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【お知らせ】
テレビ東京世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」に 代表名知の現地の活動紹介されました
放送局:テレビ東京
番組名:「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」
日時: 2015年6月15日(月)
詳しくは こちらです
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生命に重要な「水」について [2021年02月27日(Sat)]
MFCGを応援してくださっている皆さん、今年は皆さんにとっても、世界中でいい年でありますように。

昨年は新型コロナ騒ぎで大変な一年でした。おかげで、マスク、手洗い、換気、ソーシャル・ディスタンスが日常となりました。また、MFCGの名知代表も、日本に戻らず 現地で活動を続ける決心をし、ミャウンミャで衛生指導をしながら新年を迎えることになりました。

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写真1:MFCGの指導で手洗いの練習をやっています(カンコーズ村)

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写真2:うがいをする少年(マネコン村)   
  

1.「水」の大切さ
  今回、改めて「水」の大切さについて、考えてみたいと思います。
  水は、飲む、料理に使う、うがいをする、手洗いにする、お風呂に入る、洗濯をする、農作物を育てる、など私たちが生きていくうえで欠かせないもので、さらに人だけでなく地球上全ての生物の生命活動を維持する上できわめて重要なものです。
人間の誕生には水がかかわっているとされ、はやぶさ2号の調査目的の中に、「惑星の起源だけでなく地球の海の水の起源や生命の原材料」についても含まれているそうです。
池上彰氏もJICAでの講演「命、教育、経済までも左右する『水の問題』」では、水は私たちが生きる為にも、下記のように最重要な「資源」であると述べています。
「安全な飲料水の確保」→ 人々の健康や命の問題解決に
「農業用水の安定供給」→ 食料問題の解決に
「下水対策、水質汚染対策」→ 環境や公衆衛生の問題解決に
災害に応じられる「治水対策」→命と財産を守り、地域安定の為に
日本では水道の普及率は97%を超え、日常水道の蛇口をひねるといつでもきれいで安全清潔な水を使うことができます。このことは日本が戦後、平均寿命・健康寿命で世界最高水準となった要因の一つとされています。恵まれている日本で、私たちは「水」のありがたさを忘れているような気がします。

2.SDGs(Sustainable Development Goals)
世界中では人口の40%を超える人たちが水不足に苦しむだけでなく、糞便に汚染されている水を飲料水として使用するしかないなどの状況におかれています。

SDGs(持続可能な開発目標)は2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193ヶ国が2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のGOALSと169のtargetsから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsの17GOALSのGOAL6は「安全な水とトイレを世界中に」で、そのターゲット1では「2030年までに、すべての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ平等なアクセスを達成する」、ターゲット2では「2030年までに、すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性および女子、ならびに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を向ける」と掲げられています。

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図1:SDGsの17GOALS


3.ミャウンミャでの実情
MFCGが活動を展開しているミャンマーのミャウンミャ地域でも、水事情は大変悪く、水質の悪い井戸、雨水、川の水などを使用しています。そのため下痢だけで無く、様々な感染症などを引き起こしたり、命を落とすこともあります。

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写真3:濁った水の井戸(マネコン村)
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写真4:井戸の水で洗濯 (マネコン村)


4.MFCGの活動
MFCGは「医療、保健衛生、菜園」の三本柱で、現地の方々による自立化と継続をコンセプトに活動を行っています。
SDGsのGOAL6にある「安全な水とトイレ」についても力を入れています。例えば殆どトイレの無かった(14%の設置率の)ポトス村に、トイレの重要性を啓蒙し、理解してくれたところへ便器を提供し、70%の35世帯まで設置を拡大することができました。 
また、水については、水事情の悪い(ト-イ村とタンデイ村の2箇所)に井戸を掘り、小屋を建てて、ゼネレーターを導入し、ポンプで上質の水を汲み出して(蛇口から)使えるようにしました。併せてそのゼネレータで電気を発電できるようにしました。(この費用には、MFCGを応援してくださっている、皆様の寄付金を活用させていただきました。) おかげで安全な水を容易に使うことができるようになっただけでなく、明るく光る電灯の下で子供たちが喜んで勉強しています。

初めて安全な水が来た!.jpg
写真5:蛇口から安全な水が出た
夜初めて勉強ができた日.jpg
写真6:電灯で初めて夜勉強ができた


MFCGの活動は、現時点でミャンマーの1地域であるミャウンミャ地域に限られていますが、現地の方々自身の手による自立化を図りつつ、持続可能性(Sustainability)を目指した具体的な活動で、着々成果を上げています。これが良きモデルとなり、ミャンマー全土へさらには世界中に展開されることを希望しています。
コロナ禍の中で、改めて水の大切さを認識し、恵まれている日本から応援していきたいと思います。

新年にあたり、改めて皆様からのMFCGへの応援・支援をお願いします。

今年一年、皆様が『健康/ご機嫌』で良い年でありますよう お祈り申しあげます。

以上

MFCG正会員 スーパーバイザー 和澤功

Posted by Ma Cherry at 20:47
この記事のURL
https://blog.canpan.info/myanmarclinic/archive/246
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