヂャンは場所を変え25年以上続いていますが、近年は日比谷公園で行われています。
その「東京ダヂャン」にMFCGの恒例イベント「在日ミャンマー人のための無料健康相談会」(以下「無料健康相談会」)を行いましたので、その報告をします。

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東京ダヂャン会場 日比谷公園噴水広場

MFCGの「無料健康相談会」は毎年1回、東京早稲田の早稲田奉仕園というキリスト教教会で行っています。日曜日に在日カチン族とカレン族(ミャンマーに多く住む少数民族)が早稲田奉仕園で日曜礼拝を行っており、それに合わせて行ってきました。

しかし今年は新しい試みとして「東京ダヂャン」で行われることになりました。
10時に日比谷公園の噴水広場に集合し、前日に準備班が用意してくれたテントのなかで、検診グッズを箱から出して設置、MFCG代表の名知が検診の流れを説明していきます。

この日の検診の流れは以下の通りです。
1.受付(問診票と検診票の記入)
2.体重・身長の測定とBMIの割り出し、血圧測定。
2.問診票の記入(ミャンマー語・英語併記)
3.健康に関するレクチャー
4.歯科検診
5.ミャンマー人医師による健康相談
6.法律に関する相談
*早稲田奉仕園で行う検診では尿検査も行っています。

以上の検診・相談を無料提供し、すべてのセクションにミャンマー人と日本人のスタッフが対応します。
無料健康相談会の利点はなんといっても彼らの母語であるミャンマー語で健康に関する相談ができること。私たち日本人だって考えてみれば、外国で身体が不調になった時に日本語で相談できる日本人医師が近くにいたら、なによりも心強いでしょう。

無料健康相談会の欠点は、場所的な制約があり検診としては簡易的なものしか行えない(血液検査やレントゲンなどは行えない)ことでしょう。しかし健康相談の際に、精密検査の必要性がある人に対しては、医師がその場で医療機関への紹介状を書き、他の医療機関と連携をしています。

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今回の無料健康相談会は、MYSA(Myanmar Youth & Student Association、ミャンマー青年学生協会 http://www.mysa-japan.com)とコラボレーションし、彼ら在日ミャンマー人の若者達がボランティアスタッフとして多数参加してくれました。

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企業の歯科衛生士さんや大学の歯科衛生士さんたちも尽力してくださいました。
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私は毎回受付を担当し、健康相談に訪れたミャンマー人に、自分の名前や住所を書いてもらう役割をしています。ミャンマー語をすっかり忘れてしまっているのですが、そんな時にミャンマー語も日本語も話せるMYSAのスタッフの存在は心強かったです。
そして、この日はミャンマーの正月にふさわしく、とてもよい天気で日差しも強かったのですが(ミャンマーの4月はとても暑い)、MYSAのボランティア・スタッフ達は暑い日なたに出て声が嗄れるほど呼び込みをしてくれました。
彼らの頑張りもあり、この日は80名の人たちがMFCGのブースで健康相談を行いました。

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ミャンマーの格闘技「ラウェイ」のチャンピオン(日本人!)と名知代表。


毎年無料健康相談会を開催している早稲田奉仕園は静かな教会で、検診や医療相談を行うのには適切な場所ですが、ターゲットが日曜礼拝参加者に絞られがちでした。
その点、今回は東京ダヂャンのお祭り会場なので、不特定多数のミャンマー人(と日本人)にMFCGの無料健康相談会の存在を知ってもらえたと思います。

お祭りなのでアルコールを飲んでいたり食べ物を食べている人が大半なので、血圧班や歯科検診班はたいへんだったのではないかと思います。「ディネ プーデーノ(今日は暑いね)」と言いながら、ともにボランティアをした日本人スタッフ・MYSAスタッフ「アヤン チェーズーティンバーデー!(とってもありがとう)」

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Posted by 鈴木 at 22:36
3月24日はMFCG活動報告会です! [2018年03月02日(Fri)]

