リレー投稿「交通」編★ミャンマーの舟 [2020年11月09日(Mon)]
こんにちは。ボランティアパートナーの山口です。ヤンゴンで働いていましたが、日本に一時帰国中でございます。 さてさて、MFCG facebookリレー2週目のお題「ミャンマーの交通」についてです。仲野さんからバトンを受けて私は”ボート”を紹介します。ボートというと、あまり身近ではない交通手段と思われるかもしれませんが、今回紹介するインレー湖で暮らす人たちにとっては足そのもの。2019年の年末に旅行で行ったインレー湖のボートについて紹介します。 インレー湖は観光地として有名なのでご存知の方も多いと思いますが、ミャンマーの北部シャン州にある約43㎢、東京ドームの約100倍(例えが悪いかもですが)の広さで湖です。その湖の中の所々に浮島という土を盛ったような小さな土地に家や学校や商店を作りそこでいくつかの民族が生活をしています。 観光客の為に水上のホテルもあり、ボートクルーズさながらモーターのついたボードで湖の周りを周遊できます。両手を広げた幅ほどのボートに水先案内人が器用にオールを操り観光スポットを案内してくれます。ボートに乗りながら湖で暮らす人たちの生活を垣間見れるのが醍醐味。 で、そこで思うことは、「本当に水の上で生活している!」という単純な驚きです。住民はどこへ行くにもボートを使い、湖の中に木造の家を作って生活をして、、湖で洗濯して、、、食料の買出しはボートに乗って、、、、ボートの中に野菜などの生鮮品が並べられた市場で仕入れするといった具合です。全ての生活が水を通して営まれているんです。 湖の中に小さな部落があるという感じなのでしょうか、ボートでの周遊は色々な部落に止まってくれ現地の人たちがタバコを作ったり、蓮の繊維で洋服を作ったり、と多様な生活を見れます。 時折、岸にも止まって陸地に降りて観光するのですが、なんだかまだ湖の中にいるような気がして、浮遊感があるまま陸の観光をするような不思議な感覚に陥ります。 また、現地の人は(観光客だからもあるのでしょうが)とてもやさしく接してくれ、芯から穏やかな性格なんだと思いました。まさに水を連想してしまう民族性とでもいうのでしょうか。車社会と比較すると、交通手段によってこうも性格が変わってくるのか〜とつくづく感じさせられます。 次は、名知さんです。よろしくお願いしまーす。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ------------------------------------------------------------------------------------------------- ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)への寄付・支援をお願いします→ MFCGの活動に寄付をする MFCG 団体ホームページはこちら→ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会 MFCG facebook にも「いいね!」をお願いします→ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)facebook公式ページ -------------------------------------------------------------------------------------------------- |
Posted by
鈴木
at 23:45