MFCGスタディツアールポ 〜2017年12月19日 (エミ・第4回) [2018年07月03日(Tue)]
MFCGブログスタッフを務めさせていただくことになりましたエミと申します。 アジアの医療と福祉に興味があります。スタディツアーの4日目の報告をさせていただきます。 4日目。事務所の掃除、昼食、病院訪問、市内マーケットに買い物、市内プチ観光、自炊をして1日を過ごしました。 事務所に全員集合し朝礼を毎日行っていました。 朝礼後に決められた場所の掃除を現地スタッフさんと共にさせて頂きました。大きな二階建ての一軒家が事務所になっていました。広い家なので掃除のしがいがありました。私はキッチンの床と窓などの掃除をさせていただきました。 ![]() 掃除が終わった後は、明日の診療巡回の準備をしていました。私たちも少しお手伝いをさせて頂きました。 明日は、無医村巡回と孤児院の訪問予定。私たちは、明日の子供さんたちとの交流作戦会議と孤児院への持参し寄付する衣服の準備など行いました。 その後、ランチを食べてマーケットに買い物へ行き病院訪問に同行させて頂きました。 病院長とMFCGスタッフ会議に参加。日本からのサポートチームであると紹介されました。MFCGの活動報告とデーターの共有。病院が少なく無医村巡回について名知先生、現地スタッフの方々の実績と評価は高い印象を受けました。各村から病院までも交通が非常に不便で、時間がかかったり高い医療費が払えなかったり。病院に通院できる患者さんは無医村では、ほとんどいない。現状の中で、MFCGの継続活動が今後も必要であり重要視されているような気がしました。日本でもそうですが、発展していくミャンマーと取り残されていく一部の地域での差による貧富の差の広がりも感じました。医療・福祉が誰でも公平に受けられる社会にするためには、たくさんの問題を根気強く1つ1つ解決していかなくてはいけないのだと感じました。 ミャンマーの医師制度について日本とは全然違うのも印象的でした。医師になりたいと思う人が医学部受験する日本と比べるミャンマーは医師になりたいと思っていない方々が医師になる仕組みでした。頭の偉い人が医師という職業に就く仕組みで元軍事政権と民主主義の違いなのかもしれない。そのためか、医師になったが数年で辞めて企業家を目指す若者が多いそうです。現在も、医療従事者不足が深刻な背景の一つの要因なのかもしれません。 病院前で撮影した写真です。横山医師と看護師の私。MFCG女医師さんと看護師さん。 ![]() 日本との違い。日本では、 保健師・助産師>看護師。ミャンマーは、 看護師>助産師。看護大学が少なく看護師さんの地位が高く人数も少ないのには驚きました。助産師の学校は多いそうです。助産師さんが日本の准看護師さんなのかなというような印象を受けました。出生率は多いが栄養失調などの理由で、大人になるまで育つことができない乳児・幼児が多い。処かわれば常識も異なる。国により常識も変わる。今後も継続して無医村巡回を続けていくことの必要性を強く感じました。 病院訪問後は、市内プチ観光。寺院に案内していただきました。 ![]() 観光後は、事務所に戻ってMFCGスタッフさんと一緒に夕食作り。日本料理として、ちらし寿司を現地の材料で作りました。 料理を作っている最中に、何度か停電もありました。日本では停電することは少ないですが、ミャンマーでは、よくあることでした。 ![]() 衣食を共にすることで現地スタッフさんと一緒に行い交流することができました。 行ってみないとわからないことが沢山あり。貴重な1日を過ごすことができました。 ------------------------------------------------------------------------------------------------- ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)への寄付・支援をお願いします→ MFCGの活動に寄付をする MFCG 団体ホームページはこちら→ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会 MFCG facebook にも「いいね!」をお願いします→ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)facebook公式ページ -------------------------------------------------------------------------------------------------- |
Posted by
伊藤
at 07:02