ネーカウンラー(お元気ですか?) MFCGボランティア会員の鈴木ともうします。現在は東京都で訪問リハビリテーションの仕事をしています。

 さて、3月になり、もう1年が6分の1終わってしまいましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか? 私は去年勤めていた病院を退職し、12月からあらたに訪問看護ステーションで働きはじめました。最近知ったのですが、代表の名知も大学病院に勤めたあと長年在宅医療に関わっていたそうです。

 私見ですが、病院で働いていた時に、医療者と患者さんは対等の関係ではなく、医療者のほうが立場が上だなと感じていました。医療サイドからみればそのほうが都合がいいわけですが、なんだか違うなと感じていました。訪問リハビリの仕事を始めてみて、医療者と患者さんの立場は、対等か、もしくは逆転したと感じています。

 訪問看護・リハビリの世界では、看護師やセラピストが患者さんのためを思って提案しても、患者さんがやりたくないことは、実行してもらうことができません。たとえば「薬をのむ」という簡単そうに見えることや、杖一本を導入することさえ、何週間もの試行錯誤が必要なこともあります。

 病院にいた時よりもやりにくいといえばそうなのかもしれませんが、患者さんの立場からすれば、納得できないことは受け入れられない。それはそうだよなと思います。
 病院とちがって患者さんは病人である前に自宅で暮らしている生活者ですから、医療的な視点だけでいくら道理を説いたところで説得力がありません。
 だから患者さんの目線で見ることを学ばないとやっていけないのが在宅医療だと感じています。


 以前代表の名知が講演のなかで、患者さんと同じ視点に立つことの重要性について語っていたことを覚えています。
 上からの目線で与える医療ではなく、現地の人たちと一緒に下から築きあげる医療、それがMFCGの本質だと思いました。もしかしたらその考え方の端緒が名知の在宅医療時代にあったのかもしれないな、と今になって思います。

 きたる2018年3月24日に、MFCGの1年間の活動をふりかえる活動報告会がひらかれます。
この1年間にミャンマーで行ってきたMFCGの活動を、代表の名知が自らマイクを持って話してくれる会です。

 個人的には、医療・保健活動と並行してすすめられている菜園の活動報告に興味があります。facebookや当blogで、断片的に菜園の活動が現地レポートされてきましたが、失敗と成功を繰り返しており、なかなかスリリングな展開をしているようです。
 
 懇親会もありますので、名知に直接話を聞く機会もあると思います。
 ぜひとも足を運んで、MFCGと名知がいまどんなことを考えて、なにをしようとしているのかを、みんなで聞いてみましょう!

MFCG活動報告会
ミャンマーにおけるMFCGの役目は何か?〜6年目を迎えて〜


日時 2018年3月24日(土)

午前の部 9:45開場 10:00開始 ※懇親会 12:00〜13:-00(軽食代500円)
午後の部 16:45開場 17:00開始 ※懇親会 19:00〜20:-00(軽食代500円)
※午前と午後をお選びいただけます。

場所 東京金融取引所(東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 鉃鋼ビルディング8階)
※午後の部は、ビル正面入り口が閉まっているため、非常口からのご案内となります。



入場料 500円(当日受付にてお支払いください)
懇親会も参加される方は、懇親会費と合わせて1,000円です。

お申し込み 以下のURLよりお申し込みください。
https://goo.gl/forms/8VwtR9asz4f6TeKf1


お問い合わせ先
NPO法人 ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)
TEL 03-6807-7499
myanmarfcg.info@gmail.com


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Posted by 鈴木 at 22:57
ちょっとはやめのMFCGクリスマス会 [2017年12月10日(Sun)]
ミタァース便りを読んでくださり、ありがとうございます。あっと言う間に12月。年を重ねる毎に時間の速さに驚きます。皆さんにとって、今年一年はどんな年でしたか?

