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【お知らせ】
テレビ東京世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」に 代表名知の現地の活動紹介されました
放送局:テレビ東京
番組名:「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」
日時: 2015年6月15日(月)
詳しくは こちらです
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ミャンマーそして名知代表との出会い [2014年10月15日(Wed)]

初めまして、MFCGブログチームメンバーの亀山と申します。

 私はエンジニアとして働く傍ら写真作家として活動をしています。ミャンマーと出会うきっかけは2005年夏頃、以前写真ワークショップでお世話になった写真家渡部さとる氏が募集していたミャンマー撮影ツアーでした。

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 その年、私は丁度会社からリフレッシュ休暇がもらえる時で、使い道を考えていたので軽い気持ちで申し込みました。正直、特にミャンマーへ行きたい理由があったというより楽しそうな写真撮影ツアーイベントに参加するという気持ちが強かったのです。当時、ミャンマーは軍事政権下の半鎖国状態で旅行ツアーのパンフレットやガイドブックもあまり見かけることのない遠い存在でした。普通の日本人がミャンマーについて聞かれれば、映画「ビルマの竪琴」と「アウンサン・スー・チーさんが軟禁」されている程度の知識で私もその一人でした。
 撮影ツアーには写真を撮る以外にもう一つの目的がありました、それは参加ツアー代金の一部がミャンマーで学校や孤児院などを作る活動の費用として寄付するということでした。ツアーはミャンマーのシャン州にあるインレー湖でホテルやレストランを経営するAnn女史とタイのバンコク在住の日本人Dr.田中氏が企画し参加者を募り風光明媚なミャンマー国内を撮影して廻る内容でした。バンコクからヤンゴンに入り、バガン、ポッパ山、ピンダヤとまわりインレー湖畔の温泉に立ち寄り、Ann女史の湖上ホテルに宿泊し寄付をする小学校を訪れ歓迎を受けたり、様々な少数民族が集まる市場を歩いたりしました。

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 2005年12月の撮影ツアーに参加した後、私は2014年8月までに6回ほどミャンマーを訪れ彼女のホテルに泊まりインレー湖に暮らす人々や彼らを取り巻く美しい風景を撮影してきました。ミャンマーを何度も訪れる人達の多くはミャンマーの人々の信心深さや優しさなどに惹かれると聞きますし私もその一人ですが、ファインダーを通して私が感じるのは彼らの眼というか素の人間としての強さです。見ず知らずのカメラぶら下げた外国人が写真を撮らせてくれと来てカメラの前に自然に立ちじっとカメラを見返すとき、私はピントを合わせる手が止まりそうになる時があります。

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 何度かミャンマーを訪れ撮影を繰り返していた2008年5月、ミャンマーをサイクロン「ナルギス」が襲います。世界中から多くのボランティアや医療関係者が被災地に向かいました。私がよく知るインレー湖は幸い被害はありませんでしたがAnn女史やDr.田中氏もインレー湖から大量の支援物資、大工など職人をつれてミャンマー南部のデルタ地帯に向かいました。日本に居た私は何が出来るわけでも無く現地からのメールを見ていました。そんななか日本人医師が現地で救援活動に参加し、その帰国報告会があると知り私は聞きに行きました。

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 そこで私は名知さんと知りました。何枚かのスライドにまとめられた資料を簡潔明瞭に説明する名知さんの印象はミャンマーに対する強い思い、優しくそして強い意志を感じさせる女性でした。名知さんがミャンマーにクリニックと菜園を作る活動を始めるためにNPO法人を立ち上げると聞き、私も何か手伝えることができればと思い参加しています。

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 私自身、ミャンマーと出会い彼らの撮影を続けることで写真作家としてのキャリアを確立することが出来ました。2009年に初めて写真展を開催することが出来、2013年には写真集の出版と合わせて写真展を開催することができました。写真集は日本図書館協会の選定図書に選ばれ全国のいくつかの図書館にも置かれてます。
 2009年の写真展で展示した作品は現在、MFCG事務所に飾って頂き、何かイベントがあると展示してもらったりして自分の作品が役に立っていることは感慨深いことですし、活動を通してミャンマーへの恩返しができるとともに自分自身と向き合えると考えています。

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 現在、MGCFの活動はより具体的になりつつあり、実現に向けて力強く進む過程にあります。2014年12月下旬に私もミャンマーのクリニック拠点になる南部の町、ミャウンミャに初めて訪れる予定で今からとても楽しみにしています。

 また、今週末10月19日(日)には東京の芝増上寺で開催されるミャンマー祭り2014のステージにMFCGが参加しますので、お時間のある方は是非お越し願えれば幸いです。時間ははっきりしておりませんが昼12時過ぎごろだと思います。昨夜も毎月の定例会があり、その後はメンバーで楽しい時間を過ごしておりました。


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Posted by 亀山 at 12:00
この記事のURL
https://blog.canpan.info/myanmarclinic/archive/4
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