MFCGの代表名知が『Sunday世界日報』で取り上げられました [2016年02月23日(Tue)]
ミンガラバー! MFCGでイベントのボランティアスタッフをしております鈴木一登と申します。普段は栃木県の病院でリハビリテーションの仕事をしています。 2016年1月3日・10日の『Sunday世界日報』という新聞で、NPO法人MFCG(ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会)と、その代表を務める名知の活動が取り上げられました。 『世界日報』はWeb配信をおこなっていますが、日曜版の『Sunday世界日報』はWeb配信をおこなっていないため、今回は、わたしが記事の内容を紹介したいと思います。 《以下は、記事の内容をわたしが要約したものです》 ミャンマーでは、栄養失調と出産時の事故が原因で多くの子どもが亡くなっています。 MFCGでは、ミャンマーで、巡回診療(移動クリニック)と保健衛生の啓発活動をおこなっています。また、他団体と連携して、家庭菜園の指導も行っています。 巡回診療・保健衛生・家庭菜園、この3つの活動をひとつにつなげた支援を行い、やがてミャンマーのひとたちが支援の手をはなれ自立した生活ができるようになることを、MFCGの目的としています。 MFCGのミャンマーでの活動拠点は、最大都市ヤンゴンの西に位置するミャウンミャというデルタ地域(ミャウンミャってどんなところなんだろうって思ったひとは、Googleの画像検索で雰囲気がつかめると思います)。 巡回診療と保健衛生の活動として、1日おきにミャウンミャの村々を巡回診療している。 現地で活動しているのは、医師の名知さんとミャンマー人の女性医師。そしてナースエイドと車のドライバー。巡回診療で村をまわるのはトラックですが、雨期になると道路が水没するのでボートの出番になる……。 家庭菜園の活動では、MFCGが支援する136人の孤児たちが住む施設でカモを飼いはじめ、そのヒナが卵を産み、その卵を売って塩や油を購入、また子どもたちはカモの卵を週に2〜3回、カモの肉を2〜3ヶ月に1回食べるようになり、「栄養状態が改善し元気が出てきました」とのこと。 最後に書かれていた代表名知からのメッセージです。 「あと医師1人と、日本での事務職員が1人欲しい。医療支援も大事だが、私たちの目標は、現地の人たちの自立支援です。手洗いひとつとっても、それを村の住民が自分たちで必要性を自覚し習慣化するのに時間がかかります。その間、手取り足取り指導するマンパワーが必要です。年月を費やすプロジェクトだけに日本の人々の継続支援が欲しい」(『Sunday世界日報』2016年1月3・10日版より引用) 旅行で何度かミャンマーへ行ったことがありましたが、旅行者はその国を知ったような気になってはいても、やっぱり、うわっつらをなぜる程度の理解しかしていないものだと思います。 ミャンマーに住む人びとの健康状態や栄養状態について、知ることもないし、あまりくわしく考えたこともありませんでした。 MFCGが活動しているミャンマーという国が抱えている問題点とミャウンミャという地域特有の問題点についての理解。そしてなぜMFCGがその問題に取り組まなければならないのかを、私自身もっと考えなければならないのかもしれない、と感じています。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)への参加方法(寄付または会員)はこちらです。 http://mfcg.or.jp/donation/ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)の団体ホームページはこちらです。 http://mfcg.or.jp/ また、ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)のfacebook公式ページ もご覧ください。 http://www.facebook.com/mfcg.or.jp/ --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- |
Posted by
鈴木
at 10:22