12月9日(土)に、少しはやいクリスマス会を開催しました。場所は、毎月行っているMFCG会議の場所でもある、事務所の近くの荒川区の公民館を貸していただきました。30名近い方々に参加していただき、予想以上の参加数に理事、運営メンバーも驚きました。寒い中、また場所もわかりにくい中、足を運んでくださり、ありがとうございました。余った会費につきましては、寄付金としていただき活動に有効に使わせていただきます。
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4、5年ボランティアをしている方の息子さんが作ったケーキ。とてもおいしかったです♡


参加くださった方々は様々で、名知の講演会からまた足を運んでくださった方、歯や助産師など医療関係のお仕事をされている方、MFCGの寄付箱を作ってくださった方、青年海外協力隊の方、農業関係のお仕事をされている方、事務所の大家さん、Facebookでイベントを知っていらした方、学生の方、、、本当に様々な方がいらっしゃいました。住民が課題を自ら解決し自立すること、最終的にMFCGがなくなることというMFCGのミッションに共感し、自分の知識や経験を生かして何か社会に還元したい!MFCGに力になりたい!とおっしゃる方々が多く頼もしく感じました。ぜひぜひ引き続きサポートしてくださるよう、宜しくお願い致します。

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お互い初めましての方々が多かったと思うのですが、ミャンマー、名知、社会貢献など、共通の話題があるためでしょうか、また差し入れのお酒やワインもあり、皆さん多いに楽しんでいただけたのではないかと思います。

今月初めにミャンマーに向かった名知は、スピーカーで少しだけ登場(笑)
ピンクのパーカー(今回の司会を努めた運営メンバーです)が持っているスピーカー見えますか?
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会の途中でプレゼント交換も行いました。個人的には久しぶりのプレゼント交換でしたが、自分が用意したプレゼントは誰に渡るかな、自分はどのプレゼントもらえるかな、あのプレゼントは誰が用意したのかな〜など、わくわくして楽しかったです。

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お花は、毎月のMFCG会議でお世話になっている事務所のご近所の方がわざわざ用意してくださいました。

またこのようなイベントを開催すると思いますので、ぜひまたご参加ください。
ブログチーム長沢でした。


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Posted by 長沢 at 17:05
亀山仁 写真展 Myanmar 2005-2017 へ行ってきました! [2017年12月07日(Thu)]

ミンガラバー(こんにちは)、MFCGボランティア会員の鈴木一登と申します。

現在中野で開催中の亀山仁さんの写真展「Myanmar 2005-2017」へ行ってきました。
このブログの読者の方には亀山さんはおなじみの人だとは思いますが、初めて読む方のために念のためご紹介を。

亀山仁さんは、ミャンマーの写真をたくさん撮っている写真家です。とくにインレー湖周辺の写真が多いです。それと同時にMFCGの理事でもあり、さらに当ブログにも定期的に記事を書かれています。

写真展が始まったのは今月1日から。22日まで開催されています。
土曜日には亀山さんが在廊されていると聞いて、私は土曜日の午後に行ってきました。

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亀山さんといえばインレー湖のイメージが強かったのですが、今回はインレー湖だけでなく、ヤンゴン環状線の車内でスマホに夢中になっている青年や、アウンサンスーチーさんのTシャツが飾られた土産物屋を撮った写真があったりして、激動するミャンマーの世相を反映した展示になっていました。

アウンサンスーチーさんのTシャツの写真を見ながら、そういえば、たった数年前まではミャンマーでアウンサンスーチーさんの写真どころか、名前すら口にすることができなかったことを思いだしました。

写真はすべて中判カメラで撮られていました。
展示は30点弱、どの写真も亀山さん自身によって丁寧に焼きこまれた、非常に美しいモノクロ写真です。

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インレー湖の牛小屋で撮られたという写真は、牛小屋の牛たちがいっせいにカメラのほうを向いているのですが、突然現れたヘンな機械を持った外人を好奇の目で見ている牛の驚きが写されている感じがしました。

インレー湖上に建つ木造の家の写真は、背後に荒々しくも陰影の美しい入道雲が見え、雨が近い季節であることがうかがえます。亀山さんのお話では、写真を撮りに行くのは乾季よりも雨季のほうがいいということでした。表情豊かな雲の写真を見ながら、なるほどなーと思いました。

