リレー投稿「交通」編★ミャンマーのバス [2020年11月09日(Mon)]
皆さんこんにちは!MFCGボランティアパートナーの一宮です。前回の「ブックリレー」に続き、今回はミャンマーの「交通」をテーマに、各人が見聞きしたことをお話ししていきたいと思います。再び1回目は私、一宮から。 ======= ●路線バスの変化(2014年〜2020年) 私は2014年に初来緬し、途中で一時帰国もありつつ、今年でヤンゴン在住歴約4年。日常で使う交通機関は、ほぼタクシーです。バスはごくたまに、気が向いたときだけ。 というのも、私がヤンゴンで生活をはじめた当初は、バス停の表示すらなかったのです。不慣れな外国人にはハードルが高かった。また、人気路線はドアも閉まらないほどの乗客であふれ、そこに乗り込む気力がありませんでした。 それでもバスを利用するのは、渋滞のひどいダウンタウンにて。時間に余裕のある時、空いていれば乗車をおすすめします。高めの車窓から、歴史を感じる街並みをのんびり眺められて、気持ちいいんです。 当時、車体の多くは日本の中古バスが使われていました。席に座ると、青い「止まります」ボタンもそのまま(こちらでは使われていません)。日本の広告も貼られたまま。バスの正面にはミャンマー語で番号と行き先(方面)が書かれていますから、生活に慣れ、ミャンマー語が理解できてくると、私のバスに対する抵抗感も減りました。が、そのタイミングで日本へ一時帰国することに。 私がミャンマーを離れていた2017年には、路線バスの大改定があったようです。そしてヤンゴンに戻った2018年、確かに路線バス環境の変化を実感しました。停留所の屋根がついたり、バス停名が表示されたり。ダウンタウンとヤンゴン空港を結ぶ路線は路線図もきちんと表記され(英語あり)、アプリまで登場し、外国人でも利用しやすくなりました。 さらには料金のIC化も開始しましたが、こちらの普及強化はこれからのようす。今も現金払いが一般的で、車掌さんのいないワンマンバスでは、おつりが欲しければ、次の客が来て小銭が出るまで待つ、という暗黙のシステムも健在のようです。車内での盗難など問題も多いですが、見知らぬ乗客同士の譲り合い、親切心など、人情味溢れるミャンマーの良さも感じられるのが、路線バス。 バス料金は路線によって異なりますが、約15〜40円ほどです。もしヤンゴンで乗る機会があれば、ぜひ気を引き締めて楽しんでくださいね ![]() 写真:2015年に撮影したヤンゴンのバスです。 ![]() ------------------------------------------------------------------------------------------------- ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)への寄付・支援をお願いします→ MFCGの活動に寄付をする MFCG 団体ホームページはこちら→ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会 MFCG facebook にも「いいね!」をお願いします→ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)facebook公式ページ -------------------------------------------------------------------------------------------------- |
Posted by
鈴木
at 23:23