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1500円のご支援でマラリアにかかった子ども10人分を治療する薬が買えます。

【お知らせ】
テレビ東京世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」に 代表名知の現地の活動紹介されました
放送局:テレビ東京
番組名:「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」
日時: 2015年6月15日(月)
詳しくは こちらです
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■上手くいかないことの方が多いから頑張れる■ [2020年12月23日(Wed)]
pts1.PNGMFCG事務局です。
私たちMFCGのミャンマーでのNPO活動も7年近くになります。
Try and Errorで失敗の中から成功が生まれたり、良い人たちとの出会いによってプロジェクトを成すことができたり、出来なかったりの繰り返しです。最近やっと成功したと言える事例も出てきましたが、継続の難しさを感じる時期になってきました。
最近の活動事例でも、トイレの設置や衛生面の活動を一生懸命やってもどうにもならず一度撤退をして様子を見ている村がいくつかあります。その一つがポトス村というデルタ地帯にある河で生活をしている村です。
生活の糧は漁業、ほとんど船上で生活をしています。陸に上がるのは一カ月の中でも2日間だけ。生活水やゴミ、排泄物など全てを河に流しています。なんだかガンジス河のようですね。
試しにポトス村をGoogle検索してみてください。
”エーヤワディ地方域 ミャウンミャ  ポトス村”などいろいろなキーワードを入れてもヒットしないくらい日本では情報の無い地域です。

ポトス村以外、MFCGが巡回する16の村々は政府の許可を得て巡回診療を行っています。誰もが入村できるわけではありません。唯一MFCGだけが許可されています。このような、秘境の村には興味がありますか。興味ありの皆さまには、当会が主催するスタディツアーの参加をお勧めします。是非ご検討ください。尚、今期はバーチャルツアーを考えています。居ながらにして村の様子が分かりますので、この機会に是非ご参加ください。詳細はお問合せください。
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ポトス村に戻ります。

月に2日しか陸にいない彼らにトイレは必要なのか。
このように思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、下痢症の予防や衛生面を考えると、どんな場所にもトイレは必要です。
いままで衛生という考えが無かった住民に手の洗い方や、トイレを設置する大切さを説くことで、下痢症などの症状が防げることを伝える保健衛生は大切な活動です。
トイレが無いだけで、子どもが不衛生や栄養不良などさまざまな要因で亡くなる率が高いのです。

そんなわけで、2019年7月からProjectは6ヶ月の予定で開始されました。
第1の目標は53世帯中35世帯にトイレを設置すること。下痢症予防のため手洗いの方法の習得と実践を住民の70%26世帯に浸透させることです。先ずは村の地図作りから開始しました。村を把握するにはこの作業が一番です。

しかし、暑い。

広い村ですが歩いて回るしかありません。

暑いに慣れているミャンマー人も熱中症になることを知っていましたか。
お互い気を付けましょう。

こうして、今現在トイレが設置している世帯どこか、どのような住民があるのか等正確な村の情報を作りこんでいきます。
開始した7月の時点で村のトイレ設置は全53世帯中8世帯でした。

〜HOME VISIT CARDSの作成と活用〜
ポトス村の住民を集めて、手洗いとトイレの重要性を考えてもらう保健衛生活動が開始されます。
ポトス村といっても縦長で非常に遠いことが地図上でわかります。
そこで村を3つに分けて啓蒙活動を開始。
HOME VISIT CARDを作成し、4回の講習に参加した人には、タオルをプレゼントしました。
”手を洗うってなんのため?”子供も親も真剣です。
そして、トイレ設置の重要性を理解してもらい、実践してもらいます。下痢症を予防し衛生的な環境を作る。何度も何度も繰り返します。保健衛生活動は一喜一憂です。理解してもらっているか、今日は皆話を聞きに来てくれるかなど毎回楽しみでもあるし、不安でもあります。

そして、10月26日。ここから歯車が狂い始めます。
この日は予定されていた船着き場に船が来ない、連絡しても大丈夫という返事だけ。
「なんて日だ!」バイきんぐ小峠のネタがリフレインします。
今日も暑い!妄想!!
冗談を言っている余裕はありません。がっかりしながら本日は撤退。

それでも12月は活動を続けていましたが、住民との連携がうまくいかず一旦中断を決断をしました。上手くいかない啓蒙活動。必要性を感じないトイレ設置。目標には届きませんが23世帯にトイレを設置できました。
あと少し。頑張りたい。年が明けて2020年2月に村の住民全世帯とMTG。
4月末までに自分たちで全世帯にトイレを設置することに合意しました。

そして私たちは撤退。あとはポトス村に任せました。

暫くすると…。
平和に暮らしていたポトス村にもコロナの話題が入ってきます。なんと隣の村にコロナが…出ました。外と関係を断っているような村でもコロナは入ってくることが怖いです。

ポトス村もいつコロナが出るのか予想できません。
外から来るMFCGは入村禁止。
私たちが教えた通り、手洗いはやっているのか、衛生面は逆戻りしていないかなど、啓蒙活動で会った村の子供たちが心配になってきました。
村に入れないもどかしさが募ります。
村民にとってマスクは高価です。誰もマスクをしていません。
名知代表、スタッフの心配が続きます。
地域に感染が広がるとポトス村だけでなく、巡回しているほとんどの村でMFCGは入村できなくなりました。

日本のNPO・NGOが帰国する中で唯一、名知代表はコロナ禍のミャンマーに残りました。
それでいて活動ができないのであれば日本の支援者様に申し訳が立たない気持ちで一杯です。

しかし、突然?局面が開けます。

村の中では、手洗いやうがいなどコロナ対策をとして保健衛生を指導できる人がいない。→手洗いの重要性にコロナで気が付く。

あれ?
Please come back MFCG なんと続々村から要請が。

続く!
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Posted by Ma Cherry at 11:48
この記事のURL
https://blog.canpan.info/myanmarclinic/archive/244
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