ギャラリーの場所は、中野駅の南口から歩いて12分のところ。丸の内線の新中野駅からも歩いて10分くらいですが、住宅地の中にあって、少しわかりにくいので、あらかじめインターネットでギャラリーの場所を確認するか、スマホをたよりに行かれることをおすすめします。

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亀山仁 写真展
Myanmar 2005-2017

期間 2017年12月1日(金)〜22日(金) 11時〜19時
日曜・月曜・祝日 休廊(亀山さんは土曜日に在廊)

ギャラリー 冬青
(JR中野駅南口から徒歩12分、東京メトロ丸ノ内線新中野駅より徒歩8分)
東京都中野区中央5-18-20
TEL 03-3380-7123
http://www.tosei-sha.jp/






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Posted by 鈴木 at 20:41
グローバルフェスタ2107 2日目 ミャンマー式八曜占いやロンジー体験 [2017年10月04日(Wed)]

こんにちは。ブログチーム今日子です。いつもご覧いただきありがとうございます。

2017年 9月30日の土曜日に続く、2日目10月1日のグローバルフェスタに参加しました。
1日目の様子は前回のブログで詳しくルポしています→グローバルフェスタ2107 1日目に参加してきました!

グローバルフェスタは、外務省が主催している国際協力のお祭りで、世界中で活動しているNGO・NPOなどが一同に会するイベントです。私たち、MFCGブースでは、MFCGの活動につながる内容の「ミャンマークイズ」を出題し、正解者にはミャンマーのお茶やお菓子などをプレゼントしました。

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2日目も1日目同様、多くの方が、ブースを訪れてクイズを楽しんでくださいました。
「ミャンマー人の友だちがいるから興味がある」「ボランティア経験があるから」「アジアに行ってみたい」などミャンマーとのつながりのある方がたくさんいらっしゃいました。

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クイズの問題を考えながら、「ミャンマーが身近に感じられた」「びっくりした」「勉強になった!」といっていただき、こちらもとっても楽しませていただきました。
お立寄りいただいた皆様、ありがとうございました!

さて、こういうイベントの日は、仲間とのブースのお手伝いはもちろん楽しく充実していますが、それ以外、各NPOの活動の様子をのぞいたり、各地の雑貨が販売されているので物色するのも楽しみのひとつなんです。なので、スタッフ一同、順番に休憩を取りながら思い思い興味のある団体のブースを訪ねたり、各国の料理を食べたりしました。

私はランチに、ミャンマーや、ほかのアジア諸国からの難民支援を行っている「社会福祉法人さぽうと21」さんが提供していたモヒンガ(500円)を注文。
具材は全部のせ!ということでいただいたのがこちら。ほどよく辛く、うずらなんかも入っていて、ミャンマーの豆揚げ(ぺージョー)も入ってて大満足でした。

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他のブースを見てまわっていて、どうしても通り過ぎられないのが、アフリカの小物や生地が並ぶブース。特に、MFCGのお隣で、ブースをシェアしていた「ケニアの未来」さんのブースには、きれいなカンガ(ケニアの布)がたくさんあって、2枚購入させていただきました。

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購入の資金は、地域社会での非行少年(保護観察・アフターケアの対象者)の個別更生指導やプログラムに使われるそうです。

こんなステキなブックカバーを販売されているブースもありました。
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また、ミャンマーなどアジアで活動するブリッジ・エーシア・ジャパンにも立ち寄りました。
こちらは、貧困や差別など困難な状況にある人々のための活動を進める団体さんです。
20年ほど前、私がミャンマーに住んでいた頃に、ちょっとだけ現地のスタッフさんのお手伝いをしたことがあったので様子をうかがいましたが、さらに惹かれたのは、ミャンマーの8曜日占い。
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ミャンマーの8曜占いは、自分の生まれた曜日で占います。日本人は、自分の生年月日はわかりますが、曜日って、案外知らないですよね? 私はミャンマーで住んでいて、いつも「何曜日生まれ?」と聞かれたので、覚えています。龍です。

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占いがかかれたスティックをもらうには、「1円でも寄付をお願いします」ということでしたので寄付をして、1つもらいました。

それが、こちら。

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当たらずも遠からずという感じです笑

他の曜日はどうなのかな?と思われる方に、簡単に分かるウェブサイトがありましたので、貼り付けておきます。八曜日占い おもしろいので、ぜひ試してみては?

