リレー投稿「MFCGに出会ったあの頃」編★vol.4 [2021年11月30日(Tue)]
こんにちは。ボランティアパートナーの山口です。久しぶりの投稿になります。 「MFCG9周年記念、名知さんとMFCGに初めて会った日」。 のお話をします。 ・・・ 人生初の海外移住、海外勤務が始まったばかりの2019年9月のことです。単身赴任で右も左もわからない海外生活に結構、暇を持て余していました。何か時間をつぶせることはないだろうかとミャンマージャポンというフリーぺーパーのクラシファイド(イベント告知などの3行広告ページ)を眺めていると、「誰でも参加できるボランティア」におっ!と思って、「ファミリークリニックと菜園の会」という名前になんか美味しそうなものが食べれるかも!!と、軽い気持ちで応募のメールしました。 ということで、私は、皆さんのように「社会貢献」だとか、「誰かを助けたい」などの立派な気持ちで志願したわけではありません。確かイベントの後にお酒を飲める!なんてことしか想像していませんでした。 それで、メールを送って待つこと1日!もしないうちに、なんと名知さんご本人からメールが来て、立て続けに直接電話も頂き、たじろいたのを記憶しています。 なんかいけない道に踏み入れてしまったのではと思いつつ、とにかく、直接手ほどきを受けるハメになり、9月末、ミャンマーの雨季、雨が降り続くヤンゴンの聞いたこともない喫茶店「シェブゾン」で会うことになりました。 ・・・ シェブゾンはミャンマーの喫茶店とは思えないくらい高級感があって広くて、美味しくて、ドリンクやお菓子などのメニューも充実していてこんな素敵なお店があったのかととても感動したのを覚えています。心地よい空間で優雅に待つこと10分くらい、大きな声で「こんにちは」と威勢のいい声が聞こえ、ロンジーを着た素敵な女性が現れました。名知さんとの初めて会った瞬間です。名知さんは私と会って間髪入れずに何かパフェのようなもの頼まれて、おいしそうにパフェを食べながらボランティアについて持っているノートとペンを駆使して丁寧に解説してくれました。 名知さんが住んでいるミャウンミャという村やボランティアの奥深さなど初めての体験で圧倒されっぱなしでした。 ・何故、電気もない村に住んでいるのか、なぜボランティアをしているのか。 ・なぜ医者であったのに今は医者としてだけでなく、村づくりを主体とした保健衛生の活動をしているのかなどなど、 あっという間に空になったパフェグラスとは対照的な現実に心を動かされました。 「MFCGの最終目標は私(名知さん)を必要としないで村の人たちが自立した生活をできるレベルまで支援していくことです」と活動のゴールも語ってくれ、精力的な活動の理由に即、納得しました。 店を出たときは、雨が止んだからなのか晴れやかな気持ちになっていました。 ・・・ それから、MFCGのボランティアとして活動すること数回、ミャンマーを知ってもらうために名知さん始め、このリレー参加者達が知恵を出し合いFacebookを通して僅かながら活動のお手伝いをしてきました。いつしか、なんの志もない私の暇つぶしが興味に変わり、興味は尊敬に移り、尊敬がボランティアという行動に進化していったようです。 MFCGに関わらせてもらったことでわかったことは「誰でも何でも、小さなことでも関われるということ」でした。ボランティア活動に疎い私でもスタッフと話し合いみんなでできることを少しでもやってみようと動き出します。そうすると、そんな少しの動きの輪がだんだんと広がっていく。そうか、これが、「一人も残さない地球を」の力か!としみじみ思いました。 続いては、「ミャンマーの美しい風景について」のリレーですね。ぜひそちらもお楽しみください。 ------------------------------------------------------------------------------------------------- ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)への寄付・支援をお願いします→ MFCGの活動に寄付をする MFCG 団体ホームページはこちら→ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会 MFCG facebook にも「いいね!」をお願いします→ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)facebook公式ページ -------------------------------------------------------------------------------------------------- |
Posted by
鈴木
at 10:34