当日は、スタッフ一同、ミャンマーの民族衣装のロンジー、タメインと呼ばれる腰巻を履いて活動していました。
女性の場合は比較的簡単にはきこなせるのですが、男性の結び方はちょっと難しいので、履き慣れたボランティアスタッフ鈴木さん(右)が、初めて履く別のメンバーの横山さん(左)に教えるといったひとこまも。

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初めてだと、本当に難しいんです。なので、後ろから抱えるような形で、あんばいを伝授する場面も。

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そして完成! 
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横山さんも、イベントが終わるころには、「夏はロンジーはいいね! 汗をかいても平気そうだよ。今度テニスに履いていこう」と気に入っているようでした。こんな楽しさも、こうしたイベントにでる役得だなあ、なんて思いながら過ごした一日でした。

2日間とも多大なるご協力をいただいたボランティアの学生、将来的に国際貢献のできる仕事をと大家さんと立松さんも、MFCGの活動を広めるために頑張ってくれました。ありがとうございました!

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お知らせです!
@MFCGが紹介されます! ぜひご覧ください。
NHK WORLD Side by Side
NHKワールド サイドバイサイドの放映予定 11月8日~

A「ミャンマーカレーを楽しむ」を予定しています。
11月24日(金) 19:00〜 の開催を予定です。
代表名知やボランティアスタッフと一緒に、ミャンマー料理を楽しみませんか。
追って、場所をお知らせいたします。HPやFBを☒くださいね。

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これからも皆様に活動をご理解いただけるようにイベントやPR活動にも力を入れていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!




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Posted by 伊藤 at 21:23
グローバルフェスタ2107 1日目に参加してきました! [2017年09月30日(Sat)]

ミンガラバー!(こんにちは!)
MFCG ボランティアスタッフの鈴木一登と申します。

今日は、お台場で2017年 9月30日、10月1日に行なわれている国際協力のイベント、グローバルフェスタ、通称「グロフェス」に参加してきました。

グローバルフェスタというのは、外務省が主催している国際協力のお祭りで、世界中で活動しているNGO・NPOなどが一同に会するイベントです。

今回MFCGでは、活動をひろく知っていただくためのブースを作りました。


そのMFCGブースでは、MFCGの活動とリンクした「ミャンマークイズ」を出題し、正解者にはミャンマーのちょっとしたお菓子などをプレゼントしています。

「ミャンマー」というキーワードに惹かれて、興味を持ってくださったかたがたくさん来てくださり、おかげさまでMFCGのブースはお昼ご飯を食べるタイミングを逃しそうになるくらい盛況でした。

いろいろ書くよりも、写真をたくさん撮ってきたので、そちらを見てください。

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11時30分からは、MFCG代表名知による活動報告がありました。

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代表自らブースに立って説明をしています。

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NHKのミャンマー語放送のインタビューがありました。

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たくさんの人が足を止めて、ミャンマークイズに頭を悩ませています。
5問中2問正解すると、豪華商品をプレゼント!

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今日のボランティア・スタッフで記念撮影

東京お台場で行なわれているグローバルフェスタ。
MFCGは2日間とも、W-99ブースで、10時から17時まで、ブースを出しています。
お台場に遊びに来るついでに、立ち寄っていただけたら、きっと新しい発見があると思います。

グローバルフェスタ JAPAN 2017
http://gfjapan2017.jp




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Posted by 鈴木 at 21:29
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